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BKHのブログ一覧

2013年07月29日 イイね!

矢島カップ参戦



矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシックに参戦してきました。

なにせ、600km彼方のHCレースです。
不安、懸念、それの塊のような参戦でした。

そもそも矢島って土地を知りません。
地図で調べると、どんつきの私鉄が走るとても山深い町のようです。
山形の、それも日本海側の人間が言うせりふではありませんが、
おそらく、昔栄えた形跡が残るとても廃れた町。
と言う思い込みがありました。
その点、自分の町のほうが深刻なのですがね。

朝4時に家を出てひたすら走りました。
山形で高速を降りたのは9時前だったと思います。

途中、遺跡の散策などをして矢島には12時前に着きました。


元国鉄というところは当たっていましたが、
想像以上に洗礼された町のようです。
林業で栄えた町のようですね?今でも林業関連の工場があるところのようでした。
が、鳥海山の形が超絶変です。見たことありません。


う~ん。
真田志郎はナメック星人ではないのか?
前々からそう思っているのだが。。。
しかし、みんなまじめな人たちだ。ここにヤッタラン副長がいたら地球はどうなるのか?

「ワイ忙しいねん!」

それで終わるような気がしているのは私だけか?
いや、少々考えすぎた。。。


その後は酒田に帰ってサイクリングを楽しみました。

夕方になると、静かになる山居倉庫。
でも、このさびしい感じが好きなのです。


この町自体が癒しの空間です。

家の周りもそうですが、中通りの衰退が激しく、
思わず涙してしまいます。
愛する酒田。
歴史と格式がある、由緒正しい土地なのに。。。


さあ、いざ会場へ!
この朝、酒田は豪雨でした。一般常識的に、この雨なら間違いなく中止になるくらいでした。まだ4時早朝の道路はほとんど冠水状態。会場に着くとか何とかではなく、危険を感じる道でした。
しかし、秋田に入ると雨はやみ、矢島は薄ら青空が覗くほどでした。

どのレースにも共通して言えることですが、
スタート前の時間はいやです。
ましてや今回は一人ぼっちのレースです。
千葉の人間はまさかこんなところまで来ていないでしょう。
ただ、妙に長野のチームを良く見かけて、このときは私も車山のジャージを着てもよかったのかと思ってしまいました。

むしろ、仲間がいないのは良いのかもしれません。
精神を集中させる時間が山ほどありますので、ハンドルにもたれかかり、周りの会話から遮断された感じを作り出すのでした。
まあ、悲壮感と私は言いますが(汗)

パレードが始まると、
「こんにちは!」
と声をかけられました。
振り返ると、まさか遠く幕張から600kmも離れているのに、そこにセマスジャージの方が!

話を伺うと、セマスの大先輩で、今は東北勤務なのだとか。
それはもうれしかったです。
アウェー感を漂わせていたので、1人じゃなくて良かった!
それまでの緊張を解きほぐすこともできて、モチベーションアップ!
スタートの緊張もさほどでしょうか?

それはさておき、やっぱりスタートはスタートです。
緊張でとても意識の遠くでピストルが放たれると、ゆっくりクリートをキャッチするのでした。

スタート後2kmほど平坦なのです。
インナー X 16Tくらいで走り始め、集団にのるとあっという間にインナーがふけてしまいました。つまり、40km/h以上でています。
ちっ、仕方ないとアウターに入れますが、ますます速度は上がります。
おそらく45km/hほど出ています。集団の中にいるので何も感じませんが、これに乗り遅れた人はレースが終わっている頃かもしれません。
とにかく先輩の背中を目印についていきました。
集団の思惑としては、登りを有利な位置で登るために、ふるい落としにかけていたのかもしれません。先週の筑波8耐でこの速度の集団に乗っていたので、感覚的に準備はできていました。その点、本当に筑波8耐は練習になりました。

この高速の平坦区間が過ぎると6%ほどの登りが始まります。
ここから私はパワー計と相談しながら我慢のレースでした。
実はこれ以降、あまり覚えていないのです。

豪雨だった。
といいますが、下りは確かに豪雨でした。
でも、登りではそこまで感じませんでした。
ただ、ジュニアゴール手前、雨対策でかぶっていたレインキャップのつばから水が垂れ落ち、それがなになのか?となめていたらしょっぱかった(つまり汗)
そのあと、すぐに雨がふり、コンピュータの画面をまともに見れなくなった。ということは覚えています。
それと、一番の下り区間、90km/h出すと奮闘していましたが、70km/h出したところで補給にしようとおもい、ジェルを手にとっていたため速度が伸びなかった。
ということも覚えています。

それと、最後の500mは本当にきつかったです。
ダンシングする気力もなく、踏み込むこともできず、というかバイクを降りたかった。。。
それくらいきつかったです。


結果は1時間15分とまずまずでした。
しかし、26kmのレースはとにかく長く、これまで出たHCレースが子供だましだったようにすら思えます。
まだまだ鍛錬ですね。

標高差1100m、距離26kmというのを完全になめていました。
実際は、思い出したくないコースプロフィールでした。
ゴール後、もう苦しまなくて良いことに、とても安堵間を覚えました。

しかし、来年もチャンスがあったら、また参戦したいです。
とてもすばらしいレース、運営も地元の味が出ていて、とてもすばらしいものでした。

ただ、あの鳥海山の形にはなじめません。
逆でしょ?


Posted at 2013/07/29 21:37:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | Road to T | 日記
2013年07月21日 イイね!

筑波8耐(写真追加)

いろいろな訳があり、急遽筑波8耐に参戦してきました。


朝2時に起きて、軽い朝食を食べ出発。
ナイトランは本当に気持ちよいですね。


集合場所のセオサイクル幕張店にてバイクを積み込みます。
いつもご支援を頂いておりますセオサイクルから、セマスカーを出していただくなど多大なご支援をいただきました。
代打の私が言うのもなんですが、とても感謝しております。

して、そのセマスカーにバイクを10台も!積み込みます。
幕張店長を始め、皆さん手馴れたものであっという間にこの通り。
いくら分積んでいるんでしょうね?たぶんBMWの5シリーズくらいは買えるでしょう(笑)


好きなの選んでくれ。といわれたい?
不思議とコルナゴが多勢、この後左手にピナレロ土熊、右手にコルナゴC59と、ホイールを含めると両手で軽く200万は越えるバイクをパドックまで運ぶ役を仰せつかりました。

面白いんですよ。伝わる振動から察するに、土熊なんて重いんです(めちゃめちゃ軽いバイクですよ!)C59はモッチリ。。。
双方、超高価な60トンとかのカーボン(通常24t~40tくらい)で、ペラッペラ紙のような薄さでできているのに、伝わる感じがこうも違うんですね。


レース前、落ち着いた雰囲気。この頃はまだ遠足気分です。

代打であり、筑波初心者の私ですので、まあ2、3番手辺りになると思っていました。
が、チーム監督より1番を仰せつかりました。
店長から、すごい危険だ、注意するように。
といわれ、もうそれ以来不安で、不安で手が震えるばかり。
スタート前ルマン形式でスタートするのですが、完全に左手が小刻みに震える始末。どうなるんだ?どこ走ればよいのだ?どの強度で走ればよいのだ?さっぱり判らずスタート前の緊張もあいまって、その恐怖、不安に押しつぶされそうです。


心配そうな表情の私。

監督にシートポストを掴んでもらい、両足クリートをはめスタートの体制を整えるのですが、ハンドルを掴んでいるはずの左手の震えがおさまりません。たぶん監督も気付くくらい。


おどけてはみるのですが、表情は硬い。

コンピュータをみると、何もしていないのに心拍120くらいを示しています。
さらに心拍から算出する方式のパワー計が、アタック中を示す300~400wを示しています。通常、信号待ちでは0wを表示するものです。

監督と我らセマスのazlueさん(今回は別チーム)からアドバイスを受けるのですが、まるで上の空で頭に入りません。

不安、恐怖。。。
「スタートです!」
と言うアナウンスでシートポストを掴んだ監督から解き放たれると、私は静かにダンシングを始めました。
それは周りの様子をみて自分の走る位置を掴むためでした。


緊張のスタート!

1コーナーを越えるまでは記憶にありません。
嵐のようなスタートをどのようにやり過ごしたのか覚えていません。
1へア進入時には私は想定どおりインにつけていました。

1ヘアはかなりのカントが付いています。
Clioなら1ヘア前で3速がふけ、アウト側の縁石に乗ってハードブレーキ。
2速に落としてアウトに飛び出すようにアクセルをあけ3速へ、
ダンロップブリッチ手前でアクセルを戻してブリッチ下で再び全開。
全開を維持したまま、ブリッチ先アウトギリギリで通過、
4速に入れ2ヘア手前でハードブレーキ2速に落とす。
曲がれると思ったところで再びアクセルを開けてバックストレッチを加速。。。

というのがストーリーなのですが、バイクはまったく違いました。
1ヘアの進入も全開
1ヘアの通過中も全開

もちろん、そんなの怖いですよ。
でも、1ヘアを信じていました。
Clioなら60km/hくらいで通り過ぎるはずなので、自転車の速度なんて止まっているようなものですからね。

1ヘアで足を止めているライダーもいましたが、ここはタイムを短縮するチャンスです。変なラインを取らないように注意しながら、またバイクとタイヤを信頼してつかまりながら踏み込みます。

知りませんでしたが、1へアのイン側はとても路面が荒れています。
ゴムが乗っているのか?なんなのか?
全開でやり過ごそうとすると、アウト側に滑るのです。
歯を食いしばってバイクを倒し、インベタを維持できるよう必死にハンドルをコントロールします。

車と違い、ダンロップブリッジ先は平和です。
無難に2ヘアを過ぎると計画通りバックストレッチで流します。
ここは黙っていてもスピードが出ることは知っています。

なん周かした後、私は目標を見つけることができました。
女性ライダーで私と同じラップを刻んでいました。
ただし、その方は直線番長でした。とても付いていける速さではありませんでした。
バックストレッチで引き離されますが、1コーナーの登りで垂れることは確認していました。

1コーナーで抜いて得意なセクター2で先行するも、セクター3で抜かれる。
1コーナーで抜く。それをひたすら繰り返すことになりました。

袖森でもそうですが、サーキットでの登りはやっぱり得意なような気がします。
改めて私の脚質がルーラーであることを思い出します。まあ、今はピュアヘタレですが。。。



1スティントは8周で締めさせていただきました。

2スティントはお昼の11:30に訪れました。
脚は調子よく、それは他のチームにも言えることでした。
40km/h程度で流していると、偶然にセマスAチームが乗っている集団に遭遇しました。
流している速度が速度でしたので、この集団に乗るには苦労しませんでした。

乗ってみて驚愕。。。
45~50km/hで流れるのですが、なんと楽なことか!
集団内にいると何もする必要はありません。
写真移りも良いだろうと言うのと、速度が速度で落車の影響を避けたかったので集団前方にいたセマスMさんの後ろに付きました。
4~5周その状態でいたのですが、平均45km/hに不満を感じるようになりました。

おそい、おそすぎる。。。

その不満に我慢できなくなり、先頭に立ってもっとペースを上げることにしました。
先頭に立ってペースを上げた瞬間、集団が壊れてしました。
丁度ライダーチェンジが重なり、それまで集団をひいていたライダーが軒並みいなくなってい待ったのも原因です。

くそっ!
周り、後ろを見ますがばらばらになってしまっています。

このペースでひけば必ず集団が再成型されるはず。
後ろを見ないで、とにかく走りました。利用されても良い!
それでペースができて集団ができれば活性化された集団を作ることができる!

そう信じて踏んでいました。
結果、3人くらい後ろについてきました。
しかし、私も終了に近づいていました。

オートバイが近くに来て、集団が来るので左を空けよ!
とアナウンスされると、まったくノーマークだった大所帯が50km/hほどで通り過ぎていきます。

後ろにいた2人はその集団に乗っていきました。
意味がわかるでしょうか?
私は用済みです。

無理が祟ったのか、30km/hを維持するのがやっとになり、ピットへ。
監督や旋風脚の方に抱きかかえられながら(ほんとスイマセン)トボトボRTB。
ちょっとやりすぎましたか。。。
大丈夫かよ?あの人?といろんな方に声をかけていただいて何とかセマスベースへ帰還。

準備していた経口補水液やら、パンやらを口にして文字通り倒れこみました。
こんなBKHさん見るの初めて。
といってくださいますが、出し切るのは得意でして(笑)
まだ開始して2時間30分ですけどね(核爆)


腕までツートンカラー?

3スティント目は悲惨でした。
2スティントで頑張りすぎたのか、脚が固まり走れません。
3週目で切り上げようか?
本気でそう思ってしまうのでした。

が、前の集団に苦しんでいたセマスMさんを見つけました。
2周くらいで何とか追いつくと、セマスチームで並走を楽しみました。
が、この集団は人数が少なく不安定、さらに集団に乗るために出し切っていたMさんは疲れ切っていました。

次第に先頭3人ほどがペースを上げると、Mさんが後方へ落ちていきます。
再びMさんを前につかせる!
これが私の仕事だと思いました。

Mさんの前に出て、「前に行きましょう!」と声をかけ、
後ろを気にしながらひきました。
前3人はMAX50km/hくらいの良いペースで走っていたので、このブリッジには苦労しましたが、チームメイトを引き上げるというモチベーションで燃えていました。
この後私も終了。
やっぱりトボトボとセマスベースへ帰ります。
今度はちゃんと前を向いて。
酷い様相を見せると、周りのチームの方が飛んで介抱に来てくださるのです。もう、申し訳なくて。。。

3スティント目は覚えていません。
脚がまだあったような気がしますが、集団に乗るなど特出する事項はなかったのだと思います。

この頃になると、終了時間が気になってきました。
チームメイトに打診して、最終走者に立候補しました。
最終的には監督にお話をして正式にアンカーを勤めさせていただくことに。
スタートであんなに緊張した瞬間を過ごさせていただいたので、なんとしても終了も見届けたかったのです。

監督の指示で最終走者が集中するラスト30分ではなく、それよりも前で私につないでもらうことになりました。

蓋を開けてみると、17:05
終了まで55分もあります。

その時間走りきるにはパワーを制限する必要がありました。
具体的には240w程度で、集団にも乗りません。
私の任務は、トラブルに巻き込まず、巻きも先ずレースを終えること。

気分はもちろん
レナウン チャージマツダ 787B !
たった650馬力のエンジンで、ベンツ700馬力、ジャギアー750馬力といった列強に挑んだ車。今年、ルマンの90年代カーメモリアルとして登録もされましたね!
私は中継放送を見ていたので、自分のことのように覚えています。

それがまさに今来ました!
心なし、バックストレッチがユノディエール。第二セクターがポルシェコーナーあたりに見えてきます。

いつもどおり、インナーで走る私ですが、
回転も100rpm程度。
MAXでも39 X 12Tでパワーをかけません。

しかし、これはレースです。
最後、ギリギリのタイムから一周回できるようペースはコントロールしていました。
計算どおり、ラスト30秒ほどでゴールラインを切ったときは、後一周の権利を得たことにガッツポーズをしました。

ここからが私の仕事です。
緊張感が高まってぴりぴりする集団は無視し、かつペースを上げました。
ここで利用されても良いです。
37km/h程度で流していた私は再び、40~50km/hにペースを上げました。
後ろには数人付いてきているようですが、気にしませんでした。

最終コーナーを過ぎると、aluzさんからラストスプリント!
と声をかけられ踏み抜きました。Look675はこのようなスチェーションに完全に反応してくれます。

終了後、セマスAチームのGさんと合流し、初めてのゴールセレモニーへ。
感動しました。
チームメイトと一緒でなかったら、スポーツグラスの下で泣いていたかもしれません。


レース結果については注視していませんが、
普段話す機会が少ないセマスの大ベテランチームに入れていただき、
セマスとの距離が近づいた事を実感しました。
私にとって、それが一番の収穫です。

速く走ることだけがサイクリストの行く末ではありませんからね。

セオサイクルを初めいろいろなご支援を賜りましたこと、
このように楽しませていただいたことをとても感謝しております。

が、当日は2時起きなので、眠いですね。。。
Posted at 2013/07/21 22:12:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | Road to T | 日記
2013年07月04日 イイね!

最強「GEKISAKA」


最強激坂がうたい文句のレースです。
確かに、これがあるおかげで恐怖心をあおられる訳ですが。。。
(写真の後ろの方は歩いて押していますね)

20%を越えると言われる激坂にて。

Posted at 2013/07/04 23:06:01 | コメント(6) | トラックバック(0) | Road to T | 日記

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