
GWとなり、鹿ハンバーグのみずがき食事処の営業が再開されました
すぐに行きたいとは思いましたが、さすがにGW期間中は混みそうなので遠慮して、29日に出かけてきました
午前中は用事があったものの28日も休みでしたので、せっかくならと山梨の温泉に一泊してから訪ねてみました
というわけで、28日のお昼過ぎからとなりましたが中央高速で山梨県へ向かいます

雨予報も出ていましたが、とりあえずは天気は持ちそうです
甲府昭和ICで降りて南アルプスの山へ向かって進むとループ橋が現れます

桃花橋ループです
地図を見ていたら見つけたので通ってみました
特に何かがあるわけではありませんが、珍しかったので・・・
そこから北上し、県道20号線を南アルプス方向へ進み夜叉神峠を目指します
その道の途中にあるのが芦安温泉で本日の泊る宿があるエリアです
とりあえず一度行ってみたかった夜叉神峠へ行ってみようと車を進めていたのですが、温泉郷の看板を過ぎてすぐに熊に遭遇しました

ちょっと小さくて分かりにくいですね
拡大してみたのがこちら

子熊ですぐに逃げてくれましたが、親熊と遭遇しなくて良かったです
こんな人里近くで熊に遭遇したのは初めてでした
このエリアでは熊・鹿・狸・リスに遭遇しました
暗くなると動物の飛び出しも多いとのことなので注意が必要です
温泉街を過ぎて30分ほど車を走らせてきました

だいぶ高いところまで上がってきたようです
夜叉神峠入口に到着
冬季閉鎖ではありますが、解除されてもマイカーは規制中です

こちらは「ゆるキャン△」でも「mono」でも出てくる聖地ですね
こちらの休憩所も出てきますね
山の上では雨が降り始めましたので、早々に引き上げて宿まで戻ってきました

こちらの宿はマップを見ていて見つけたのですが、ご飯がとても美味しそうだったので決めました
お部屋はこんな感じ

民宿といった感じで、部屋には洗面台やトイレはありません
ですが・・・
三代目が引き継ぐにあたり、宿をリニューアルしたときに共用ではなく部屋ごとの個別トイレと洗面台にしました

最初はコロナ対策のアイデアであったみたいですが、結果として
プライベート感があって他の旅館とは差別化できるなと思いました上手く改装しましたね
トイレが3つしかないのは、基本的にはこちらは1晩あたり3組しか受け入れいないからです
部屋はいっぱいあるので大人数の受け入れもするそうですが、お客さんの顔を見て料理を出したいというこだわりから3組に絞ったそうです
なので静かに過ごせる宿でした
宿に着いたらさっそく温泉へ

お風呂は一つしかありませんが、部屋ごとの貸切利用となってます
なのでのんびりと入ることが出来ますね
夕方は予約決めですが、以降は空いていればいつでも入れるので気楽です
0時以降は入れませんとかいう宿はほんと止めていただきたいと思いますね
窓からの景色はこんな感じ

目の前は道路ですが交通量も少なく、すぐ近くの川の音が聞こえるので車の音は気になりませんでした
川からはカジカの鳴き声がしてましたね
山梨の山間はよく聞こえるイメージです
風呂上がりに一杯と思ってましたがビールを買い込んでくるのを忘れました
周りにお店はないので、部屋で飲みたい場合は事前に買ってくるのを忘れずに
もちろん食事中は頼めますので飲めないという心配はありません
頼めば部屋でも飲めるかも・・・
ちなみに冷蔵庫は共用なので買い込みすぎにはご注意を
18時となり、お待ちかねのご飯の時間となりました

前菜は4種の盛り合わせ
陶板焼きは豚バラと野菜
そして蕎麦刺という蕎麦を刺身こんにゃくのようなイメージで食べるものです
そして山梨といえばの馬刺し

写真撮る前に何切れか食べちゃったので量が減ってます(^^;)
B-1グルメでもグランプリを取った鳥もつ煮

あまごの塩焼きも出ました
酒が進む料理ばかりです
どれも美味しかったー
ビールと自家製の梅酒でいただきました
そして〆は甲州流手打ちそば
なんでこれだけの料理が出せるかというと、三代目は竜王奥藤第五分店で12年間修業してたのだそうです
なので本物の手打ち蕎麦が出せる旅館なんですね
しかも竜王奥藤は鳥もつ煮発祥のお店ということで、レシピは本物です
ここにくれば山梨名物は全部食べられますね
先代が急逝し、宿を継いだのは2017年頃だったそうで、その頃は宿泊代が1万円を切る普通の民宿だったそうです
すぐにコロナがやってきて大変だったそうですが、それを逆手に宿をリニューアルし今の形となったそうです
ご飯の後に顔を出してくれて、気づけは30分以上話し込んでしまいましたが、とっても熱い思いを持って頑張っておられる方でした
まぁ、こんな感じの方なんですが・・・w

許可をいただいたので掲載させてもらってます
若く見えますが40代ですよ
でもパワーがある方なので、これからが楽しみですね
宿の入口には夜叉神峠のステッカーが売られているのですが
これを仕掛けたのはこの人でした
三代目と話してるだけでも楽しいので、ぜひまた訪れたい宿ですね
ちなみに「なとり屋」はまだ夜叉神峠にマイカーで入れ奈良田温泉まで走れる時代に、山の上でドライブインを先々代が始めたのがきっかけだそうです簡易的な宿泊設備もあったそうです
マイカー規制で一般車が入れなくなったため、現在の場所に下りてきて民宿を始めたそうです
いろいろと話を聞けて面白かったです
山の上の方は雲で隠れてしまいました

それに昭和な街灯がいい感じ
このエリアに行きたいと思っている鰻屋がありますが、こんな宿があるのは気づきませんでした
次は季節を変えて寒い時期に訪れてみたいですね
ちなみに鰻屋は週末しかやってないので、なかなか行けるタイミングがありません
ご飯を食べたら温泉に入ってのんびりするだけ
廊下にあったマンガを読んだり動画を見たりしているうちにいい時間になったので就寝です
6時に起きたので温泉で目を覚まし、7時半から朝食です

鍋は蕎麦ガキでした
卵焼きは小さいけど美味しかったー
おかずが美味しいので、朝からご飯2杯いただいちゃいました

この真ん中にあるのは「しょうゆの実」というものです
芦安の名物なんだとか
しょうゆの実=大豆なんですが、醤油を作るときは大豆を発酵させるため麹をつけます
昔は家庭で醤油を作っていたので、絞った後の豆が残るのですが、これを乾燥させ保存食にしたものがしょうゆの実です
乾燥した納豆みたいなもんですかね
今は絞ってない豆で作ってるそうですよ
詳しくはこちら
今日の行動を考えて、少し早めの9時にチェックアウト
山梨県の北部を目指します
とその前に気になるお寺がこのエリアにあったので細い道を進んでみましたが・・・
駐車場に車を停めて少し山に入らなければいけないようですお寺の名前は善応寺です
山ヒルも怖いのですが、なんといってもこの辺りは前日に熊を見たすぐ近く
ちょっと車を降りるのは怖かったので、また別の時期に訪れたいと思います

こちらで気になったのは生信玄餅
そんなものがあるんだと寄ってみました
お土産にしたいと思います
県道23号線を走りみずがき湖までやってきました

これだけ訪れると見慣れた景色になってきました
こちらの展望所で景色を眺めながら、先ほどの金精軒で買ってきたお菓子をいただきながらコーヒータイム
そしてオープン時間に合わせてみずがき食事処に到着

看板塗り直してるみたいですね
今日はお客さんは自分しかいませんでした
お待ちかねの鹿ハンバーグです
メンチカツも付けちゃいました

安定した美味しさですね
下手な牛肉より旨くて胃にやさしい
今年は何回行けるかな
せっかくこのエリアに来たので林道を1本走ろうかと入っていきましたが、まったく使われていないのか廃道に近い状態
両側から草ではなく木が出てきていて道を狭めています

行けなくはなさそうだけど、行って動けなくなっても困るので、2台以上で来た時にチャレンジしたいと思います
これで予定していたものは全て終了
早いですが戻ろうと思います
中央道で相模湖まで来て、圏央道は使わず一般道で帰ります
久しぶりに相模湖に寄ってみました

相変わらずの昭和感です
ですが、だいぶお店の撤退が進んでいますね
射的とスマートボールのお店もなくなってました

いかにもデザイナーさんという感じの集団がスーツ姿の人と歩いてましたので、もしかしたら公園全体のリニューアルとか考えられているのかもしれませんね
こちらはまだ健在
食品サンプルに気持ちが惹かれますが、まだお腹いっぱいなので我慢
3時半ですが戻ってきました
300キロちょっとのドライブです
6月は泊りのドライブは行けなさそうです
7月には2泊3日のロングドライブを計画中です
長良川の鵜飼を生で見てみようかと思っています
ファンになったので、なとり屋のステッカーを貼らせてもらいました
ちなみに反対側はみずがき食事処ですw
なとり屋でしょうゆの実を買わせていただきました
乾燥した実を美味しく食べられるようになるまで手間と時間がかかりますが、女将さんにレシピをいただいたので、頑張ってチャレンジしてみたいと思います