pr-sachiのブログ一覧

　御岳山の北斜面から西斜面にかけて、具体的に言うとチャオスノーリゾートから濁河（にごりご）温泉までは森しかない。シラカバ、ダケカンバ、カラマツの林を岐阜県道435号は辿って行く。かつては路面の状態が酷く、ひび割れたり波打ったりしていたのですが、現在は補修されて相当マシになってます。対向車は営林署の車1台のみでした。山深い御岳を味わいたいならこの辺りはおススメですね。ＧＳやコンビニはありませんから準備万端でお願いします。

　長峰峠を越えて長野県から岐阜県へ。日和田高原を目指してＲ361からｒ463に入る。かつての定番スポットだった白樺林が存在するのだが、行く度に幻滅してしまうのは何故かな。チャオ御岳スノーリゾートがあるため道は快適。国道より立派です。ｒ435に遭遇して左折。坂道を登って行くとスキー場の駐車場の反対側にこの場所があります。「飛騨御岳尚子ボルダ―ロード」の記念碑と乗鞍岳を背景に一枚撮影してみました。尚子とは岐阜県出身の高橋尚子。ここでトレーニングをしたのでしょうかね。ボルダ―は要らないように思いますが。北斜面の開発はこのスキーリゾートまで。この先は私好みの道となります。その様子は次回に。

　田ノ原天然公園から未踏の倉越パノラマラインを目指そうかなと考えていたのだが、またしても宿題として繰り越すことに。ｒ20からＲ361の九蔵峠に出て小休止。時間的には御岳は逆光となってました。Ｒ361をさらに進み御岳が再び見えるポイントで撮影会。ススキ越しの御岳を狙ってみました。開田高原、大規模な資本による開発もなく隠れ里のような雰囲気があるので個人的には心のオアシスと言った感じです。富士山や八ヶ岳が観光色に染まる中、御岳や開田高原は昔と変わらぬ場所として今後も残って欲しいです。

　山で食べるオムスビ美味い！　道の駅「三岳（みたけ）」で購入した田舎味噌が塗られたオムスビを田ノ原公園の展望台で頂きました。素朴なお味に舌鼓です。いつも車中食が多い変態ドライバーですが、この山の景色を見せられては下車して弁当タイムにしなければなりませんね。遠方に見えるはずの穂高連峰は雲にお隠れですが、それでも開田高原を見下ろす眺めはイイですね。例年と比べるとやや紅葉は遅れているかな。でも御岳の上の方は紅葉していますよ。

　秋の定番ドライブコースとして、御岳→野麦峠→安房峠→せせらぎ街道なるルートが存在するのだが、今回は変化を施してみた。いきなり開田高原に入るのではなく、御岳の南斜面を田ノ原天然公園（2,280ｍ）まで。盲腸ルートなのでまた引き返す必要があるのだが、これ程御岳に接近できる車道はない。頂上まで約３時間なので登山客の車で駐車場は一杯。写真は田ノ原に向かうスキー場のクネクネ道で撮影。いつになく快晴なので心が躍っています。背後には中央アルプスが超然と聳えています。牧尾ダム周辺は退屈ですが林道の展望にはハッとするものがありますよ。是非どうぞ。