春先に会津盆地に出向くと北に聳える白山が気になります。存在感が半端ないこの山は飯豊山。飯豊山と愛車を撮影する場所がないかと探っていたところこの峠を発見しました。ですがこの峠はR113から山中に入りまたR113へ戻らなければならないようで、引き返す事が嫌いな小生にとっては後回しにしていました。そのような時に某宿主(有名なお方です)のサイトを見ていたら吾妻連峰を越える大規模林道があり福島県に抜けられる事が分かりました。で、出向いた次第です。国道・県道を繋いで峠に到着。ですが南に聳えるはずの飯豊山には雲が。チラ見程度ですので再訪決定ですね。次回は一本桜が咲く時期の少し後ぐらいを考えています。峠からは極楽峠や九才峠を越えて南下。道幅は狭いところもありますが大きな問題は無く走れます。いよいよ大規模林道の入り口に到達。その様子は次回に。粘るね〜。
午前6時米沢のホテルをスタート。先ずはR13で東の奥羽山脈へ。この中央分水嶺を越える各交通機関の歴史は堪りませんね。国道は栗子山隧道の旧道、東西の栗子トンネルがある現在のR13、そして栗子トンネルの東北中央道。鉄道は4連スイッチバックのあった奥羽本線や山形新幹線。最も古いのはこの県道の元となった米沢街道でしょうか。 R13板谷大橋から県道に入ります。道幅は狭いですが特に問題無し。板谷駅を見学後さらに登って行く。豪快な野湯がある姥湯温泉や巨大なスノーシェッドが残る峠駅との分岐点を左へ。鉄関係者や温泉マニアがブラインドカーブから現れることを予想しながら運転しましょう。峠駅では新幹線の通過を体験し、シェッド内での記念撮影(下の写真)。名物の峠の力餅は7時で既に営業中。県道に戻り板谷峠(755m)へ。道はグラベルと化してきました。現在、風力発電所4機を建設中。さらに風情が損なわれるかな。峠の下りで撮影したのが最初の写真。この先もそうなんですが以前走った時と比べて舗装がめくれ悪路となってました。米沢側から登るのは避けた方が良いかな。大沢の集落で郷愁を感じ、新幹線の踏切で止められるという意外性を体験し米沢市街へ入って行きました。この県道は記憶に残る好事家向けの名県道ですね。
時刻は17時を回っていたので蔵王はパスして最後の一本を走ります。南陽市と米沢市の東部を走る置賜東部広域農道(通称ぶどうまつたけライン)です。北から走ると、ぶどう→山→ぶどう→山→ラブホと言う感じですね。完成してからある程度の年月が経過しているので補修が目立つ場所も。印象的な一枚を選ぶとどうしてもこの場所になりますね。ビニールハウス越しの置賜盆地です。眺めの良い場所は思ったより少なく、運転に集中する時間が多かったかな。ぶどうは理解できるとしても、まつたけは?と思ってヤホーを検索すると、北部にある高畠が有名な産地らしいです。年一回は高畠産松茸を食べたい山形県人という叫びを発見しました。最後はR13に出会い今宵の宿がある米沢に向かって万世大路を下って行きました。米沢牛は無理でもラーメンぐらいは食べるかな(この日2杯目ですね)。この日の走行距離は459㌔でした。
仙台と山形を結ぶr62の二口峠が開いたという情報があったのですが自重しました。それで一つ南のR286の笹谷峠を越えることにしました。普通は山形道のトンネルで一気に抜けてしまうのですが、屈曲路の線形美に惚れて山形側から登り始めます。九十九折れのスタート地点で撮影したのがこちら。交通量極小の峠道と地図にありますが意外に交通量がありました。歴史あるそして県都同士を結ぶ幹線にしては頼りない道幅と深いカーブ。冬季閉鎖もあるし。県境手前の駐車場に車を止めて山形側の鉄塔を撮影したのが先日の一枚。そして宮城側の鉄塔を撮影したのが下の写真。展望風景も見事なのですが鉄塔を撮りたくなる不思議な峠。宮城側は山形側に比べると穏やかなルート取りで笹谷ICに至ります。帰路はもちろん高速にて数分で山形へ戻りました。先ほどの山越えの苦労が嘘のようでしたね。
R47を行きます。鳴子温泉や鬼首温泉は素通り(荒湯地獄に行きたかったが、この天気ではね)。山形県に入りラーメンを頂く。消費量日本一の県ですから、ふと立ち寄ったお店でも味良しコスパ良し。県道28号に入り「奥の細道」最大の難所と書かれていた山刀伐峠へ。県道はトンネルにて峠を抜けますが、小生はもちろん旧道を選択。東側のブナ林の登りはイイ感じでした(写真)。道のクネリ具合とブナ林の間隔が絶妙なバランス。今回の東北遠征で思わず声を上げた瞬間でした。ただ芭蕉が歩いた当時の道はこの斜面を直登する感じだったのでキツかったでしょうね。西側の下りは印象が薄く写真や記憶に残ってません。尾花沢からはR13にて南下。流れが良く程なくして天童へ。さらに村山東部広域農道を走ったりして次の目的地へ。途中で潜った約2㌔のべにばなトンネルは立派でした。![]() |
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その他 その他 ダホン自転車(Mu p8)や公共交通機関による紀行・旅。 |
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