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　この季節に紀伊半島を時計回りに周回すると、必ず海水浴渋滞に見舞われます。ですから、渋滞の無い東側をゆっくり帰ることにしました。途中で古座川に沿ってしばらく走り、r227に入ります。奇岩奇石が多いこの地方でも、写真の虫喰岩は少し趣きが異なります。規模は海金剛や橋杭岩と比べると小さいのですが、凹凸感のあるフォルム、表面の虫が喰ったかのような形状は独特ですね。県道の脇にあるので、車入りで撮影できるのも○です。驚いたことに反対側に道の駅が出来てました。こことか瀧之拝太郎とか、道の駅って要るのかな。

　荒船海岸を後にして、次に向かったのは重畳山。紀伊半島南端部を俯瞰できますが、盛夏ゆえにぼんやりした風景でした。気を取り直して、串本ダウンタウンで昼食。次に向かったのが写真の紀伊大島の海金剛です。樫野崎の灯台を遠望する岩礁風景がお気に入りです。灯台の白と海の青さが絶妙のコントラストを形成しておりました。今回はお盆ゆえ樫野崎と潮岬はスルー。人ごみに紛れての鑑賞は苦手なのです。ということで、来た道を戻ることにしました。最後の訪問地は次回に。

　次の目的地は荒船海岸です。海際一車線狭路が続きます（ガードレイルはもちろん無し）。途中で素掘りのトンネルに出会います（写真）。密漁監視員は見ましたが、キャンプをしている人は意外に少なかったですね（対向ゼロでした）。ズンズン終点まで進んでUターン（終点は結構広い）。海際にこれ程の狭路が残っているのは紀伊半島では貴重ではないでしょうか（佐賀関循環線を思い出した）。３ナンバーでも行けましたからスリルを求める方々いかがですか（記憶には残るよ）。

　先日の那智勝浦ドライブの続きがしたくて、出かけてみました。
　いつも通りR42を南下していきます。勝浦市内を抜けて、先日見つけた海岸を再訪。今回も穴場的な静かさを保っていました。さらに南下し、近畿大学の水産研究所がある紀伊浦神に到着。国道から離れて、湾の反対側へ行ってみました。そこから南向きに撮影したのがこちらの写真。
　小さな漁港ですが中々の雰囲気でした。

　路線名としては滋賀県と岐阜県を繋ぐ県道となっているのですが、実際は県境の品又峠が未通で分断県道となっています。岐阜県側の様子は前回こちらで紹介してました。醒井からr19を伊吹山目指して北上。R365の交点から先が県道です。久しぶり（スキーに行って以来）に走ったのですが、過去と比較するとその改良ぶりに驚きました。特に姉川ダム周辺。写真の奥伊吹スキー場まで快走路が続いています。交通量少なくマイペースで走行できて気分爽快でしたね。盲腸線でも問題なしです。