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　２月のドライブ日和に紀伊半島を一周した時の画像。常々反時計回りで周回することが多いのだが、今回は時計回りに三重県から和歌山県へと進んでみた。潮岬を越えて、白浜までの海沿いルートが記憶以上にキレイだなと感じた。さらに、周参見からＲ４２の旧道である和歌山県道243号日置川すさみ線に入って海の景色をより楽しむことにした。釣り客以外は利用していないので心ゆくまで景色を堪能できます。半島の三重県側にはこのような旧道は残っていないですね。日置川まで数キロですが楽しい一時でした。

　このブログを読んで立ち寄ってみました、和歌山県道235号線。1.7ｍ規制は先刻クリアしたので問題なしなのですが、2.0ｍ規制はやはり樹木でしょうね。1.8ｍ超のカングー君でもピシピシと枝が当たっておりました。夫婦松峠の切通しも乙でしたが、個人的にはここでお尻がシュッとしましたね。両側が切れており車から降りるのも一苦労でした。狭い区間が続くこの県道、地元の軽トラしか走行しないのではないでしょうか。路面は43号に比べるとマシですが。好事家はどうぞ、って道です。

　県道43を終点まで辿る時間は無いので、途中で林道小匠小森川線をトレースして那智勝浦町へ戻ることに。この林道、立派なトンネルで先ほどの険道部分を抜けて行きます。ワザワザ43号でお山を越える必要はないですね。林道は走行には何の問題もありません。ただ、ハッとしたのはこの案内板（写真）。「事故発生」との表示にビビってしまいました。先日の崩落事件もありますから暫く様子を見ていたのですが、煙も出てきませんし、恐る恐る突入してみると見事に何もありませんでした。単なる注意喚起のようでした。

　那智勝浦と古座川を結ぶ全長約60㌔の険道。1.7ｍの最狭区間を抱える和歌山県道の中では有名な路線ですね。現在は口色川で通行止ですが安全な迂回路があります。例のハイライトの区間（写真）は通行可です。坂足の民家が尽きる場所からはかなり荒れた路面が続きますし、最狭区間は慎重に走らないとやはり痛い目に遭いますね。古座川町に入ると高低差はありますが安心して走れます。この道、自衛隊の施設隊が地域住民の為に開鑿したとの碑がありました。本当にご苦労様でした。

　那智大社や青岸渡寺へ向かう熊野古道の一部、大門坂。約500ｍ程の石畳の両側には御覧の通りの巨木が聳えており風情満点。時には車を止めて、自らの足で古の道を辿るのもイイですね。那智大社までは30分あまり、大滝までは50分あまりですかね（個人差あります）。那智から先の熊野古道は本宮に向かって大雲取・小雲取を越えて行きます。流石にここは徒歩にて越える自信はありません。林道を使わせてもらいます。