2月はもう出かける機会はないだろうなと思っていたのですが、急遽仕事の予定がなくなり連休が取れることになりまして、温泉宿探しがはじまりました
雪景色の温泉宿にもう一ヶ所ぐらい行きたいと思っていたので良かったです
長野・岐阜方面は先日走り回ったので、今回は群馬県にしました
草津温泉に行きたい思いはあったんですが、平日でも混む場所となってしまったので、人混みを避けて四万温泉にしました
草津温泉と昨年行った法師温泉の間にあるのが四万温泉ですね
1年半ほど前に万沢林道を走ったときに訪れたのは秋だったので、また違う景色が見れるかなと出かけてみました
昨日13日は春一番が吹くかもとも言われた超強風の一日
高速も例外なく横風がひどく、軽自動車には厳しい走行でした

風が強すぎて土が舞い上がり、景色が黄色く見えます
圏央道から関越道に入り、群馬エリアに入るとさらに風が強くなりました
車が軽く横からの投影面積が大きいので、フラフラとしてしまうぐらい突風に煽られます
さらに正面から吹いてくると途端に減速し燃費もかなり悪化しますね
無理に飛ばさずトラックの後ろなどに入ってノンビリと走りました
渋川インターで降りて四万温泉を目指すのですが、久しぶりにカレーうどんが食べたくなり伊香保温泉の食の駅に立ち寄りました

家を出てから2時間半ほどで到着
・・・でしたが、
こちらにはテナントで水沢うどんの大澤屋のカレーうどん専門店が入っていたのですが、昨年末で伊香保の石段の方へ移転してしまったそうです
石段は混んでそうだし、駐車場が有料なので諦めることにしました
おやきを買ってお昼代わりです
四万温泉を目指します
2時過ぎには温泉街の無料駐車場に到着

山を登るにつれ途中から雪は降っていましたが、路面にはほとんど雪はありませんでした
先週の大雪で雪景色ですね

四万グランドホテルはビュッフェだったのでやめておきました
積善館の屋根にもけっこうな雪が積もってます
こちらに泊るのも良さそうだったのですが、また次の機会に
この奥にある「たむら」も調べましたが、ちょっと割高に感じたので別の宿にしました
チェックインまでまだ時間があったので、奥四万湖のダムまで行ってみることにしました
さすがに温泉街を過ぎると交通量はほぼないので雪が残ってますね
残念ながら湖面には氷が張り雪が積もっているので四万ブルーは見えずでした

湖面が見えていても陽が差していないので青くは見えなかったかもしれませんね
時間になりましたので、今晩の宿まで来ました
こちらは四万温泉の一番奥の一番高いところにある宿です
前回泊った中生館のすぐ近くでした
こちらに決めたのは全室露天風呂付でのんびり出来そうなのと、料理が美味しそうだったからです
入口を入るとこんな雰囲気

とてもキレイでいまどきな感じです
部屋までの廊下はこんな雰囲気
全て板張りですが、外を歩いてきた靴で歩くのが申し訳ないくらい
今回泊ったのは「桜」というお部屋
畳がピンク色です
基本が部屋食なので、こちらのダイニングでご飯になります

今回は直前だったこともあり、この部屋しか空いてませんでした
障子を開けるとベットルーム
窓の外にはかけ流しのお風呂があります

今回の部屋は石風呂でした
循環器はありませんので、かけ流しているお湯の量を調整して温度を調節します
と、気づけたのは翌日の朝でした
けっこう熱めの風呂に頑張って入ってました(汗)
敷地内には薬王寺があります

この宿は元々この薬王寺の宿坊だったそうです
なので薬王寺のおみくじは館内にあったりします
館内をウロウロしたり風呂に入ったりしてのんびり過ごさせてもらいました
今回はのんびり温泉に入りに行くだけの旅行です
ご飯の時間になりました
一部をご紹介

真ん中にあるのは「ちしゃとう」というのだそうですが、初めて食べました
茎レタスとも言われるそうです
こちらはお造りとクエ鍋

クエって初めて食べましたが美味しいんですね
こちらは宿で手打ちしている蕎麦

温かいのと冷たいのを選択できました
ローストビーフですが、脂は固まっているのに口の中で溶けだすという不思議な感覚でした
どれも美味しかったですが、一番はこの鰆の炊き込みご飯
この時期限定だそうですが、超が付くくらい美味しかったです
炊いてる出汁がいいんですかね

ご飯2杯ペロリでした
さらにデザートまでいただいてお腹パンパンですが、こちらの宿があるのは温泉街からはかなり離れているので出歩くこともないので問題なしです
あとは温泉入って寝るだけですね
部屋にも温泉はありますが、館内には貸切風呂やサウナなどもあります
こちらは宿名にも入っている「鹿覗きの湯」
貸切風呂2つとサウナ・岩盤浴と4つの部屋があり、湯上り処はこんな雰囲気
こちらは日帰り入浴でも使われているそうです

冷蔵庫の中にはジョアが入っていて飲み放題でした
前に泊った中生館もそれはそれで良かったですが、たまにはこういう贅沢感のある宿もいいですね
ちなみにどちらも同じ源泉を使っていますが、今回泊った宿はさらに3つの源泉を足しているそうで、ちょっと他の宿とは違うお湯になっているようです
温泉のおかげか朝までグッスリと眠れました
起きて温泉に入り朝食です
シンプルな朝らしい朝ごはん

一番美味しかったのは鮭の切り身かなぁ
焼き加減と塩の加減がいい感じでした
ご飯を食べて落ち着いたらまた温泉
今回は何回入ったんだろうというぐらい温泉に浸かってきました
四万温泉とは四万の病気に効くとも言われる温泉で、美肌にも良いそうなので入った分だけ良いことあるかもしれませんね
チェックアウトの時間になりましたので宿を後にします

昨日は雪でしたが、今日は朝から晴れていて雪もどんどん溶けていました
昨年泊った法師温泉も良かったけど、同じエリアならこっちにまた来たいかな
季節によっていろいろと料理が変わるのはもちろんですが、月によっても少しずつ変わるようなので、また違う時期に訪れたいですね
値段に対して十分満足できる宿でした
もう予定はないので帰るだけなんですが、せっかく群馬県まで来たので、地図で見つけて気になっていたお店に寄ってみることにしました
四万温泉から山を下りてくると最初の街となる中之条町にある「
こいずみ食堂」です

宿からの落差が・・・(笑)
中はこんな感じ

開店と同時に入ったので一番でしたが、すぐに次々とお客さんが訪れてました
メニューはこんな感じ

とにかく安い!
一番惹かれたのはモツ煮定食500円だったんですが、昨今の事情で600円に値上がりしてました
それでも安いんですけどね
そのモツ煮が美味しいとの書き込みが非常に多かったです
さすがに朝ごはんからまだあまり時間が経過していないので、定食は厳しいかなということで、肉汁つけうどんとモツ煮単品を頼みました

肉汁は豚汁以上に豚肉がたっぷり入っていて美味しかったですが、モツ煮はもっと美味しかった
フワフワトロトロでした
これでコメ食べたら最高ですね
モツ煮というとニンジンとかゴボウとかこんにゃくが入っているイメージですが、ここのはモツだけでした
ディズニーランド以外で並ぶのは嫌いな自分ですが、今回は話のタネに一度はモツ煮で有名な「
永井食堂」に行ってみようかと考えてました
でもこっちに来ても正解でした
価格も同じくらいじゃないでしょうか
この辺りで食堂と付くところは何処もこのレベルのモツ煮を出すんでしょうかね
とりあえず、まだしばらくは永井食堂には行けそうもありません
たぶんお昼過ぎは地元の方で混むお店だと思うので、開店直後に行くのがいいと思います
お腹に余裕があったら同じ中之条町の「
唐澤農園」でイチゴでも食べようかと思ってましたが、もういっぱいで入りませんでした

こちらは次の機会に訪れたいと思います
季節でメインの果物は変わるみたいですよ
詳しくはHPを参照してください
お昼ご飯も食べたので、途中道の駅に寄りお土産を物色して、早めに高速に乗り帰ってきました
明日は仕事ですからね

それにしてもいい天気
風はまだ吹いていましたが、昨日ほどはキツくはなかったです
地元に戻ったら洗車場で下回りを洗い流し
買い物をして2時半には帰宅しました

400キロ近く走りましたが、高速メインということもあり燃費は20キロ超
途中で給油はなく帰って来れました
内陸はガソリンが高いので低燃費は助かります
今シーズンは地元や近場で雪が降らなさそうなので、雪道ドライブはこれが最後になりますかね
ちょうど休みと大雪がズレてしまったので、一晩で何十センチも降るような雪道は体験できませんでしたが、それでもだいぶスタッドレスに慣れたかなぁという感じです
道の状況を気にせず出かけられるのは行動範囲が広がっていいですね
来年は休みが取れるなら東北地方とか出かけたいですね