今日の晩酌は、「搾菜と蒸し鶏の和え物」を肴に「孝の司」。「搾菜と蒸し鶏の和え物」は、中華料理屋の定番前菜ですが、鶏をレンチンして和えるだけのお手軽摘まみ。併せるお酒は、先の奥三河出張の際に買って来た「孝の司」。dancyuでも特集された女性杜氏の蔵ですな。【孝の司】柴田酒造場(愛知県岡崎市)の「孝の司 純米吟醸 初紅葉」。この時季ならではの「冷おろし」です。この蔵は、居酒屋で飲んだ「众(ぎん)」が美味しかったので買いに寄ったのが初めてでしたが、その後雑誌に取り上げられたり、蔵にCafeを作られたりと勢いのある酒造です。【横書き】愛知県の酒造好適米「夢山水」100%を60%精米で醸した純米吟醸酒を、一夏寝かせて秋口に瓶詰めした冷おろし。冷おろしは、軽い新酒の好きな私には少し重く感じるものが多いのですが、孝の司は意外に軽い。「通常の2回火入れの火入れ酒と違い、1回火入れなので少しフレッシュ感もありますよ。」と話されてたのを思い出し、成程なと。台風の後、少し涼しくなり、こうした冷おろしが合う季節になって来たんだなぁとも思います。