
12月に乗ったヒストリックカーはこれ、チンクエチェントことフィアット500でした。
これは現行モデルのデザインの元になったクルマで、1957年にデビューしたリアエンジン車ですが、フィアット500はまったく別のフロントエンジン車が戦前からあったので、実はこれ2代目チンクエチェントなんですね。
どうですこの顔の表情、なんだかとても動物的で、その人の好きなペットに合わせて、猫に見えたり犬に見えたりハムスターに見えたりしませんか?
これは12月中旬の初めのころ、丸の内周辺で現行フィアット500ツインエアと一緒に撮ったショットですが、2代目が手前にあるとボディの大きさの違いがはっきり分からないかもしれないですね。
実は2代目チンクエチェント、全長2970×全幅1320×全高1325㎜と、猛烈に小さいのであります。
小さな2ドア4座ボディの後端に収まるエンジンは排気量499.5ccの空冷直列2気筒OHVで、この1960年代後半の500Fは18psを発生、4段MTを介して車重520㎏を95km/hで走らせたのでした。
それにしてもこのリアビュー、フロントに負けずチャーミングですが、この新旧チンクエチェントに関しては、すでに発売中の『LE VOLANT』2月号、「C&C」のページをぜひチェックしてみてください。
Posted at 2012/12/29 16:29:24 | |
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