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　三ヶ根山（321m）を走る三河湾を望める約5キロのスカイライン。料金は420円也。先日の台風による枝葉が路面に残っていたが、大きな問題もなく登坂。東側の竹島や埠頭が見えた場所で一枚撮影（下の写真）。さらに登って行きます。山頂付近に展望所があり渥美半島を望む南側の写真が最初の一枚。眺めは良いのですが、三河湾スカイライン（現蒲郡環状線）同様に寂れた感じがして気分爽快テンションマックスとはならず。沿線を紫陽花が飾るので６月に来るとまた印象も変わるのかな。クネクネ道を下りながらそう考えていました。



　海沿いのあそこへ行ってみよう。三河湾は山より海だ。

　実は蒲郡周辺ゆっくりと観光したことがなかったのです。いつもこの先の渥美半島や浜名湖へ行ってしまったり、帰路ならば渋滞が気になり東名やR1で先を急いでしまうのです。でもこの時はラグーナテンボスから海沿いを行きます。三河湾に浮かぶ天然記念物の竹島を入れて一枚撮影。付近には最近人気の水族館や歴史あるホテルもあります。続いて西にある埠頭へ。ベンツが大量に上陸しておりました。三河湾は輸入車の陸揚げ地点なんですね。ルノーは横浜追浜らしいですが。ネットを検索すると来年３月に豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が寄港するとか。蒲郡ボートの近くで早めの昼食済ませ、次のポイントへ向かいました。山から三河湾を見下ろしてみます。

　とある平日の朝、混雑具合を調べるために拙宅からR23を蒲郡市まで走ってみた。途中、通過する主な町は鈴鹿市、四日市市、桑名市、名古屋市、大府市、豊明市、刈谷市、知立市、安城市、西尾市、蒲郡市。午前７時前に出発すると、先ず滞るは四日市の通り抜け。桑名市から名古屋臨海部は意外にもあまり混雑せず。名古屋南及び豊明の国道交点は再び滞ります。知立バイパスに入ると流れが良くなり、岡崎、蒲郡バイパスと突き進みます。写真の場所でバイパスは終焉し、蒲郡市内へ戻されます。備忘録的に所要時間を記すと港区十一屋まで２時間、豊明２時間半、蒲郡３時間と少しでした。東海地方の主要国道であり、トラックが行き交う産業道路と化している実態を考えると予想より時間が掛からなかった印象です。バイバスの完成、４車線化（一部は２車線）の恩恵は大。この先、蒲郡と豊川の区間のバイパス化が完成すると豊橋を抜け浜松まで一気に走れるようになります。下道礼賛派にとっては良い時代が到来してますね。

　次のターゲットは未踏だった極楽峠。R153寒原峠の快走路を走り、県道243号に入ります。途中で峠を目指す極楽林道に入ったのですが、これが夏草茂るグリーンロード。さらに峠は木々が繁り眺望なし。眺望図が虚しい。軽トラに従い下條村に下って行きます。駐車場のある展望所に到着。誰もいなかったのでそのまま上がってみました。伊那谷の眺めが素晴らしい。以前行った新井展望公園と好勝負。東屋、木製ベンチ、謎の遊具もあります。峠まで行かなくても下條村側からこのパノラマパークまで行けば十分です。峠ハンターならピークを制覇すべきですが。ネットで調べて見ると、この峠越えの道は東山道の間道で歴史ある道なのだとか。昔の道があって林道は新しいので、峠には新極楽峠とも書いてあったんだな。なるほど。



　下條村の林道の様子。問題なく通り抜けできます。

　星空ナイトツアーに行きたいという声に答えて昼神温泉泊です。翌日、少し時間ができたので恵那山を越える神坂（みさか）峠に至る林道大谷霧ｹ原線の様子をチェック。中央道・園原ICより長野県道477号富士見台公園線を行きます。月川温泉のハナモモ街道と言えば分かりやすいですか。県道は途中から林道に変わります。そこには岐阜県側に通り抜けできませんとの看板が。富士見台高原へは岐阜県側から林道をご利用くださいとも。それでも行けるところまで行ってみようと入線。程なくして写真の広河原登山口のゲートへ。峠までは行けるのかなと淡い期待を抱いていたのですが、早めのシャットアウトに意気消沈です。次回は案内にあったように岐阜県側からチャレンジしてみます。中仙道が整備される前に存在した東山道の雰囲気を体験してみたいものです。