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吉田 匠のブログ一覧

2009年05月16日 イイね!

北イタリアをテストドライブしたのはこんなクルマ。

北イタリアをテストドライブしたのはこんなクルマ。15日に北イタリアのモデナを出発、アウトストラーダと山間部のワインディングロードでテストドライブしてきたクルマをチョイ見せすると、左の写真になります。

そう、このスポーツカーブランド、互いにご近所同士ではありますが、マラネッロを本拠とする 「F」 ではなく、まさにモデナに本社を構える 「M」 でありますね。

より正確に表現すれば、その 「M」 の某クーペの新バリエーション、ということになります。

ただしこのクルマ、日本での報道解禁日は6月22日とされているので、ロードインプレッションはそれ以降に発売される雑誌や、それ以降にアップされるブログを愉しみにしていただきたいんですが、同車の既存のバリエーションとはまた違う魅力を持った、かなり気持ちいいクルマだった、とだけ書いておきましょう。

そういえば前回のアップに対する996WGさんのコメントにあるように、本日16日はミッレミリア2009の最終日で、出走したヒストリックスポーツカーたちがローマを出てブレシアに帰り着く日ですね。

ブレシアはモデナから遠くはないので、ちょっと後ろ髪を引かれますが、僕らは今日の朝モデナを発って、ボローニャ、フランクフルト経由で帰途に着きます。
Posted at 2009/05/16 13:11:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月15日 イイね!

パヴァロッティ邸で夕食会。

パヴァロッティ邸で夕食会。昨日14日の朝に成田を経って、フランクフルト経由で北イタリアのボローニャへ、そこから迎えのランチア・テージスで走ること30分ほどで、モデナのホテル着。

自室に入って10分で身支度をしてすぐに向かった先が左の写真の家、モデナ郊外に建つ世界で最も高名なテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティさんの邸宅でした。

パヴァロッティさんご自身は2007年に71歳でこの世を去っていますが、その邸宅には今も奥さまと小学低学年と思われる可愛いお嬢ちゃんが住んでいます。

そこでは、僕ら日本組の到着を待って夜の8時から某イタリア車のプレスコンファレンスが始まり、それが終わった9時頃からテラスでのカクテルとあいなりました。

なので、テーブルについてディナーが始まったのはほとんど10時になろうという頃、それからパヴァロッティさんの弟子だったテノール歌手による“ナマ歌”の歌唱も含んでたっぷり2時間余り、最後にパヴァロッティさんの奥さまから挨拶をいただいて晩餐会がお開きになったときには、時計の針は12時を回っていました。

つまり、日本時間でいうと15日の午前7時を回っていたのですから、ちょっと眠かった。

で、本日テストドライブすることになるクルマのメイクは、ここモデナに本拠を置くスポーツカーの名門、といえばお分かりでしょう。

さすがイタリアの高級ブランド、世のなか不景気とはいえ食の愉しみとエンタテインメントを疎かにしちゃあお仕舞いよ、という意気込みさえ感じられる一夜でありました。

では、この続きはまた後日。
Posted at 2009/05/15 12:05:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月11日 イイね!

週末は、ジュニアZで Alfa Romeo Day へ。

週末は、ジュニアZで Alfa Romeo Day へ。写真は昨日の日曜日、「Alfa Romeo Day 2009」なるイベントの主催者からお誘いを受けて、アルファロメオ・ジュニアZを駆って長野県の富士見パノラマリゾートにいってきたときのもので、会場のトークショーステージ前に置かれた僕の1970年ジュニアZ1300と、その向こうに広がるイベント参加者&参加車たちの姿であります。

今年はジュニアZが1969年秋のトリノショーでデビューして40年目に当たる年なので、ジュニアZをメインフィーチャーするとのこと。

ついては僕にジュニアZでやってきて、アルファに関するトーク、および会場にやってきたジュニアZで争われるコンクールデレガンスの審査員をやってもらえないか、というオファーだったのであります。

14日からのイタリア出張を控え、その前に国内の試乗会が目白押し、しかもその間を縫って少なからぬ原稿を書かねばならないという究極の状況に陥っていて、正直なところこの週末は事務所にこもって原稿書きに勤しみたい気分だったのですが、いやいや、無理してでもいってよかった!

去年の暮れ以来、ほとんど5ヶ月ぶりに走らせたジュニアZは、ヒストリックなイタリアン小型グラントゥリズモとして僕にすこぶるディープな悦びを与えてくれたし、Alfa Romeo Dayでは色々な方々から声を掛けられ、極めてレアなヒストリック・アルファも目にすることができるなど、実にいい気晴らしになったのであります。

皆さん、「スポーツ」 という言葉には 「気晴らし」 という意味もあること、知ってました? 

だから、「スポーツカー」 = 「気晴らしをするためのクルマ」 でもあるわけですね。

そういう意味でもジュニアZは僕にとって、まぎれもなくスポーツカーなのでありました。

なお、Alfa Romeo Day に関して僕の別ブログで複数の写真を使ってもっと詳しくリポートしていますので、興味のある方はどうぞ!

Posted at 2009/05/11 11:18:00 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月05日 イイね!

964 伊豆に出掛けて 惚れ直し。

964 伊豆に出掛けて 惚れ直し。いやいや、GWもタケナワだというのに、Special Blog の同業の皆さん、なんだか働いてますな~。

僕は3日の早朝から964C2GTのステアリングを握って南伊豆に向かい、基本的にインターネットのつうじない親戚の別荘にお邪魔して2日間を過ごしてリフレッシュ、今朝、東京に戻ってきました。

とはいっても、もちろんPCは持っていきましたよ、で、原稿も書きました、予定したほど進まなかったけれどね。

で、上の写真にある新緑に囲まれた南伊豆の海から近い別荘も当然素晴らしかったけれど、往復にドライビングした964C2GTも素晴らしく、僕はあらためて奴に惚れ直したのでありました。

どこに、かというと、その「二面性」に、ということになるでしょうか。

つまり、空いた伊豆スカイラインなんかでは、スポーツGTに相応しいペースでコーナリングを存分にエンジョイできる一方で、国道414号線の天城峠のような追い越し禁止区間の多いペースの遅いワインディングでは、他のクルマと同じスローペースで流してもドライバーが過大なストレスを感じないで済む、という意味の「二面性」なわけですね、僕がいうのは。

で、その、スローペースで走ってもストレスを感じないで済む、というのは他でもない、964には例の “低速官能” がたっぷり備わっていて、ドライバーがそれを五官で愉しむことができるからであります。

つまり964C2は、飛ばせば愉しいのはもちろんのこと、飛ばせない状況にあってもそれなりにドライビングを愉しめるクルマであるわけで、まさに渋滞とは無縁でいられない今日の日本の路上で乗るに相応しいスポーツGTだと再認識したのであります。

そこで浮かんだ一句が、「964 伊豆に出掛けて 惚れ直し」 なのでありました。

なお、多数の写真がアップされた964C2GT伊豆出撃リポートに興味のある方は、僕の別ブログ 『TAKUMI YOSHIDA.log』 を覗いてみてください。

Posted at 2009/05/05 17:45:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月02日 イイね!

964 Carrera RS 標準タイヤサイズについて。

964 Carrera RS 標準タイヤサイズについて。ヴァルター・ロールさんとのことを書いたこの前のリポートについて、ポルシェ964カレラRSの標準タイヤサイズに関して 951and968 さんからコメントをいただきましたが、ちょっと誤解があるようなので訂正しておきますね。

951and968 さんは964RSのフロント、7.5Jマグホイールに225/45ZR17が純正標準サイズと書いています。

たしかにRSのホイールはC2のアフターマーケット用に使われているアルミの7Jカップスタイルホイールより0.5Jワイドな7.5Jマグネシウム製ですが、そこに履いたタイヤは225/45ZR17ではなく、205/50ZR17なんですね。

つまりポルシェは、ホイールハウスに余裕のないフロントタイヤをワイドにすることを好まず、その代わりホイールのリムだけ広くしてタイヤのサイドウォール剛性を上げ、205/50サイズから最大限のポテンシャルを引き出そうとしたのではないか、と考えられるわけです。

そこであらためて正確に表記すると、964カレラRSのホイールとタイヤ、フロントが7.5Jに205/50ZR17、リアが9Jに255/40ZR17ということになります。

上の写真は、世界的に有名なスイスの自動車カタログ年鑑『AUTOMOBIL REVUE』1992年版のポルシェ911の項をデジカメに収めたもので、向かって左がドイツ後、右がフランス語による表記ですが、右フランス語の下から8行目から「RS」のブレーキディスク径、タイヤサイズ、ホイールリム幅が順に明記してあり、pneus=タイヤ、AV=フロント、205/50ZR17、AR=リア、255/
40ZR17、jantes=ホイールリム幅、7.5/9J、とありますね。

さらに同年の964ターボ3.3も、フロントが7Jに205/50ZR17、リアが9Jに255/40ZR17と、フロントのリム幅はRSより狭いものの、標準タイヤサイズはRSと同じでした。

このように964RS、純正標準サイズのフロントとリアの幅と扁平率が明確に異なるからこそ、ヴァルター・ロールさんも僕も、最初は首をかしげることになったのでした。

ところが実際、1991年の夏にポルシェ本社で借りてイタリアのステルヴィオ峠まで往復したマリタイムブルーの964RS広報車も205/50ZR17と255/40ZR17の組み合わせで、メイクはわが日本のヨコハマA008Pでしたが、断じて過大なアンダーステアを示すことなく、オーストリアアルプスとイタリアアルプスのワインディングを、僕の意のままに駆け巡ってくれたのであります。

さらにその後、主に国内でも何台もの964RSを走らせましたが、標準サイズのタイヤでハンドリングに不満を感じたことは皆無でありました。

ちなみに僕が今、自分の964C2GTに履いているAutostrada Spread-M7鍛造ホイールとBS RE-050の組み合わせも、フロントが7.5Jに205/50R17、リアが9.0Jに255/40R17というRSサイズですが、すこぶる切れ味鋭く、しかもバランスのいいハンドリングを示してくれます。

さらにいうと、これは自分で試したわけではないので断定的なことはいえませんが、僕の信頼する某ポルシェ専門ワークショップのボス曰く、964に17インチを装着する際に、やはりフロントが205では細すぎると考えて225/45R17を選んだ走り屋のお客さんがいたそうですが、予想とは逆にアンダーステアが強くなって困っていた、とのことであります。

そこで結論めいたことをいえば、タイヤについてもポルシェ自身が設定した標準サイズの組み合わせにはそれなりの意味がある、ということではないでしょうか。
Posted at 2009/05/02 17:31:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
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何シテル?   09/29 17:49
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