報告が遅くなりましたが、僕が希望者の皆さんに旧いクルマのスムーズで愉しく安全なドライビングの方法を教授するためのCCDL=Classic Car Driving Lesson by Takumi Yoshida、その第1回は6月10日、よく晴れた箱根のワインディングロードを舞台にして開かれ、アルファロメオ2000GT、ケータハム・スーパーセヴンBDR、ポルシェ964カレラ2の3台とそのオーナーが集結、レッスンは愉しくも爽快かつ安全に、しかも参加者の皆さんに好評価をいただいて終了しました。
上と下の写真がそのときのもので、アルファとケータハムは東京と神奈川からの参加でしたが、ポルシェ964はなんと遥か神戸からやってきてくれたのですから、嬉しい限りでありました。
そこでCCDL、当然第2回に開催ということになりますが、公道を舞台にしていると他の交通とのアクシデントに巻き込まれることもあり得なくはないなど、安全上の問題が発生する可能性が皆無とはいえないという意見を周囲からいただいたこともあり、箱根を舞台にしたレッスンに関しては取り敢えず考え直してみることにしました。
そこで、コース占有料金の金額など様々な条件を勘案した上で浮上したのが、千葉県にあるスモールサーキット、ナリタモーターランドを使ってのレッスンでした。
ここはもともとレーシングカート用に造られたコースで、コーナーは多いけれどコース幅が広くないために複数のクルマによるレースは不可能で、1台ずつ走るタイムトライアルなどの競技やその練習に使われている場所です。
であるなら百聞は一見にしかずと6月下旬、MINIクーパークラブマンでそのコースを走ってきたのを収録したのが、下の写真と動画です。
コースは右回り、左回りともに可能ですが、動画はメインの左回りで走っているもので、最初は通常のとおりコース幅を一杯に使っていますが、3周目の中盤からコースの左側だけを使った、公道と同じ走り方をしています。
というのはこのコース、白線こそ描いていないものの、コースの真ん中に縦方向の舗装の継ぎ目が一周にわたってついているため、コースの左側だけを走る公道走行用の練習も可能なのです。
したがって、サーキット風にコース幅全体を使ったドライビングに加えて、一般公道を想定した左側車線のみのコーナリングが経験できるのも、本来は公道でレッスンをやりたかったCCDLの趣旨とマッチしているのではないかと思います。
しかもこのナリタモーターランド、東関東道の酒々井ICから20分ほどの場所に位置していて、東京からクルマで1時間半以内という圏内にあるという地理的条件も、多くの受講者諸兄にとって好ましいのではないかと思っています。
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箱根の場合と同様、基本的にman to manのレッスンをしたいと考えているので、一回の募集人員は5人とし、最初の開講は9月第2週後半、9~11日のなかの一日の午前中を想定しています。
ナリタレッスンの講習料は、箱根レッスンの35,000円に加えて、コース占有料金1人当たり11,000円の内の5,000円を主催者たる当方が負担、残りの6,000円を受講者に負担していただくことにして、41,000円(税別)ということになります。
なお当日は、東関東自動車道の酒々井PAに8時頃集合、9時から12時まで占有コースでレッスンの後、東関道近隣で昼食をとり、酒々井IC入口で解散、というスケジュールを予定しています。
そこで、9月9~11日というスケジュールなら参加してみたいという方がいたら、9~11日の内のどの日が希望かを含めて、その旨をブログのコメントもしくはメッセージで当方に知らせてください。
占有の予約は占有予定日より1カ月以上前であることが求められるため、9月初旬にコースを確保するには、現時点での申し込みが必須になるからです。
このリポートはすでにfacebookにもアップしていて、何人かの方々から参加希望をいただいていますが、現在まだ若干名の空きはある、といった状況です。
Posted at 2015/07/26 23:31:15 | |
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