(前回からの続きです)
デジタルスタンプラリー目的で
五木まで自転車でやってきたonimasa。
帰りのルートは走った事ない子別峠を越える事に。
五木から熊本県内最大級の大イチョウがある宮園方面へ走り
途中から脇道に逸れるように峠に向かいますよ。
『峠=険しい道が続くんだろうな~』
『距離11kmで獲得標高800mだから、まぁ斜度はソレナリでしょ?』
…てな事を考えつつ走ってると
思いのほか斜度が緩くて、拍子抜けですよ?
むしろ紅葉がキレイだった形跡があって
『来年は紅葉ピーク時期にもう一度走ってもいいかもね~』
…なんて事を話しながら
和気あいあい・平和な雰囲気でマッタリ走ってたんですが
途中から雰囲気が一変。
急激に斜度UP!!
激坂が目の前に立ちはだかりましたよ???
激坂って言っても上ったらすぐに終わるでしょ?!
↓
そのまま頂上まで7kmほど激坂の波状攻撃が続きましたw
もうやめて、onimasaの体力はゼロよっ!!
…てタイミングで、どうにか斜度が緩み始めて頂上到着。
やった~!
峠の頂上だ~!!
きっと絶景が見れるぞ~!!
↓
全くそんな事無くスルッとピークを越えましたw
余りにツンツンした子別峠の対応に困惑しましたが
とりあえずダウンヒルに備えて冬用アウターを着込んで下り始めると
ちょっと下った先に看板を発見。
子別峠(通称:こべっとう)
かつて五木村の娘たちは7~8歳になると方向へ出されるので
番所のあるこの峠で我が子との別れを惜しんだ
…とのことで。
大変な時代だったなぁ~と思いを馳せつつ、
さらにもう少し下ると眼下に絶景が拡がってましたよ。
え?
ていうか想像してたより標高が高くない???
サイクルコンピューターで確認すると
標高1000m超えてて2度ビックリ。
そりゃ延々と登らされるワケだ~…と白目。
で、そこから約7kmで一気に700~800m下りますよw
酷道・激坂ダウンヒルだー!!
この長い長い下り坂を
ブレーキいっぱい握りしめて、ゆっくりゆっくり下ってく~
…という“ゆず”の夏色の歌詞のような展開でダウンヒルしましたが
実際には楽し気な雰囲気はゼロで
砂利が浮き、轍だらけで、ブラインドコーナーばかりの激坂を
ブレーキレバーにギリっぱなしで徐々に低下する握力に恐怖を感じつつ
どうにか下りきる事ができた…という展開で
子別峠、、、恐ろしいトコロw
事前に聞いてた『交通量が少ない』という情報は確かにその通りでしたが
こんな酷道なら、そりゃそうでしょ~よ!とツッコミのひとつも入れたくなります。
個人的に熊本の激坂ランキング付けるなら
1位:子別峠
2位:釈迦院に続く坂
3位:二本杉峠
…って感じですが、、、
熊本の秘境・五家荘~五木には
onimasaが知らない激坂がまだ待ってるような気がしますw
『そう言えば、宮崎との県境にある“ぼんさん越”は走った事ないな~』
なんて事が頭をよぎりましたが
ぼんさん越は豪雨被害で全面通行止めになってますから~
アレー、走れないけどソレジャ仕方ないな~(棒読み)
まぁ、そんなこんなで子別峠のダウンヒルを終えたonimasa一行は
コーヒー休憩を経たのち
夕陽を浴びながら、無事に帰路についたとさ。
めでたし、めでたし。
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2023/11/23 09:12:50