pr-sachiのブログ一覧

　R304から南砺スーパー農道へ入ってみました。名前はスーパーですが普通の田園路です。砺波平野を環状に走っているらしいのですが、全容は不明です。当方は城端から井波に行く際の利用。途中で散居村の遠望を撮影したくて山側に迂回してみました。それがこの写真。もう少し俯瞰できれば良かったのですがね。暫く写真撮影で時間を費やし、井波の道の駅で休憩。井波は豪華な寺社彫刻や精緻な欄間細工で有名なのですね。次回は八日町通りとか別院瑞泉寺を観光をしてみたいものです。城端の街歩きも入れるべきですね。再出発して、カングー君は本日のメインであるR471の探索に向かいました。

　R304五箇山トンネルを利用せずに、たいらスキー場へ向かう旧道を使います。道幅は十分です。思わぬ直線道路もあってやや拍子抜け。狭いトンネルを抜けると散居村が展望できます。道は狭路に変貌して崖際を下っていきます。途中のやや広がった場所で撮影したのがこちら。トンネルの南と北でルート取りや道路状況がこれほど変わるのは予想外でした。個人的には断然北側が走り甲斐がありました。人喰谷などという恐ろしい名前の谷に出会い、トンネルの横をすり抜けて国道に合流。こちら側には脇に寄せられた通行止めの看板がありました。好事家向けのルートですね。

　五箇山へ出向いた目的の一つはここでした。相倉の集落からR304を登っていきます。途中で右折してクロスカントリー場へ進みます。案内板に従って山中に分け入ると終点の天柱石に至りました。木々に覆われて全貌は見えませんが約60mあまりの巨大な岩が聳えています。超古代文明の遺構とか宇宙船の名残とか言われてますが、真相は謎。自然のパワーを感じることができる場所ですので、もし興味があれば訪れてみて下さい。
　エネチャージを済ませて、次の場所へ向かいます。例の旧道区間ですね。

　菅沼を過ぎて、相倉へ行きます。２３棟の合掌民家が残っています。世界遺産に登録されており、早朝から観光客が多いですね。駐車代500円を協力金として徴収されました。以前はなかったような気がしますが。集落内を散歩して入り口付近に戻ってきました。この日は田植えのイベントを開催するようで、ご覧の通りの感じでした。長閑な光景ですが、かつては民家の床下で加賀藩の統制のもと火薬の原料である塩硝を作っていたようですね。その塩硝を隠密裏に金沢へ運んだのが、開かずの県道である富山県道52号福光上平線。そんな訳で、この県道で金沢まで辿ってみたいと思っているのですが、苦節１５年あまり未だ実現しておりません。最近ではもう無理かなと思って諦め気味です。

富山県南砺市相倉にある合掌集落。

菅沼集落と荻町集落と共に世界遺産に登録されている。

豪雪地帯なので冬場に行くことはあまりない。

写真は師走中旬午前中の様子。