庵野監督による映画「シン仮面ライダー」・・・うれしい(TT)
本郷猛による仮面ライダーの大ファンです。V3以降はマンネリで全く見てません。
風呂屋亭で活動している時に新宿で「藤岡弘仮面ライダー本」のサイン会にいそいそ出掛けて握手してもらったくらい今でもファンです。
まんま本郷猛でうれしかったですね。
1970年代、小学生の時にテレビ放映された仮面ライダーは衝撃でした。当時は漫画家になりたかったので(笑)仮面ライダーとマジンガーZの漫画ばっかり描いていました。
当然、16歳になってバイクに乗るようになり「リアル仮面ライダー」ですよ(笑)
峠にはまり「将来はレーサーか漫画家になる」と(笑)
友達が教えてくれた「同人誌」と言うサークル?にバイク好きで漫画を製作するクラブが仲間募集と言うのを見つけて連絡(ネット無いのでお手紙ですわ笑)
庵野監督が沢山いました(笑)庵野監督を見ると当時の仲間たちを思い出しますね。
あの空気感とコミュ障っぽい感じで、とっつきにくいと思われますが全くの真逆です(笑)
仲間間では、好きな作品についてメチャクチャ語って陽キャラで、たぶん今でも変身ポーズを人知れずやってますよ(私もですがー何か?笑)
頑固で信念とユーモアがあって、まさに当時の仲間の空気感を纏っていてリスペクト出来る好きな人たちでした。
関西なので関東の方達とは直接つながりはありませんでしたが、いろんなサークルと間接的に繋がっているので、庵野監督の活動も同時期でよく知っていました。
またエヴァの貞本義行さん(同い年だ)も「ぞぞげ」で活動し少年チャンピオン誌で「ヘアピンの鷹」と言うヤマハのRD(マニアな改造が泣かせる)で峠を攻める漫画で賞を取ってましたね。
同人誌で漫画を描いてコミケで売ってたりしてましたがお金が無いので東京には一度も行けなかったのが悔いですね。(現在ほどブームでなく行列もほぼない)関東の方達と交流したかったー。
さて
仮面ライダー。
V3以降は私の中では仮面ライダーではないのですよ。仮面ライダーと呼んでいいのは1号2号までです。
石森章太郎先生の原作漫画と並行していた世界観があり、子供向け(自分も子供のくせに笑)がTV版で原作漫画に夢中になってました。
自分がシン仮面ライダーの監督なら「石森章太郎先生の原作漫画」を基本に構成しますね。
漫画の本郷猛編は、まじでダークです。悲惨です。痛そうです。
TV版の設定ではなく、変身しなくとも身体は仮面ライダーのアレと言うのが分かる貴重なシーンです↑
バイク乗りと同じでヘルメットを被るのですよ。
結局、本郷猛は13人の仮面ライダーに殺されます。TV版だとニセライダーで弱いですが、同じ性能の仮面ライダー13人に勝てるはずもありません(大きい体やら体形がいろいろある)
で、13人のうちの一人の一文字隼人が、本郷を殺しに来ていたのに頭のケガにより洗脳がとけて本郷を助けにきますが時遅し。本郷は脳みそだけになり後に機械の仮面ライダーとなります。
そして一文字隼人編。
私は一番好きでした。ダークではなく明るいんですよ。
しかもノーヘルだし(笑)
ノーヘル止めろ(笑)
ヘルメットはアイテムなんです。でも仮面がないと仮面ライダーとしては弱いという・・・。
ヘルメットの内部は割とメカメカしく出来ていました。
70年代の環境破壊や公害と言うテーマを悪として絵描いていましたが、ラストは政府によるマイナンバー制度(50年前に予言していた笑)を利用して国民を洗脳するショッカーの計画でした。
ブックオフやヤフオク、メルカリで当時の漫画原作を買って是非読んで欲しいですね。
あれを見てTV版の9話くらいまで見ると、悲惨な感じがリンクして「仮面ライダー」の面白さが理解できると思いますよ。
シン仮面ライダーは、実はあまり期待してなかった(庵野監督ではなく企画販売する人たちの妨害)のですが、プロモーション映像を見てぶっ飛びました。最高です(TT)
当時の完全再現(笑)
中の人の口が見えていたり(笑)左手でアクセル吹かすし(笑)ローギアにバンバン踏み込むし(笑)回転背景がぐるぐる回るし(笑)
もうこれでいいや(笑)
これをやる、って事は本編は漫画原作ではなくなったってメッセージだと受け取りました(TT)
興行である故に、遊びはプロモーションでしか出来なかったという解釈をしました・・・でも庵野さんだから、当時の私たちを喜ばせてくれる仕掛けを期待です。
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2021/10/13 15:27:37