週末、遅まきながらインドで映画館を初体験した
土曜日にマダムから「Dumboの実写版の映画が見たい」と言われたのがキッカケ。なのでボリウッド映画を観たのではなく、欧米映画をインド映画館で観た体験。
一番近いのはオリオンモールだが、調べるとDumboはやってないみたい。
少しひろげて「Dumbo Bangalore」と調べると、これも比較的近所のマントリスケアモールで13:20からやってるのを発見。時間も場所もちょうどええということで、行って見る事にした。
インドならではだがこーいうOnline Transactionは進んでいて、スマホから予約、Paytmで支払いまで2分終了。チケットもQRコードが届いて印刷不要。日本の映画館も最近はこうだっけか?そうじゃなかったら見習って欲しいトコロ
マントリスクエアにはIMAXといういわゆるイオンシネマみたいな現代的なシネマコンプレックスが入っていて、多分伝統的なインド映画館とは全然違うのだろう。一歩入ると(若干インド臭い以外はw)日本の映画館と見まごうファシリティ。ポップコーンやジュース買うシステムも日本と同じ。
シアターに入ると驚き。椅子が革張りリクライニンング付の豪華シートで、飛行機のビジネスクラスを彷彿させる。席にはメニューも置いてあって、別料金で随時軽食・飲料の注文が出来る。このシアターの作りは期待以上で、これに座ったら日本の映画館には戻れないかも?
一方、インドならではのヘンテコ?な所もある。色々とある(笑
・映画開始前にCMがあるのは同じだが、堂々とINC(国民会議派)が選挙前の宣伝広告を出していたのには驚いた。貧しい人、病気の人、老人が立ち上がり、選挙に行こう、INCに投票しよう、みたいな内容だった
・知ってはいたが、最初に国家斉唱を強制される。サボってる奴とか居るのかなと思ってたが、全員ちゃんと起立していた。ジャヤジャヤヘー。
・これも知ってたが、途中で休憩が入る。ボリウッド映画ならそれ前提で、話の良い所で前半が終わり、「後半もお楽しみ下さい」というテロップが流れるだが、今回のDumboみたいに欧米映画だと、なんの前触れもなく唐突に切れる。そしてそれが感動のシーンだったりすると結構興ざめで、再開後も一瞬どんな話だっけ?ってなる。欧米映画の休憩、止めるかもう少し考えようよ。。。(商業的には飲食の売上増えていいんだろけど)
・上映前に、携帯マナーモードや、撮影禁止の注意が無く、ユルユル。実際一人電話してる奴も居たし、カメラ撮ってても多分バレ無い。あといびきかいて寝てる奴多数。良い椅子だもんね。仕方ないもんね。やっぱ自由な国やわ。
・上記休憩中に飲み物を注文して、いつ支払いするんだろうと思ったら、後半の上映中に唐突に席に集金にやってくるww そして皆カードで払うから、カードマシーンの、ピピッ、ジジジという印字の音とかめちゃ気になる。終了後に払うってば。。。
・インド人余韻に浸らなさ過ぎwww もう映画の本編が終わろうという所、エンドテロップに行く前に会場明転w、すると直ちに全員退場開始ww これまさしく着陸後の飛行機見てる感じだわ。。。なんなんやろーねこの国民性・・・
と、若干ディスったように書いてしまったが、実際はとにかくシートが快適で、満足度は高かったので是非オススメしたいエンタメ。
気になる金額は夫婦2人税込みで1500Rs、2500円程。インド映画ってめちゃ安いもんやと思ってたけどそうでもない。でもこのサービス考えたら満足かと。
ちなみに映画の方は、原作Dumboの要素を残しつつ、ティムバートンの描写を加え、上手く実写化されていたと思う。そもそも原作のDumboってホント可愛いよねー、って、31歳のオッサンが言ってたらキモイかしら?でも実際可愛いから仕方ないのです
あとは小生の英語力。大きいのは英語字幕があるおかげで、8-9割は分かる。原作ストーリーを知ってるというのもある。ただ試しに目を閉じて耳で聞くと、3割くらいしか分からん。。。イカン、耳が完全にインド英語慣れしておる。。。
Posted at 2019/04/18 00:38:16 | |
本、映画 | 日記