2日目の宿がある下呂温泉を目指していますが、中部縦貫道が大雪による通行止めとなってしまったので、国道158号線で中継地点である九頭竜湖を目指して山越えしているところです
無事に九頭竜湖まで走り、湖を過ぎると東海北陸自動車道への連絡道へ入り、白鳥インターから高速へと入りました
ここからは高速で郡上八幡まで一気に移動しますが、雪が降っているのでさほどスピードは出せません
これでも片側2車線あるのですが、どこまでが路面か分かりにくいですね

吹雪の中の高速は貴重な体験です
それにしても4WDにスタッドレスの安定感は凄いですね
とはいえスリップしたら終わりなので慎重に走りました
とここで警告灯が点灯

これはカメラが画像判断出来なくなると上がる警告で、雪や大雨ではよくあることなのですが、問題はそちらではなく外気温度です
外は大雪の極寒ですが、なんと20℃を表示しています
この事象で分かったのですが、エアコンは外気温と設定温度の差でコントロールしてるみたいですね
このとき設定は22℃にしていたので、吹き出し口からは冷風が出てくるようになってました
どうりで車内が寒いわけです
とりあえずは他に異常がなさそうなので、ヒーター温度を最大にしてPAまで走り続けました
写真を撮る前に落としてしまったので撮れなかったですが、自分の予想通り着雪ですべてのグリルが塞がっていました
吸気口もインタークーラーダクトもびっしりと雪が詰まってました
今回の事象はグリルがすべて塞がってしまったため、その奥にある外気温センサーに風が当たらず、こもった熱で徐々に表示温度が上がってきたと思われます
とりあえず走り出す前に雪は全て落としておきましたが、またしばらく走るとある程度まで表示が上がってしまったので諦めました
そんな状況にはなりましたが、オーバーヒートすることはなかったですね
下からそれなりに空気を吸い出してくれてるようですね
そんなトラブルもありましたが、なんとか郡上八幡インターまで到着し、高速を下りました
しかしここから下呂温泉に行くにはもうひと山越えなければなりません
国道256号線で東へ進みます
後半は濃飛横断自動車道となっていて高規格な道路になっていますが、前半は180度ターンが続く細く過酷な山道です

とはいえ走ってる車はほとんどいなかったので、まったく問題ありませんでした
対向車が来たら端に寄らなければなりませんが、側溝があるかないか分からないので怖いですよね
無事に山を越え、下呂温泉に到着です
ほどなくして宿にも到着

泊ったのは下呂温泉街の対岸にある大江戸温泉物語プレミアムの下呂本館です
晩御飯がビュッフェだったのは引っかかりましたが、温泉に入れればいいやという感じだったのでこちらにしました
部屋は無駄にベットが3つもあるお部屋
部屋に温泉風呂があれば混んでても気軽に入れるだろうと露天付きの部屋を選びましたが、温泉がぬるくて入ってられませんでした
仕方なくお湯を足しましたが、かけ流しではない状態に・・・

あと寒すぎるし上から水が垂れてくるしで無理でした(笑)
というわけで部屋では一回しか入らず、大浴場に行ってました
宿泊客は少なかったようで、他の人と風呂で会うこともありませんでしたね
夕飯のビュッフェにいってきましたが、味は想像どうりでした
特に美味しいものは見つけられず
大江戸温泉物語は初めて泊りましたが、次泊るとしたら素泊まりですね
夕飯時には2,000円くらい出すと飲み放題でアルコールが飲めるらしいのですが、逆にそれ以外ではアルコールが頼めないので、量を飲まない自分には合いませんでした
それよりもここは風呂上りにアルコール類がフリーで飲めるのですが、風呂上がりのスペースとレストランは同じフロアの隣同士なんですよ
トイレに行くついでにそこでビールを飲んで戻ってくればタダで飲み放題という状態です
自分は遠慮して食事後に2杯だけいただきました
外はまだ雪が降り続いてますね

対岸も見えません
下呂温泉も大雪警報出てましたから、この後どこまで積もるのやら
温泉に入りつつダラダラしながら就寝です
朝起きてもまた降り続いてました
真正面には対岸にある湯の島館が見えました

最初はそちらに泊ろうかと考えてましたが、今回は宿に飯と癒しを求めないことにしました
朝食もビュッフェでしたが、特にレポートはありません
ビジネスホテルの朝食のほうが旨かったりするーってレベルです
昼飯を食べるところと時間は決めていたので量は控え目にしておきました
ここから次の目的地は30分くらいなので、10時半にはチェックアウトして出発
こちらのチェックアウトは11時でした
宿を出ると車はこんな感じ
15cmくらい積もってました

すぐに落ちてきそうな前方だけ取り除いて出発です
開店5分前には到着
下呂温泉からほど近い「まるはち食堂」です

こちらは岐阜名物の「けいちゃん」が食べられるお店です
頼んだのはけいちゃん定食
けいちゃんとは鶏ちゃんなんですが、タレに漬け込んだ鶏肉とキャベツを焼いて食べる料理のことですね
こちらではこんな感じで自分で焼きながら食べます

美味しかったです~
専門店は初でしたが、やっぱこっちでスーパーとかで買うのとは違いますね
大満足です
出るときには店の前の駐車場はいっぱいでしたから人気のお店のようです
行けてよかった
ほんとはデザートに一茶堂のカフェとか寄りたかったんですが、冬は営業してないとのことなので次回チャレンジしたいと思います
というわけで、次の目的地は雪が降ってなかったら行かないつもりでしたが、前日に降ったようなので訪れてみました
妻籠宿です
ちょっと雪が物足りない感じですが、見てみたかった雪景色に大満足です

のんびりと散策しましたが、お店はやってないところが多く、観光客もほとんどいませんでした
雪のタイミングで来れてよかったです
でも駐車場まで戻ってくると大型バスが到着し、大量に中国人が下りてきてました
タイミングよく静かな街並みを見れたみたいですね
今回の旅は春節と重なってしまったのでメジャー処に行くのは勇気がいります
さて、ここまで来ると中央道のインターからはだいぶ離れているため恵那山トンネルを抜けるためには大きく戻らなければなりません
仕方なく256号線のまま山越えルートです

雪はありましたが、降ってはいないので問題なく走破
昼神温泉まで来ると道には雪はありませんでした
これで今回の旅行で考えていた目的地は全て消化できましたので、ここからは中央道で自宅を目指します
しかし伊北インターを過ぎるとサイレンを鳴らした道路公団のバトーカーの先導が始まりました

約30分間ほど時速20km以下で走らされ続けました
事故表示はなかったし、なにが起きてるのか全く分かりませんでした
岡谷ジャンクション手前で謎解除となりパトカーは下がっていきました
何だったんですかね
とりあえず諏訪湖SAで休憩です

こんなに晴れてたらビーナスラインで夕陽が見れそうだなぁとなり、予定を変更し諏訪インターで下りて霧ケ峰高原を目指すことにしました
というわけで霧ケ峰高原に上がってきました

誰もいません
いい天気に見えますが、ものすごい強風で気温は-9℃です

外に立ってるのも辛い状況ですが、富士山がキレイに見えました
残念ながら西側はこんな感じの空で、キレイな夕日となりませんでした
でも東側はキレイに晴れていたので富士山がクッキリと見えました
なんかつい最近もこんな感じの写真を撮ったような記憶が…
すでに気温がマイナスなので、今更路面凍結も何もないですが、暗くなると凍った路面は怖いので下山します
白樺湖側へ抜けて諏訪南インターから中央道へ
渋滞がなかったのでそのまま圏央道へ抜けて戻ってきました
家に帰る前に洗車場で下回りの洗浄です

塩カルと泥を落としておきました
晩飯を買って21時前には到着です

総走行距離は1,076km、燃費は19.2km/lでした
今回は雪道堪能の旅でした
いろんな状態の雪道を体験できたので今後の役に立ちそうです
生活四駆なハスラーですが、あらためて強さを実感できましたね
あとフォグランプですが、やはり熱を持つタイプに変えておいて正解でした
昼走行がメインでしたが、山越えをするとトンネルを通る機会も多いんですよね
今回のような大雪に遭遇するとLEDのライトのままではトンネル内は真っ暗だったと思います
リアフォグも実走で使う機会があってよかったです
今月は出かけられそうもないので、また3月以降計画したいと思います