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ファクトリーお猿のブログ一覧

2025年08月10日 イイね!

15年10万Kmでタイミングベルト交換

2020年5月5日に、すでに10年経過した走行距離6万kmのタイミングベルトを取り外したところ、全く傷んでおらず、そのまま組み付けたことをブログにしている。

そこから2年2万Kmくらい乗ってみようと思っていたら、気づけば・・・w




さて、今回はGWあたりにタイミングベルト及び水ポンプ、プラグ交換等の作業をしようと目論んでいたものの、
プジョーの調子が悪く、それに悪戦苦闘。本業が忙しくなっているので作業自体も捗らず・・・さらに、5月末には腰痛が発生し、DIYどころではなくなってしまった。

夏に長距離ドライブしようと思っていたので、ここはプロのこちらの方に作業を依頼して、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の経過をみていたら、劇症化し7月23日に即入院+手術。   https://minkara.carview.co.jp/userid/1302484/profile/

一週間ほど入院したので、私の退院後にムルティプラが完成という段取りとなっていたのだが、我が家に納車していただいたときに異音発生。

急遽、我が家のガレージで夜遅くまで分解していだだいたところ、当方が用意していたタイミングベルトキットのテンショナーベアリングの不良が見つかった。

我が家では、以前購入して長い間デットストックとなっていたテンショナー(*)を在庫していたので、それを組み付けていただき、作業終了となったのだが、こちらは製造から30年近く経っていそうなシロモノ。
(*)購入した10年以上前でも、純正の箱が風化していて当時でも15年くらい経っていそうな感じだったため、代替品を購入し使用せずにいたもの。


翌朝近所を走ると、2000rpmくらいでやはり盛大な異音が発生。
中のグリスが切れているのだろう。


とても乗れる状態ではないということで、急遽テンショナーを国内調達。

ムルティプラを使う予定があるので急遽完成させなければならないのだが、氏の予定と当方の本業の都合が合わず、退院後にもかかわらず、DIYすることに・・・

姿勢に気をつけて作業することとした。


作業内容は、エアコンベルト除去、補機ベルト除去、タイベル外し、テンショナー交換して組付け。

パワステベルトはそのままでもイケる。


1、カバー外し、マーク合わせでテキトーにTCD出しておく




2,カムカバーのリアカバーを外し、カム抑えのSSTをセットする

バルタイズレてると、SSTをがハマらない。
まずExhaust側だけSST掛けようとするが入らないので、クランクを少し回して合わせる。

ここでExhaust側のカムスプロケットを緩めておき、Intake側も同様の作業をする。こちらも,SSTを掛けたら、カムスプロケットを緩めておく。










3,ここでベルトとテンショナーを外し、新しいベルトをかける。
ここでテンショナーをぎゅっと締め上げる。






プーリーに分度器を取り付け、針金の芯を0度に合わせる。

クランクを10°正回転したときのピストン沈下量を計測。

今度はクランクを逆回転させ、ピストン沈下量が同一となるクランク角度を求める。




例えばここが-8°だった場合は、真のTDCは分度器の目盛り1のところである。

このあと、真のTDCの前後10°のピストン沈下量が同一であることを確認したら、
2つのカムスプロケットを締め上げる。


これで、設計図どおりに正確にバルタイを設定できる。


実用エンジンなのに、レース用のような緻密さを求められるこのエンジン。
イタリア車らしい活発な吹け上がりが楽しい内燃機関である。





4,ベルトのテンションは、中央より少し低いくらいにする。






5,エンジンを温めながら、テンションのかかりすぎが見られないか確認する。





エンジンが熱膨張しても、テンションゲージは半分以下とする。





6,ついでに、排気系のフロントパプとセンターパイプの付け根のクランプを限界だったので交換。







異音はなくなり、快適。

やっぱり家族車はこれがいい。
Posted at 2025/08/11 01:16:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2024年11月23日 イイね!

車検から帰ってきたらエンジンがかからなくなった

既に我が家に来て走り始めて20年を過ぎたムルティプラ。
最近は我が家を離れて車検等に出すと決まって調子悪くなる。



先日、車検帰りにエンジンチェックランプが点灯し触媒エラーというエラーコードが出たことをブログにした。

が、以前からエンジンがかかりにくいことが偶にあり、最近は頻度が増しており、妻が運転しようとすると決まってエンジンがかからず、配線やエンジンを叩いたりするとエンジンが始動していた(笑)




先週エンジンを揺すったりして妻が乗り込もうとしたムルティプラのエンジンをかけたのが最後、そのまま自宅に帰還し、そのごDIYで点検していたら全くエンジンがかからなくなった。

とうとう廃車か・・・と妻は思ったようだが、



おそらくは「クランクシャフトセンサー」ではないかと思っていたので、
ある程度楽観視していた・・・





本日朝、再度FiatECUScanを繋いでみると「ビンゴ」!







リフトアップしてクランクセンサーを取り外す。







これで呆気なくエンジンは始動するように。
最近は忙しくて、なかなか整備ができずに1週間くらいガレージで不動産と
化していたムルティプラだが、本日「動産」に復帰。


診断がつくと治療は速い!

ちなみに、古いクランクセンサーの配線は一部被覆が滲んだエンジンオイルの天麩羅になっている部分があり、リークがあったのかもしれない。





気を良くして、先日購入しておいたマフラーフロントパイプの蛇腹も交換することに。

純正部品の蛇腹だけを取り替える作戦で用意していたものだが・・・
なんと、パイプの採寸を間違えており、思ったより太かったため装着できず!





純正パイプの外径は約50mmφあったのだ。
アリエクの蛇腹の内径は48.6mm 駄目だこりゃ





以前、フロントパイプと蛇腹がセットになった社外純正品を購入してたことを思い出し、ガレージで埃を被っていたこちらをセット。





ここだけ新車みたいw

この社外の純正相当品、以前組み付けたときはジャバラ部分がサブフレームに干渉して使用できなかったのだが、今回は大丈夫。

エンジンマウントがヘタってきて、エンジンが下がったからなのか?
以前、触媒とエキゾーストパイクの間の溶接が外れたのをDIY溶接で直したときに
うまい具合に角度が変わったのか・・・

定かではないが、無事装着できたので良しとしよう







ムルティプラは、これまでで一番と言っても過言ではない調子よくエンジンスタート!!

機械ものはきちんと整備すれば30年くらい持つ。
バスや鉄道車両はそのくらい走ってますからね・・・


ということで、家族車はこのまま、まだまだ続投です。




さて、我が家のもう一台20年選手のプジョー206SW。

こちらは車検前にスマホアプリOBDScanでエラーを消して臨んだのだが、
その後すぐエンジンチェックランプが点灯して目障りなので、黒のビニテで隠したw

エンジンのエラーは、センターコンソールのモニターにもご丁寧に
antipollution failureとか出るので、見なければ良いかと。

こちらもできるだけ解決しておきたい。

エンジンが十分に温まったときに、低速走行や車庫入れするときに突然エンストする症状も直しておきたい。





EGRバルブの不具合?
インテークのバキュームセンサー(MAPセンサ)
吸気音のセンサーなど




EGRバルブは145やムルには付いてない。

作動チェック、とりあえず固着してはいないようなので・・・





MAPセンサーや外気温センサーもクリーニング






これでしばらくエラーが出ないことを祈る。

プジョーのほうも、ワンチャンクランクセンサーの不具合かもな・・・

Posted at 2024/11/23 21:37:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2024年03月10日 イイね!

ムルティプラ エンジントラブルは突然に

関東の大学に通う息子が帰省している。
アチラで免許を取ったようで、車を運転したがる。

関東では義父のプリウスを運転して買い物に行ったりしているようだが、そもそも運転が面白くないことがあり
北海道の広々とした渋滞のない道路をマニュアル車で駆りたいようだ。

家族で行きつけのカレー屋にて夕食を済ませたあと、婦女子を自宅で下ろして給油しに行ってくる!という名義の
裏山テストコースで息子に運転させてドライブを楽しむことに。

小さい頃から、基本的な運転の仕方を教えているので、初心者とは思えない滑らかな走りをするが、
途中からかなりの大雪となり、新雪路面となったので息子にその走り方をレクチャーしようと交代してレッドゾーン手前までフルに使って山道を走ること数分・・・

突然トルクが落ち込み、エンジンチェックランプが点灯。
フィアット500ツインエアーみたいな音を立てて、
アクセルを踏んでもスピードが乗らなくなってしまった。


あぁ、1気筒死んだな!
エンジンの音が変だろ?
新雪がインテークに吸い込まれたり、どこかセンサーに付着してるのかも?
帰宅するまでに自然治癒するかな?

などと言いながら、低速走行で自宅に帰還。




興味津々の息子を引き連れて、
自宅ガレージにムルを入れてエンジンルームを開けて見たものは・・・







2番シリンダーのプラグコードが浮いている!




今回は、一発目の視診により確定診断!

2番シリンダー死亡







プラグコードを外すと、
2番のブラグの上に腐食した金具みたいなものが
鎮座している。









よく見るとプラグコードの金具のところでコードが完全に破断しており
その金具がプラグがわに残ってしまっていた。





金具を磨いて、接点回復剤を塗布して、










プラグコードの外皮を剥いたあと、内部の電線部分の薄い被膜を
バーナーで炙りこすり取り、





北海道だと一家に一台は普通にあるとも言われている
プレス機を用いて金具をかしめる。






その後、元あったようにプラグコードを組み立てる、





だいたい、そんな感じに合わせると、

ちょっとだけ長さが足りない感じもあったが、

取り回しを変えてなんとか届かせる。



電気抵抗値も計測して、まぁこんなもんだろと。





その後息子を引き連れテストドライブ。

アイドリングからしっかり安定し、

元通り!




一般家庭だと、古い車のって壊れた!ってなると、
もう夜だからディーラーやってないし、
明日買い物行けない!

こうして、新しい車を買うことに相成るのだろうが、



こうしてガレージに突っ込んで1時間しないうちに路上復帰できる我が家だと
その必要がないのわかるかい?と息子に説明する。



ということで21年選手のムルティプラ、まだまだ現役で働いてもらうことになった。

さて、プラグコードは発注しておこうと。


46413088 - CABLE HARNESS




Posted at 2024/03/10 01:44:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2022年10月23日 イイね!

ムルティプラ、水温センサも

ムルティプラ、水温センサ変えてみた。










musao244さんのコメント参考に、
前から疑っていたこちらを替えてみました。

Facet 7.3286

46753479
60816476
46753479
71718201

Posted at 2022/10/23 12:39:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2022年10月20日 イイね!

ムルティプラのアイドリングがおかしい

ムルティプラのアイドリングがおかしい







以前から寒いときに、アイドリングの不調が見られたムルティプラ。
最近はたいして寒くない時(15度程度)でも、調子が悪い。


具体的には、始動直後は通常のアイドルアップ状態なのだが、
何もしなくても約30秒後に1800rpmくらいまでアイドルアップ。

その後、水温がかなり暖まっても信号待ちでは、1300-1400rpmくらいで推移。
かつては、水温が十分に暖まった状態(水温計メモリ3~4程度)で
一度エンジンを再起動させると、正常に戻っていたのだが、最近は
程なくして、1300rpm程度で推移することが多い。


なんとなくアイドリングも不調で、変なバイブレーションがあったり、
ブレーキをポンピングすると、アイドリングが異常に上昇したりする。


信号待ちから発信する時、ブレーキから足を離すと、それだけでも
一時的に1500-1600rpmまで上昇してから、また1300rpm程度のアイドリング状態となったり・・・









つまり、アイドリングのコントロールがうまく言ってない。
ブレーキのサーボなどで吸気量が変化した時の調整がおかしい・・・

つまり、アイドリングコントロールバルブの不調ではないか?





ということで、バス通りを挟んてお向かいの離れにおいてある部品取り車両から
アイドルコントロールバルブを移植してみた。





部品取り号は、アイドリングの異常は見られないので、
効果が期待できるハズ・・・
このあと走行してみるつもり。





おまけ、ムルの冬タイヤ交換に合わせて、マフラーゴムの交換。
今回はAliexpressの赤色。

自作オイルキャッチタンクには、ブローバイが溜まっていた。
エンジンオイルそのものやん・・・?





冬支度は、ミネラルオイルをとにかく吹きまくるだけに変更したので、
すごく気楽・・・(以前のブログ参照)




最近は、ビッグプロジェクトが進行中で、
なかなか車いじりが出来ない状態。

ブログ更新が滞り気味になると思いますが、
細々とDIY関連の記事を上げていきますので
よろしくお願いします。
Posted at 2022/10/20 12:45:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記

プロフィール

「15年10万Kmでタイミングベルト交換 http://cvw.jp/b/398935/48592665/
何シテル?   08/11 01:16
アルファ145、ムルティプラ、プジョー206SW乗りのお猿です。 広島県生まれ東京育ち。 物心ついた頃からクルマ好き。 大学卒業に合わせて、 満員電...
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