モノゴコロついた頃のエンジンは,大体が半球形な燃焼室を持ったもので、ピストンヘッドがモッコリと盛り上がっているのがパワーの証。なんて育ち方をして来たワタス。
なるほどでかいバルブを使うには半球形だよな、チューンナップしたら点火時期も進めて40°なんだってスゲエなあ。と刷り込まれていたワケです。
しかし、多少知恵のついた今時、半球形なアタマは2弁と言ってもチョッとイタい感じなのだなあ、
上死点40°も前にパチッとやったらピストンを押し下げるパワーとしてガソリンを有効に使えなくなる様に思えるし。ジャガーのV12だって半球形からヘロンに変えちゃったしねえ。コンパクトな燃焼室、要らぬ所に熱を奪われないし燃焼も早いのでピストンを押す力に熱を使える・・・・・。
と、おもうわけです。
そりゃ、ここら辺は、今的な4弁にかなわない訳では有りますケド。
半球形の燃焼室で圧縮を上げ、コンパクトな燃焼室を造るにはどうするか?
(吸気のシュラウドも考えんとイカンし)・・・・
なんて先人も考えられたと思うのです。ロータスT/Cはスキッシュを付けてみたのもこの考えかなあ。
写真のピストンは、CB350のハイコンプ(Wiseco)なんですけど、スキッシュとモッコリでやっているのですねえ。CRは、10.5:1、オリジナルから1上げているのだなあ。
マレーシアから連絡来ないけど、どうしようかなあ。
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2017/02/18 11:27:32