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昨日、TJ634さん主催の碓氷鉄道文化むらお花見オフに行って参りました。

週末の関越道の渋滞を考え、朝５時過ぎに自宅を出発。一般道は予想以上に混雑していましたが、肝心の関越道はスイスイの状態で、このままでは早く着きすぎてしまうので、こちらに寄り道。

コーヒーを飲みながら、一休み。

一杯ずつ、しかも、３０秒ほどかけて抽出される本格派。おいしかったです！

定価は１５０円ですが、ＪＡＦ会員証提示で１００円になりました。

このあと、早くも虫だらけになってしまったフロントガラスやバンパー周りの水拭き掃除をしたりしましたが、それでも、現地には集合時間の１時間以上前に到着してしまいました。

まだどなたも到着されていなかったので、めがね橋へ。インプとの写真を撮影。

微妙な構図ですが、実は、一番いい場所に別の車が停まっており、その車を写さずにツーショットを撮ろうとしたら、こうなった次第です…。

そして、集合場所へ。

この施設の前の国道は、仕事で毎月のように走っていますが（再来週あたり、また来る予定です…）、入るのは初めてです。ずっと行ってみたいと思っていたので、願いがかないました。

全員集合。１３台と１６人が集まりました。

中に入ると、早速鉄道車両の姿が。

桜もきれいです。

まだ、満開の一歩手前のような状態で、ある意味見頃です。

この施設は、横川駅に隣接して設置されていた、横川運転区の跡地に作られています。現在は廃止されていますが、隣の軽井沢駅との間は、１キロ走るごとに６６メートル登るという急勾配区間でした。

そのため、開通当初は「アプト式」というシステムが採用されていました。

２本のレールの間に、ギザギザのレールが見えます。

このギザギザのレールに、車両側に付いている歯車を噛み合わせて回転させることにより、急な坂を登ったり下りたりしていたそうです。

その後、新線が建設されたり、車両の性能が良くなって、アプト式は使われなくなりましたが、列車単体ではこの区間を走れない物もあったそうです。

そこで、この険しい区間を登る列車には後押しを、下る列車にはブレーキの役目をするための機関車がありました。

ＥＦ６３型。横川と軽井沢の間だけを走るために開発されたそうです。

見にくいですが、昭和３８年（１９６３年）製造です。新三菱重工は、三菱自動車の前身、というか、元の名前の会社ですね。こんな物まで造っていたとは…。

様々なタイプの車両に連結するため、連結器も「可変型」です。

こちらは「タイプ１」。

それを９０度回転させると、「タイプ２」に。

変更の作業は、見た目ほど難しくなく、力もそれほど必要ありません。女性でも一人で可能だと思います。

場内には、このようなものも。

やはり、このＥＦ６３という機関車は、ここでは特別な存在なのですね。

場内には、こんな物も。

子供が乗る遊具ですが、

なぜか、川崎ナンバーでした。

昼食は、歩いて１分ほどの場所にあるこちら、おぎのやへ。

峠の釜めしをいただきます。今回は、なめこ汁とのセットを選択しました。

駅弁のお店や、スーパーなどの催事で買うと、冷えた状態ですが、ここは、熱々、とまではいきませんが、ほんのり暖かい状態の釜めしを食べることができます。セットのなめこ汁もおいしかったです。

食後は、部活動。

その後は、こちらへ移動。

開通当初の旧線にあった熊ノ平駅の周辺が、見学コースとして整備されています。

けっこうな階段です。

階段を登ると、

線路の両側にホームらしきものが。

軽井沢駅方面を見ると、

わかりにくいですが、線路が明らかに登っています。

かつての変電所も、そのまま残されています。

開通当初の、アプト式軌道が通っていたトンネル。

線路等は撤去されていますが、歩いて中を通ることができます。ブログ冒頭のめがね橋まで歩いて行けますが、今回は、お開きの時間の関係もあり、ここまででした。

その後、流れ解散となり、私は行きと同じく関越道で帰りましたが、事故渋滞が２回あった程度で、思ったほど混雑はありませんでしたが、それでも、３時間半かかりました。かなり疲れましたが、久々にインプを思いっきり走らせることができました。やっぱり、自分の車はいいですね。

それにしても、今回の主催のＴＪ634さんの鉄道の知識は凄いです。尋ねると、なんでも答えが返ってきます。本当にありがとうございました。勉強になりました。

参加された皆様。お疲れさまでした。またお会いしましょう。次は箱根かな？