• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

風呂屋(268)のブログ一覧

2015年02月28日 イイね!

フルブレーキングのタッチ

「愛車のフルブレーキ限界挙動を知る」の続き

フルブレーキは「開始ポイント」を睨んで行うのではなく「リリースゾーン」に向けて開始する・・・ですが、例外は「見えにくいところ」=ロングストレートからのブレーキング。十勝や富士や茂木などの高速のストレートは「メートル看板」を目安にブレーキングを組み立てると便利。

筑波の表ストレートは「見えやすい」ので「リリースゾーン」に向けてブレーキを開始したい。

さて、ブレーキングのタッチ。

タッチを変える目的は「タイヤの性能を発揮させる」事を最優先した結果。

前回の公道でのイメトレは、この「タッチ」を変える為の「センサーの育成」であることも意識したい。

本来なら、コースにてレーシングスピードでの練習数の多さが「タッチ」を習得する地道な行程であるが、プロでも義務でも仕事でもない「趣味」の範囲ならば「イメトレと言う苦肉の工夫」をする事により場数の多さを得たい。


------------------

1.ブレーキペダルを踏む→2.押されてマスターシリンダーからオイルが出る→3.ホースが膨張→4.オイルがピストンを押す→5.押されてパッドがローターを挟む→6.パットとローターの温度が上がり摩擦抵抗が発生する→7.フロントサスペンションが沈み込む→8.タイヤが路面に抵抗し変形を始める→9.減速。

9つの動きをブレーキングの度にイメージをする。公道で毎度ブレーキを踏むたびに「ぼやっ」と漫然に頭の中でイメージするだけでOK。

------------------

以前に「タイヤの性能で曲がれるスピードでもタイヤを路面に押し付ける力が弱いとグリップしなくて逃がしてしまう・・・」という指摘の通り、タイヤの性能をブレーキングのタッチで「最大限いかせたり」「逃がしたり」してしまうという意識を持ちたい。

其々のタイヤの性能や路面状況でタイヤを路面に押し付ける力の配分を考えたい。

もっと細かくすると「初期の入力」。

つまり「タッチ」となる。

プロのブレーキングを真横で見ても、大雑把に「ドンッ!」と強く踏んでるにしか見えないが、シチュエーションによってタッチを変えているそうな。



筆者がトレーニング車両として使用する「パジェロミニ」でフルブレーキングを行うと、全ての挙動が非常にわかりやすい。

全天候でブレーキングで何も考えずの「ドンッ」と強烈に踏むのと「タッチ」を変えて踏んでみると、停止距離が何十センチ~メートルの範囲で大きく変わる。

簡単な解説をすると

「ドンッ」だと、全ての作用が急に立ち上がり前下がりのリア上がり・・・4輪では無く2輪のみで路面にたいして止まろうとする。

「タッチ」を使うと4輪を使い効率的に止まる。

・・・簡単すぎる解説であるが大雑把に「ドンッ」と「タッチ」では結果が違うという事。

細かく言うと、ストレートで冷やされ過ぎたタイヤとブレーキの問題。

タイヤの初期の立ち上がりを考えた入力。

サスペンションの反発する作用点。・・・etc

「ブレーキングのタッチ」とは、結果を最大限に活かすため「初期の入力」の操作の事。そこに少しでも近づくために「公道イメトレ」という「センサーの育成」の為の「センサー掘り起し」を提唱したい。



「タッチ」で入力したブレーキングを「減速ブレーキ」から「荷重ブレーキ&曲がるブレーキ」へと変えていく「ブレーキングのコントロール」になる。


Posted at 2015/02/28 18:01:52 | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「冷却水定期交換してないと・・・えらい目に合います http://cvw.jp/b/478044/39969031/
何シテル?   06/21 15:07
BMW@風呂屋亭/BMWFamilie!/BMW走行会/BMWPoleSitter主催。HNは風呂屋(268/ふろや)。OnlyBMW誌コラム、各誌レポート執筆...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/2 >>

1234567
8910 11 12 13 14
1516 1718 1920 21
2223 24 25 2627 28

リンク・クリップ

アイランドキッチン用 レンジフード取り付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/09 18:20:17
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation