電子防錆装置の取り付けと、ホントに効くか実験

みん友のコチラの方の145に
電子防錆装置を取り付けた。



最近のガレージ作業は、こればかり（笑）



昨年末にお猿2号機（145）、年明けに照雄小児（足車）、そして本日・・・
実に3回めなので、楽勝でしょう・・・と思いつつ。


で、氏の145を持ち上げると、





氏の145では定番の場所で腐食が始まっています。



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フロントサブフレームの取り付け部分に当たるボディが
錆びてきています。





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構造的に雪が溜まりやすいということ以外にも、
金属組成の違いによる電位差の影響も考えられるように思います。






因みに、もう一つの定番スポット、サイドシル下側・・・




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ギリギリセーフ。


赤っぽく見えるのは、下塗り（だと思う）。

だが、この部分は既にアンダーコートが剥がれてしまっているので、
暖かくなってから油性のゴツイ塗料（ノックスドール等）で
保護する必要がありそう。






北海道を冬道を走るイタリア車では、
錆ている状態がデフォのラジエタコアサポート。



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よく観察すると、巻き上げた塩カルを含んだ塩水が
乾燥し、再結晶しているのが目に入ります。








なにも手当をしないと、お猿1号機のごとく、これらの場所が
ミルフィーユの如く粉々になっていくのは自明の理。







錆の進行を遅らせるべく、
電子サビ防止装置を取り付けることに。

※本当に効くのか？実証実験に関しては後ほど・・・





犠牲電極にドリルで穴あけ（M6，M8）



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この145は珍しいフロントバッテリー仕様車。
バッテリーステーの意味不明な金具に「錆止め装置」を
取り付けます。




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フロント寄りの電極はバンパーサポートの処

悪天候時の走行後は必ず湿っている嫌な場所です（笑）



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フィアットのバンパーのネジは電気抵抗値が高い
（というか殆ど流れない←手で持っているほう）
ので、普通のネジに取り換え。M6





リア側は、タイヤハウスの内側を這わせて、
サブフレームの隙間の抜けて・・・



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アンダーパネルを這わせて



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リアブレーキのホースを固定している
ブラケットに電極を挟み込む。M8



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サラッと書いているが、結局は予定の30分を優に超える3時間コースｗ
DIYは予期せぬ事があり、細かいことで調整や試行錯誤がつきもの・・・

これと全く同じ手順で、
後日ムルティプラにも取り付けることにしよう・・・

次回は30分で作業完了するかもしれない（笑）








さて、みなさん興味がお有りかと思いますが、
電子防錆装置って、ホントに効くの？？





実証実験やってみます。





テストの方法はかうだ。



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溶接練習用テストピースを2個用意し、
一つにアースを落とし、
電極を取り付けて、夫々に酸を塗ります。



あとは待つのみ・・・





この後は、遅い朝ごはんを食べに近所のカレーラーメン専門店に！！



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氏の希望もあり、ラーメン店までの足は足車の照雄小児。
狭い路地や、ちょっとした曲がり角でリアタイヤ・ロック＆ドリフト
カウンター・パワースライドの連発！！


途中で運転交代して、「笑いが止まらん・・・」
時速40キロでも楽しい4輪駆動の本格FRスポーツカーを
楽しんでいただきました（笑）




因みに、夕方になってから、先ほどの実験結果を
見てみると、驚愕の事実が・・・




















全米が涙した、










その感動的な結末は・・・
















↓　↓　↓　↓　↓














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電極を取り付けたテストピースのほうが
錆が少ない。

また、電極のすぐ脇には錆が発生していない。



今回は塗装をしていない軟鉄に酸を振りかけるという
極端な条件で実験を行ったので、電極を取り付けたテストピースにも
少なくない量の錆が発生している。





今後は、実験の条件を変更して、
塗装の剥がれた部分に食塩水が降りかかる状態を想定して・・・



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1）電極+アース付き　


2）電極なし（比較対象）


3）電極なしでアルミ板を付着させたもの（参考）

を準備する。





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毎日朝晩、まんべんなく塩水をスプレーする方法で
1週間くらい経過観察してみる予定だ。



to be continued