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　栗駒山から鳴子温泉に至るルート取りは迷走していた。勘とナビを頼りに県道等を繋いで南下。途中で出会った二つの場所を紹介したい。まずは栗駒正藍染。自然に従って（加熱せず）藍を発酵させて染めているのは日本でもここだけなのだそうだ（写真）。また藍染の全行程を一貫して行っているのも珍しいこと。主屋の横に体験施設があり食事もできます。もう一つは細倉マインパーク。現在は旧細倉鉱山の坑道を活用して作業風景やその歴史を展示している模様（残念ながら入場してません）。ネットで検索すると「マインパーク丸くなった」とあったので、過去の様子をググるとかなりカオスな展示が出てきました（気になる方は是非どうぞ）。また、マインパーク前駅跡や廃線となった栗原田園鉄道線などもお好きな人にはグッと来るのでしょうね。

　奥羽山脈を越えるＲ108のバイパス道路の呼称で、秋田と宮城を結ぶ通年走行可な幹線道路となっている。ｒ310から秋ノ宮温泉で合流すると、快走路が目の前に展開する。県境の鬼首トンネル（写真）を抜けると鳴子温泉向かって下って行く。この区間もそれなりの速度が出たことは告白せねばならぬ。時間があれば、鬼首の間欠泉や片山地獄・荒湯地獄へも立ち寄ってみたかったが、時刻は６時前。今宵の宿がある山形市内までは、まだ相当の距離が残されている。　さあ、もうひと踏ん張り。

宮城県石巻市の牡鹿半島の先端にある公園。

江戸時代に仙台藩の異国船見張り所があった場所。

金華山・網地島などが見渡せるはずなのだが、

この日はヤマセの影響で眺望はききませんでした。