BKHのブログ一覧

前回からのアップがだいぶ久しいですが。。。
私自身のメモも踏まえて。

この度、メインの方のフランス車を乗り換えました。
同じLOOKですが、性格はかなり異なります。


それは連休前の出来事です。

まるで、からっきしバイクに乗れず、やっと時間を見つけて筑波山までステッカーを狩りに行くところでした。
どうも春先から40km/hくらい出すとガラガラと音がするので、いろいろなパーツを交換してみたのですが事象は収まりません。
しかしBBが終わり始めていて、主治医からは一回雨の中を走ったら終わり。と言われていました。

まあそれが一回どころか、大雨の北アルプス山麓グランフォンドを走ったりと、気にせずに走っちゃっていたのですが。。。

利根川を渡って、いよいよ茨城らしくなってきたところで、「ゴトッ」という何かを噛んだ感じがして、あとはコンコンコンコンと振動と共に盛大な音が出すようになってしまいました。

嗚呼、いい天気だ、ここで死ぬか。。。

というわけにも行かず、恐る恐る低パワーで帰り、その足でショップへ。

今年になってから、ブレーキワイヤーのグロメットがサビで脱落したり、ベアリングがサビで固着したり、キャリパーブレーキがサビてきたり、リアディレーラーが変速不良を起こしたりといろいろ。
100km走ったら洗車する。というルールにしているので、多い時は週に2回洗車するのですが、たまりにたまるとまとめてダメになります。

もうこのバイクにお金かけるのやめよう。。
と思い立ち、乗り換えることにしました。
と言っても、675は必要なパーツを交換してセカンドバイクとしておくのですが。


新しいバイクは785 HUEZ RS
恐らく585の流れを継ぐ、山岳特化型バイク。

HUEZは、もちろんL'Alpe-d'Huezから来ています。
今年のツールは出なかったような気がしますが。
脱線しますが、同じフランスのそれも同じ本家から袂を分かつTimeからも同じ名前のALPE D'HUEZというバイクが出ています。
Time怖いですね。

そのHUEZですが、山岳特化＝つまり軽量に作られているので。。。

（メカが書き起こしてくださった設計メモから）

ハイ！重量失格

ここから軽量なホイールを履くだけで-300g～500g
さらにGarminを捨てて-100g
サドルを軽量な紙１枚物にして-100g

5kg台が見えてきます。
しませんが。


山岳特化というだけあって、どんな走りをするのか？
と思っていましたが、硬ったいバイクです。

675のように奥底に真がある重い剛性のバイクとも違います。
695SRのように乾いた硬さとも違います。

踏んだら→硬い→以上！

と、何もしてくれない感があります。
さらに硬軽いので、バイクを振ってもすぐに戻され振ろうにも振れず、自転車乗るのが下手になった気がします。否、下手です。

さらに不思議なのが、700wくらいかけるとウィップが出てきます。
でも、戻りがクイック過ぎて上手く生かせません。やっぱりヘタレだからです。

今時のバイクとは言え、特化型バイクなんだから下りなんて怖いのでは？
と思っていましたが、下りが超絶楽しいです。
軽量バイクなんだか、普通のバイクなんだかよくわからなくなります。
タブン普通のバイクなんだと思います。

不思議な感触はまだ続きます。
今まで奥底に高い剛性を秘めてよくわかんないホイールだと思っていたMAVIC COSMIC PRO CARBONが、なんか柔らかく感じるのです。
責め立てられて、必死に地面を蹴っている感じがします。
ダンシングしていると、後ろからゴーッ、ゴーッ、って音がします。
そんなキャラクターのホイールではなかったはずだが。。

と、そこまで不思議な感じですが、兎に角乗り心地が良いのです。
空気圧が2k少ない感じです。
あまりにも段差をペロン、ペロンと通過するので、パンクだ、と思って止まってみてみるとパンクしていない？

難しいバイクです。
でも乗り心地が良いので、兎に角良好です。