ラチェットレンチのグリスアップ

所有する工具のほとんどをガレージへ移してしまったため、自宅で行う整備のための工具を新たに用意する必要性が生じました。

自宅で実施できる作業の内容や頻度を考えると工具は必要最低限のレベルで良いと考え、今回はラチェットレンチにTONEの『MRH30』と、個人的に必ず欲しいスイベルタイプにSK11の『SRH3FRB』を用意することにしました。




『SRH3FRB』は一般的な9.5sq.のソケットだけでなくビットも使えるという個人的には画期的な商品で、価格も手頃なので飛びついて購入しました。が、届いた商品のクリック感や音がイマイチと感じたのでグリスアップしようと分解したら、なんとグリスが全く充填されていませんでした(;'∀')

なお、グリスアップ後はクリック感が好みのフィーリングになり、また音も上質になって空転トルクも軽くなり、好みの仕様に仕上がりました。




次は『MRH30』です。ただ、画像検索で『MRH30』を検索すると軸の部分に227とありますが、私のは241になっています。また、量販店専売モデルの『ARH30』というモデルもあるようで、それぞれ外観はほとんど差がありません。このラチェットはTONEのカタログにも載っていませんし正体は不明ですが、私はクーポン割引を使って642円という破格値で購入したので、ぶっちゃけ偽物でもよいです(笑)

問題は、ビス2本を外しても切り替えノブのシャフトの端部がカシメになっており分解ができず、普通のやり方ではグリスアップができません。




そこで、ビスの穴からグリスを充填する方法を採りました。こちらもグリスアップ後はクリック感や音の質感も向上しました。これで自宅用のラチェットレンチは揃いましたので、他の工具も少しずつ増やしていこうと思います。