
朝起きると外は大雪となっていました

6時の時点では10cm程度だった積雪も8時を過ぎるころには30cmを越えるくらい
宿の方が除雪機で駐車場の雪を飛ばしていましたが追いつかないくらいですね
宿泊客の車の雪下ろしもやってくれていました
外を眺めていたいですが、窓際はとにかく寒くて長い時間居られません
出発するころにはどうなっているか分かりませんが、とりあえず朝食をいただきます

ご飯とお味噌汁とおばんざいとシンプルな朝食です
こんな感じで軽めにしておきました
9時過ぎにはチェックアウト
こちらは営業担当の「おんでん」くん

もう一匹「かぐら」くんがいるのですが、写真を撮らせてくれませんでした
チェックアウト時間にはお見送りに出てきてくれてます
振り返るとこんな景色
昨日とは大違いです
とっても居心地も良くいい宿でした
古い建物なので部屋には洗面台やトイレはないため不便はありますが、そのトイレなどもとてもキレイでしたので問題はありません
良い時間が過ごせました
ちなみに部屋にエアコンはありませんので、夏は日によっては暑いかもしれませんね
さて、宿がこんな状態なら、車はこんな状態です

これでも2時間前には宿の方がガラスと屋根の雪を下ろしてくれてるんですけどね
ドアも開けられません
気温は-6℃でした
マイナス気温で雪に触ると冷たいではなく痛いなんですね
素手で雪かきしたら泣きそうな痛みでした
じっくり暖機をして雪を溶かしてから出発しました
特に車の前方など雪かきはしませんでしたが、そのままでもハスラーは走り出すことが出来ました
優秀ですね
気温が低く雪がサラサラだったのも良かったのかもしれません
街へ下っていく途中にある「おたかぽっぽ」の青看板も確認できました

青看板に絵が入ってるのは珍しいそうですよ
小野川温泉を抜けて国道121号線へ出ました
ここからはこの道で日光を目指します
県境を越える前に道の駅でいったん休憩
車を確認するとフロントはこんな感じ

点灯していたのでフォグライトだけが雪が溶けてますね
リアはこんな感じになってました

テールライトが隠れていたとは気づきませんでした
リアフォグは点けていたので後続車へのアピールは出来ていたと思いますが、これではウィンカーも見えません
払っておきました
それにしてもリアフォグ周りに雪がないのは溶けたのでしょうか
少し熱を持つんですかね
県境エリアの雪はこんな感じでした
前の車を見失いそうです

除雪はされているのですが、道路の左端が陰影がなく全く見えません
それでも地元の方のペースは早いです
ついていくのに必死でした
福島県に入り、最初に訪れたのは廃線となった日中線の熱塩駅跡です
1984年に廃線となったそうですが、こちらの駅は今も当時の姿のまま残っています
転車台跡も見たかったですが、何処にあるかもわからないくらい雪が積もっています
駅事務室内も入れて展示室となっています
かつてのホームの先にはラッセル車と客車が1両保存されています

123mも進んだら帰って来れなくなりそうです
客車の中に入ることが出来ました

スイッチを入れると車内放送用のスピーカーから列車の走行音が流れました
聞いてるとちょっと雰囲気が出ますね
さて、また121号線へ戻り、会津若松市内を目指します
白虎隊で有名な飯盛山へやってきました
見たかったのはこの「さざえ堂」です
以前に東山温泉に来た時に寄ればよかったのですが、忘れてて行けてませんでした
なので今回は寄らせてもらいました

もちろん貝のサザエに似ているところからの通称名ですが、内部は二重螺旋構造となっていて、上りと下りのルートが分かれていてすれ違うことはありません
三十三観音を一度に巡ることが出来るようにと江戸時代に考案された建物だそうです
中はこんな感じでスロープになっています

よくこれを木組みで作ろうと思いますよね
昔の人の発想のすごさに感心させられます
また121号線を南下し、辿り着いたのは大内宿です

一度は雪景色も見ておきたかったんですよね
前日の雪のおかげで屋根が真っ白です
そしていつの間にか晴れてました
時間は13時半となっていましたので、何か軽く食べようと前回も寄った三澤屋さんへ
ネギそばを食べる気でしたが、どうせならと食べたことなかった会津の郷土料理「こづゆ」をいただきました

正月や結婚式などで食べるものだそうです
味はシンプルですが、出汁が効いていて良かったですよ
せっかくなので天ぷらもいただきました

そして会津地方の天ぷらには「まんじゅう」が入っていますのでご注意ください
(真ん中の一番下のやつです。前回は知らずに食べてびっくりしました)
「会津地方ではおかずとして食卓に出ることも多く・・・」と書かれていましたがほんとなんでしょうか
緑の季節もいいですが、冬の古民家も雰囲気があっていいですね
せっかくなので展望台にも上がりました

奥に鉄塔は立ってますけど、昔と変わらない景色なんでしょうね
良いものが見れました
ここにはライブカメラがあるのですが、あとで見返すとしっかり映ってました
121号線まで戻りましたが、すぐに道をそれて湯野上温泉駅へ

こちらは大内宿への入口となる駅で、駅舎は茅葺き屋根で作られています
こちらにもライブカメラがあるのですが、もちろん映っていました

ホームにいるのは全て中の国の方々です
減ってはいますが自粛はしてないようですね
これで考えていた福島県の観光地は終わりです
ここからは再び121号線で南下し、帰りの中継地点である鬼怒川温泉を目指します
県境で標高が上がると雪道となりました

今回のドライブが今シーズン初の雪道となりましたが、この頃には雪道の走り方を思い出し安定して走れるようになってました
無事走り切り、16時半には宿に到着です
鬼怒川温泉に泊ったのはちょうど距離的に中間地点だったからです
こちらの宿に決めたのは、手ごろな値段でキレイな作りだったからというだけです
プランにNTT社員関連のものが多いので、保養所を一般開放してるんですかね
客室数も15くらいしかないので、規模の割には静かに泊まれる宿でした
車の屋根にはまだ雪が残ってました
山形県の雪を栃木県まで運んできてしまったようです
泊った部屋はこちらです
とってもキレイでした
部屋のベランダからの眺めはこんな感じ
お風呂はHPからの借り物ですが、こんな感じです
滞在中、あまり人と被ることがなかったので、広い風呂にのんびりと入ることが出来ました
晩ご飯のスタートはこんな感じ
何品か出た後にメインの栃木牛のステーキ

ジューシーでとろける旨味と言われればそうですが、赤みがほとんどなく肉の旨味ではなく脂の旨味でした
それでも美味しかったですけどね
宿も食事も期待してなかったですが、いい意味で予想外でした
宿の正面が「グリーンパレス」という巨大廃墟ホテルなのは残念ですけどね

夜に真っ暗な建物はちょっと不気味です
明日は家へ帰るだけのドライブとなります
静かにダラダラとした時間を過ごし、日付が変わる前には休みました
朝食はこんな感じでした
宿の方は9時半にはチェックアウト
再び121号線で南下を続けていきます
途中からは旧道の杉並木の道路を南下
開店30分前に到着したのは、2年ぶりの訪問となる「行川庵」

土曜日だから混むかなと早めに来て名前を書きましたが、思ったより空いていました
開店まで時間があったので、広い駐車場の端っこでケルヒャーを出して車の泥落とし
新たに5リットルタンクをもらってきたので、結構な時間水をかけることが出来るようになりました
車の下側にはまだ雪が付いてましたね
それだけ気温が低かったってことなんでしょうね
開店時間となりお呼ばれして入店
今回は天ざるそばを大盛りでいただきました

久しぶりに食べたけど美味しかった
やっぱここの蕎麦は自分の好みに合っていますね
蕎麦の後にはモツ煮もいただきました
さぁこれですべての予定が終了
土曜日なので混む前に家へ帰るだけです
121号線で鹿沼市内まで進み、鹿沼インターへは行かず真っ直ぐ南下し都賀西方スマートICから東北道に乗り帰ってきました
途中渋滞もなく午後3時には到着です

ドライブはちょうど800km
最初に一気に400km進み、200kmずつ2日間で帰ってきた感じですね
車もやっと24000kmを越えました
次は2月くらいに何処か行こうかと考えてます
雪のある所になると思うので、東北か信州か
検討中です
帰ってきてさっそくAmazonでスノーブラシを買いました

寒い中、手でやるには無理がありましたので・・・