pr-sachiのブログ一覧

　滋賀県にお買い物に行った帰り道、里の紅葉具合をチェックしたくて信楽周辺を彷徨っておりました。先ずは三雲から県道53号でアセボ峠を越えました。　美しいワインディングゆえ、それなりの処置が施されています。続いて県道16号で大鳥居まで。新名神高速の近江大鳥橋を下から見上げて一枚。中々印象的な橋梁ですよね。その後は県道12号で信楽を目指します。肝心の紅葉はピークを過ぎていたり、色づきが悪かったりして、ダメでしたね。最後はR422に辿ってこちらでまたまた物色。この日は珍しく財布の紐は固かったです。

　琵琶湖米原付近にて夕暮れを迎えました。比良山に沈んでいきます。
　対岸で見た日の出はこちら。

　路線名としては滋賀県と岐阜県を繋ぐ県道となっているのですが、実際は県境の品又峠が未通で分断県道となっています。岐阜県側の様子は前回こちらで紹介してました。醒井からr19を伊吹山目指して北上。R365の交点から先が県道です。久しぶり（スキーに行って以来）に走ったのですが、過去と比較するとその改良ぶりに驚きました。特に姉川ダム周辺。写真の奥伊吹スキー場まで快走路が続いています。交通量少なくマイペースで走行できて気分爽快でしたね。盲腸線でも問題なしです。

　カメラハイクの一団が立派なカメラを携えて撮影会をしておりました。居醒の清水と呼ばれる湧き水を源とする地蔵川の清流がイイんですよね。写真の如く、梅花藻が小さな白い花をつけていました。順番待ちで撮影したのですが、思うような清涼感溢れる写真が撮れませんでした（残念！）　居醒（または醒ヶ井）の名前の由来は古代の英雄ヤマトタケルノミコトがこの水を飲んで、体力気力を回復した故事にちなんでいるようです。ちなみに三重県の語源もヤマトタケルノミコトに由来してます。酷暑の時期には納涼気分を味わえる場所ですので、近くにおいでの際は是非お立ち寄り下さい。

　彦根で昼食を頂いた後、中山道の宿場を訪ねてみました。江戸から数えて６３番目の宿場である鳥居本です。彦根の北、名神高速とR８の間にその宿場は残っています。写真は、宿場の中ほどに佇む有川薬局。現在でも赤玉神教丸と呼ばれる健胃薬を販売しています。なかなかの風情ですね。この後は、東（江戸）に向かって摺針峠を越え、名神高速の真横を細々と辿って６２番目の番場宿へ。さらに進むと、米原JCTの下を抜け、６１番目の醒井宿に至ります。名神高速の建設で道筋は完全に残っているわけではありませんが、宿場や街道の雰囲気は十分に味わうことができます。