奢ってくれる人には奢ってもらってもいい。

20年間、付き合い続けている塾の男の先生（60代後半）がいます。
私（30代中盤）が、塾で勉強を習っていたときからの付き合いです。

その先生は、今は会うと必ずコーヒーを奢ってくれます。
たまに、ランチも奢ってくれます。

先生曰く、「奢ってやると言っているんだから、ありがたく、奢ってもらえばいいのだ。」だそうです。
私は、奢られたら必ず額に関わらず「ありがとうございます。」と言うようにしています。

この先生の行動が示す意味を汲んで、奢るべき知り合いには必ず奢るようにしています。
少なくとも、後輩や女性に割り勘にさせたことはありません。
というか、金持ちという括りの人は、後輩や女性に対し、割り勘を求めないと思います。
明らかなフリーライダーや金目当てな人なら、奢りませんが、普通の人であれば奢ります。

奢ったら、その人の感性が無意識に出るので、どんな人かも分かったりします。
ということは、私のスターバックスでの注文で先生にどんな人か見られているということになります。
いつも注文するのは、決まって「アイスコーヒーのトール」ですが。

先生は、お金持ちな方で、すくなくとも貧乏ではありません。
ときに先生は、奢れるときに奢れることに感謝していらっしゃるようです。

だから「奢ってくれる人には奢ってもらってもいい。」と思うのです。