
先日やっと届いたADVのキャリア。
長期のキャンプツーリングする為には自分には必要なアイテム。
そしてこのキャリアにサブタンクを付けて、無給油400kmオーバーを目指します。

ノーマルのグラブバーを外してキャリアを取り付けます。
トップケースを付ける為のベースキャリアを取り付けて・・・

サブタンクを取り付ける為には、アタッチメントを付けなくてはなりません。
それを付ける為にはステーが必要ですが、ADV用にそんなステーが出ている訳も無く。
自作しかない・・・
3×25mmの帯鉄を切って曲げて基本のステーを作りました。
GIVIのベースキャリアとキャリアの間にステーを挟めて、ボルトで締めて固定する方法にしました。

横のアタッチメントを付ける為に2mmの鉄板を固定。
穴を開けてボルトとナットで締めて行きます。

取り敢えず仮付けしてイメージを。
予想はしていましたが、3mm厚の帯鉄に付けたサブタンクはその重さで結構ぶれました。
これは宜しくない。
5mm厚の1枚鉄板を曲げられたら、それが強度的にも良いのですが曲げる機械も無いし第一重過ぎます。

GIVIのベースキャリアを固定するボルトが、キャリアのステーの下に15mmくらい出ます。
これを利用してステーを固定しましょう。
3×15mmの帯鉄を切って補助ステーを作りました。
最初は後側の1本だけと思ったのですが、1本だけだとやはりぶれました。
なので前にも1本追加です。
鉄鋸使い過ぎて握力が無くなりつつあります(笑)。
電動グラインダーはあるので、削るのだけは楽でした。
バイスに挟んでステーを曲げて、微妙な角度は毎回合わせて調整。
面倒ですがピッタリ合うまでは地味に作業です。
バリ取りをしてから黒ラッカー塗って放置。

これは塗装前の仮止めの補助ステー。
外側のボルトからステーを伸ばせば、より強度が上がりますがテールランプに被るのでこの位置。
2本のステーでガッチリ着いたので問題無しです。

全て塗装してから組付けて、こんな感じ。
補助ステーの曲がりの角度を同じにしたくて、少々苦労しました。

トップケースと同時装着するとこんな感じです。

トップケースを付けるとサブタンクのキャップとの隙間が微妙です。
ノーマルのキャップは鍵なしで、この状態でギリギリ取れます。
給油出来るかは微妙・・・
鍵付きのキャップを付けると、鍵が刺さったままだとケースに当たって入りません。
サブタンクを外すかトップケースを外して(持ち上げて)隙間を広げないとキャップが外れません。
1~2cmタンクを下げたくらいじゃダメなので、これは割り切って使いましょう。

左から見るとこんな感じになりました。
トップケース52Lにシート下、リアシートにバッグを積めば、1週間くらいの北海道キャンプツーリングもこなしてくれるでしょう。
何より8L+2Lのガソリンが心強いです。
クロスカブに買ったサブタンクがやっと役に立ちます。
クロスカブ用のステーは2万くらいでしたが、今回の自作は1000円ちょっとで出来ました。
長々読んでくださってありがとうございました。
Posted at 2021/11/26 22:54:29 | |
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