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車を持っている者にとって最も憂鬱な月と言える５月。今年も自動車税の通知がやってきました。

１４年目に突入した私のＢＧは、今年から”環境負荷が大きい車”ということで増税になり、税額は約１割アップの￥４３，４００-。ワンランク上のクラスの税額に近づいてしまいました。

なんで、１３年経った車が”環境負荷が大きい車”なのでしょう。１３年以上経った車は排ガスが増えるの？プリウスなどのハイブリッド車も同じ扱いなのはなぜ？科学的な根拠でもあるのでしょうか。

車の排ガス基準が大きく変わったのは、１９７８年（昭和５３年）です。当初は１９７６年に予定されていたものが、あまりに厳しい基準のために各メーカーの開発が間に合わず２年延期され、「世界一厳しい排ガス基準」と言われました。軽自動車からセンチュリーまで、「５３年規制適合車」というステッカーが貼られ、規制をクリアしたことをアピールしていました。昔、父が乗っていた車にもこの表示があったのを覚えています。

以来、平成１２年までこの基準が適用されていました。ですから、この１９７８年規制を境に環境負荷云々というのならまだ話はわかりますが、ガソリン車もハイブリッド車も関係無く、ただ１３年というのは、全く理解できません。これぞまさに、”ザ・役所仕事”ですね。

オイル交換に自動車税、そして予定外のタイヤ交換と、私にとって５月はまさにトリプルパンチ！ガソリンの警告灯が点いていますが、給油は来月以降にします…。

そろそろオイル交換の時期。いつもお世話になっている”主治医”のところに連絡したところ、電話番号が変わっていました。

音声案内に従って新しい番号に掛けたところ、社長さんが開口一番「申し訳ない！！」と電話の向こうで平謝り。なんと、３月末で業務を終了し、閉店することになったというのです。
理由は、後継者が居ないこと。社長さんは、私のＢＧを担当していた方を後継者にして店を任せたかったらしいのでしが、その方は「まだ技術を磨きたいし自信も無い」と辞退し退職。もう一人の方も事情により退職してしまい、残ったスタッフで頑張られていましたが、やむを得なかったのでしょう。

２０００年の暮れ、ＢＧの初めての車検の際に注入された、正体不明の粗悪なエンジンオイルの交換をお願いしたことがきっかけでお付き合いが始まりました。
以来１０年余り。エンジン、ミッションなどのオイル交換は勿論、車検、アライメント調整まで、全てをお願いしてきました。まさに「主治医」と言える存在です。それだけに、ここが無くなるのは本当に残念だし、悲しいし、寂しいし、それに不安です。私の車のことを知っている人が居なくなってしまうのですから。

お付き合いのある、世田谷の整備工場を紹介していただきました。ＨＰを見た限りでは、良心的な地元密着の老舗のお店のようです。初めてのお店というのはちょっと緊張しますが、連絡してみようと思います。