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　未踏の峠があった。それは坤六（こんろく）峠。奥利根の片品村と水上町を分ける峠で標高は1,620m。過去に走破を試みたこともあるのですが、県道の通り抜けができずに退散しました。今回は嬬恋村からR144→145→120→401で群馬県を横断し、片品村側から県道を登り始めます。この時期は尾瀬に向かうマイクロバスが多い。分岐するr260の鳩待峠から尾瀬ヶ原を目指すようです。この路線は緑が濃い。豊かな原生林が残っています。地理的には奥只見の南側に相当するので、同じような森林地帯となっているのだな。紅葉も素晴らしそうだ。関東の紅葉ハンター達が毎年ここを目指す理由がわかりましたね。さらに峠のつづら折れを登って行きます。ピークには開通記念碑がありサイクリストやバイク乗りが休憩してました。奈良俣ダムまで行く時間的余裕はありませんが、もう少しこの原生林の中を走ってみます。

　久しぶりなのです。前回走ったのは確か大学生の時で軽井沢からレンタカーでやって来ました。ですから道筋や展望はすっかり忘れています。写真の場所で車を止めて意外に優美な浅間山を望む。初めて見るかのごとく新鮮な気持ちを抱いています。道は万座温泉と嬬恋村を結ぶ約20キロの登山ルート。でもそれほどクネクネと曲がっていないので心地よく走ることができます。浅間連山の山並み、嬬恋村の田園風景、ダケカンバや白樺の林を楽しみながら愛車はR144万座口に至ます。料金は1,050円かかりますが未踏の方は是非。ちなみに朝の6時までは無料で走れるのだそうです。早起き鳥は得をするルートとなってますよ。

　夏の旅、当初の目的地は那須高原と磐梯山だったのですが、終わってみればいずれも未到達。秋を感じさせる空に惑わされて？信州中野ICで下りてしまったのが原因です。
　拙宅を出たのが前日の8時過ぎ。いつものルートで信州へ向かい、松代PAで仮眠。気温15度で寒いくらい。午前5時に再び走り出し、前述のICで下りて志賀高原を登って行きます。見る見るうちに気温が下り（日が当たってないことも影響しているはず）写真の木戸池ではなんと3度！半袖では耐えられません。熊の湯を越えてさらに登って行くと1度となりアラート点滅状態。のぞきの駐車場で震えながら笠岳と北アルプスを撮影しました。徐々に日が当たって来て渋峠では10度でした。快晴の下、山々を遠望しながら、天空の道を行きます。眺望絶佳で気分最高と言ったところでしょうか。万座三叉路まで来ると殺生河原までは火山活動のため通行止が続いていることを発見。万座温泉経由で下って行くことになりました。さらに時間を使うことになりますね。
　（追記）
　長野側と群馬側で気温差があり過ぎたので、もしや何かの間違いそれとも車の故障と思いネットを調べてみました。とあるホテル（高天ｹ原）のブログに、「今朝は初霜が降りましたが１ヵ月以上早いです。この夏は極端すぎます。７月は記憶に無い程暑かったですし、８月中旬で氷点下も記憶にありません」との記述が。やはり長野側は異常に寒かったのですね。

　湯浅から県道23→24で白崎を目指します。夏の海水浴シーズンにここを走るのはお初。やはり海の色が他の季節とは違う。晴れているから尚更です。白崎海洋公園へ入り撮影開始。ここで観光客や他の車をあまり入れずに撮影するのは難しい。もう少し引いて撮ると背景の空の色を上手く出せるのですが。イエロー、ホワイト、ブルーのコントラストは個人的にはいまひとつ。また来年来る理由ができました。公園を後にして県道を御坊方面へ。遠くに白崎を眺める写真が下の一枚。
　本日は夕刻までに帰らなければならないので、ここからは観光抜きの半島一周。御坊南ICから阪和道・紀勢道で一気にすさみ南ICへ（田辺から無料なのが嬉しい）。串本、那智、新宮、熊野、尾鷲と走り抜け、高速をフルに活用して帰宅しました。白崎から5時間あれば大丈夫だと分かりました。和歌山経由の高速利用だと3時間だろうね。

　今度は近くの日ノ御埼で夕日を鑑賞してみるか。

　夏の遠征に行って来ました。長野、群馬、栃木、茨城と楽しげな道を走って来ました。
　先ずは速報にて。

　快晴だったので志賀高原へ。

　
　奥利根水源の森を行く。


　山王林道を行く。


　茨城の広域農道を走る。

　
　秋のような爽やかさを感じたドライブでした。