さと吉５２８１のブログ一覧

先日、実家の両親とともに昼食を食べに行きました。渋滞を考え、私と妻は電車で向かい、実家最寄の駅で両親の車（ランサー）と待ち合わせ。久しぶりに見たランサー号、ナンバープレートの固定ボルトの錆がかなり進んでいました。特にフロントはサビサビです。

実家は比較的海に近いため、車は少なからず塩の影響を受けます。台風の後など、窓ガラスはまるで船の窓のように塩が付いて曇ってしまい、それを洗車すると地面に白い筋がたくさん付きます。一応、車庫には屋根があるので塗装面はまだ大丈夫ですが、内陸部よりも確実に傷みは早いです。私のＢＧも数年前、錆が目立ってきたことと、盗難対策もあってナンバーのボルトを交換しています。

しかし、塩の影響を受けるのは車だけではありません。以前、このブログにも紹介した実家のエアコンですが、地元の電器店に詳しく調べてもらったところ、故障の原因は、塩害で制御用回路の基板がダメになったことでした。すでに部品も無く修理は不可能。モーターやコンプレッサー、冷却系統そのものは全く問題無いのに…。
両親によると、電気屋さんから「室外機の地面からの高さが足りない。この辺は塩の影響があるから、もっと地面から離す必要がある」と指摘されたそうです。事実、錆びて腐っている部分もありました。

現在では、制御回路の基板を樹脂でコーティングしたり、室外機の底の部分にめっき鋼板を使用するのが常識になっているそうです。更に、塩の影響を受ける場所で使うため、車の「寒冷地仕様」のような「塩害仕様」という物もあるそうです。

車にしろエアコンにしろ、鉄の塊にとって、塩は本当に厄介で大敵です。海に近い地域にお住まいの皆様、良い知恵があったら、どうかお知らせください。