自動車保険の大変革！？

今年も、自動車保険の更新の時期がやってきました。私の場合、車検と同じ時期になるため、まさにダブルパンチです。

値上がりを覚悟していましたが、僅かに保険料は下がります。これは、年齢条件が２６歳以上限定から、今回から新設された３５歳以上限定になったこと、車両保険の保険金額が下がったことなどが要因のようです。

僅かでも、保険料が安くなるのは嬉しいですね。

しかし、ご存知の方も多いと思いますが、今年の１０月から、自動車保険の仕組みが大きく変わり、同じ等級でも、事故の有る場合と、事故の無い場合では、割引率が大きく異なることになりました。

例えば、２０等級、６３％割引の人が、保険を使う場合、これまでは、３等級下がって１７等級、５７％割引になり、その後保険を使わなければ、１８等級（５９％）、１９等級（６１％）、２０等級（６３％）と、元に戻っていました。

ところが、新規定では、３等級下がるのは同じですが、割引率は「事故有り」の料率が適用され、なんと、３８％まで落ちてしまうのです。

おまけに、その後３年間、「事故有り」の料率が適用され、１８等級（４０％）、１９等級（４２％）、２０等級になっても、４４％割引。本来の６３％引きに戻るのは、実に４年後です。

更に、これまでは「等級据え置き」となっていた、石はねなどでのフロントガラス交換も、１等級ダウンして、尚且つ、事故有りの割引率が適用されることになります。

なんだか、保険がとっても使いにくい物になった気がします。

なるべく保険を使わないよう、今まで以上に気を付けて、安全運転しようと思います。