pr-sachiのブログ一覧

　r43号の狭路区間を無事通過し、林道を繋いでやって来ました小匠（こだくみ）ダム。堰堤の上を通過するのはR169七色ダムやR425池原ダムでお馴染みですが、ここは堰堤を通り抜けられることで某ファン達の間では有名です。写真の通称「ギロチン」と呼ばれる非常時のスライドゲートが上部に備え付けられています。ただ、残念なことに現在改良工事を行っており、この林道はもう通行することはできません。新しい取り付け道路をダム上方に建設中です。愛車をギロチンの下に止めて一枚撮影することはもう永久にできないようです（泣）

　県道46号の次は大雲取林道を予定していましたが通行止。仕方なく別の林道にて県道43号へ下ることにしました。この43号、過去に走破したことがあるので今回は高野林道の交点まで利用するつもりでした。途中で出会ったのがこの大規模な修復箇所です（写真）。改善とか整備という文字から程遠いと思われているこの県道ですが、ここの復旧にかなりのお金を掛けた模様です。さらに進んでいくと、ヤバイことが判明。高野林道が通行止めで小匠まで抜けられないとのこと。と言うことは、例の区間を走るしか選択肢はなくなりました（泣）

　東紀州も高速道路や自動車専用道路の完成で便利になりましたね。所要時間は過去と比べるとイメージで半減です。唯一我慢を強いられる新宮市内を抜けて和歌山県那智までやってきました。2011年（平成23年）にこの地方を襲った台風12号で甚大な被害がでたのですが、その復旧も順調に進んでいるようです。前回、「道が無くなっています」と言われた県道46号も問題なく走れます。大滝を過ぎて、旧那智山スカイラインを登坂して行きます。眼下に勝浦の海岸線が広がります。終点の阿弥陀寺にて撮影したのがこの写真。遠方からも目印となる巨大なお寺のマークが印象的でした。こちらのお寺、過去に参拝したことがあるので、今回は先に進ませてもらいました。

　かつてこのブログでも何度（①・②・③）も紹介したことがある紀伊半島を縦断するＲ371。今回は県道龍神十津川線から未供用となっている場所へ行ってみました。先ず県道から南に延びる2キロ弱の快走新道をチェック。その後、少し県道を引き返して連絡道路となっている地道から完成している反対側終点をチェックして来ました（写真）。完成までに時間が掛かっている印象があるこの区間ですが、撮影中にダートから関係車両がやって来ました。建設が続けられているのですね。調査終了後、方向転換して完成している道を中辺路町へ向かって快走しましたとさ。

　道の駅「奥熊野古道ほんぐう」で作戦会議。Ｒ168を北上して奈良県のお山を徘徊することに。先ずはＲ425の状況視察。依然として龍神へは抜けられないようです。その南にある県道735はどうかと訪ねたら、この日は時間通行止が解除でした。狭い道をウネウネと走り続け、ようやく引牛越（710ｍ）らしきところに到着。さらに進んで県境に至ったのですが、ここも素っ気ない印象。山村集落を繋ぐ道としては風情がありますが、いまひとつ盛り上がりに欠ける感じでした。やはりＲ425を走りたいですね。