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疾風/Mのブログ一覧

2011年10月03日 イイね!

常時ツイン 切り替えスイッチ構想

なんかいろんなことを調べたり試したりしてるうちに話が大きくなってますね(笑)


常時ツインの走りは気持ち良かったんですが、普段使いにはちょっと厳しいです
そこでなんとか切り替え式に出来ないかと考えてましたが、今まではバキューム管(4Φホース)にバルブを入れて、配管を切り替える方法を考えてました
でももっと単純に電気配線だけで可能なことに気づいたので記録しておきます


シーケンシャルの切り替え制御は圧力でアクチュエーターを動かして行われていますが、この圧力はVSVという電気バルブで制御されています 



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ここでVSVについて解説

たびたび登場するVSVには2種類あります
図でみると、絵柄が違うことがわかると思います 

大体の動きを書いてみました
①はブーストコントロールと排気バイパス弁に使用されていますが、通路をON⇔OFFするだけです
②は吸気・排気制御弁に使用されていますが、電気が来てないときはアクチュエーター側を大気解放、電気が来るとプレッシャータンク側に切り替わりアクチュエーターに圧力を送り込みます
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ECUからVSVに動作指令が出てアクチュエーターをコントロール
吸気および排気制御弁が開いてセカンダリーはフル回転するようになります
 
VSVが動作すればツインターボに切り替わるので、だったら強制的にVSVを動作させてしまえばVSVをパスして配管変更したのと同じ、つまり常時ツイン化が出来ます
リレーを使って純正の配線を切り離し、直接電圧をかけてVSVを働かせます
しかも走行中に切り替え可能…なはずです

リレー接点を入れる位置は、プラス制御かマイナス制御かによって変わるので、調べないといけないですね (回路図はプラス制御と仮定したものでしたが、マイナス制御と確認していただけたので、リレーはマイナス側に入れないとダメです)
リレーは3極接点のタイプが必要です (ダイオードでも作れるかも)
吸気・排気制御を1つの接点でまとめてもおそらく大丈夫だと思いますが、もし制御タイミングが別だと困るので、2つ使っておいたほうが間違いないでしょうね
あとVSVの動作を電流なり接点なりでECUが監視しているなら、エンジンチェックランプ点灯などがあるかもしれません

おそらくこんな感じで可能なんじゃないかと思います
あとは車内にリレーを制御するためのスイッチを取り付ければ完成ですね
電圧が12VというのはVSVに書いてありましたが、実際の回路がどうなっているかは確認してません
あくまでも構想です


どこかのメーカーでカプラーオンで作ってくれないですかねぇ
KSPさん、どうです?(笑)
自分でもできるんですが、カプラーで配線できれば純正の配線を切らなくて済むので、戻したいときに純正に戻せます
カプラーのオスメスが手に入ればいいんですが。。。


なんて書いてみましたが、VSVの働き・配線の作り方など間違えてたらごめんなさい






※追記
いろいろと調べたらYSRさんから切り替えスイッチが出てましたね冷や汗
ECUの端子を抵抗を付けてアースに落とすみたいです
たったそれだけで常時ツインに切り替わるのか
走行中に切り替えられるなら、状況による違いを体感しやすいですね
3速4速しか使わないステージなら常時ツインのほうが速いかもしれません
Posted at 2011/10/03 12:37:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | 考察 | 日記
2011年10月02日 イイね!

常時ツイン終了

昨日常時ツインの配管をもとに戻しました
やっぱりちょっと普段の使い勝手が悪すぎですね
出だしは一緒ですが、高ギアになってしまうと低回転域ではかなり過給がキツイため、前へ出ません
あと4速で40~50キロぐらいの坂道でシフトダウンしない程度に踏むとカラカラとノッキング音が出ます
そんなこともあって戻す決意をしました
でも高速で踏んで行った時の気持ちよさはなんともいえないですけどね
もともとはあまり使っていなかったセカンダリータービンを動かしてやろうと始めたのですが、キャッチタンクのノズル径変更したので、ブローバイガスの経過観察を先におこなうことにしました

しかし戻してみるとシーケンシャルのありがたみが分かりますね(笑)
車がびっくりするくらい軽く感じます
ほんと良く出来たシステムだと改めて感じました


戻しは簡単に終わったのですが、そのまま戻すのもなんなので、下図のようにバイパス弁用アクチュエーターの配管を変えてみました


こうすると何が変わるかというと、タービンの制御はノーマルと同じシーケンシャルのままです
セカンダリーの助走に使われる排気バイパス弁は、本来はシーケンシャル切り替え直前でしか弁を開放せず、それ以外のときはずっと閉じたままとなります
しかしそれではセカンダリーは助走を含めても3500回転ぐらいから上でしか動作しないため、前回立てた仮説の動かないから不具合が出るというのが成立するならまたいずれ不具合となる可能性があります
ならばもう少し低い回転数でも助走をかけてやり、すこしでもセカンダリーが動く機会を作ってやろうというのがこの配管です

通常はVSVから圧力を逃がしているので、オレンジで囲まれたアクチュエーターは弁を閉じたままです
ECUからVSVが制御されVSV内の弁が閉じたときだけ、アクチュエーターに圧力が溜まりバイパス弁が開きます
シーケンシャルの切り替えが終わったあとはVSVの弁が開くので、バイパス弁も閉じてしまいます

このアクチュエーターをVSVと切り離して目くら蓋をすると、ブースト圧力のみでのアナログ制御となります
ブースト圧が上がってくると徐々にロッドが押されてバイパス弁が開き始め、全開となった後は高回転域までバイパス弁は開きっぱなしです
こうすることでVSV制御よりは少し早く開くようになるのではと思っています
早く開く=動かす機会が増えるなので、もしかしたらタービン保護に繋がるかもしれません


ただし、プライマリーに使うはずの排気ガスをセカンダリーに送り込むので、レスポンスの悪化は間違いなくあると思います

こちらは以前に計ったパワーチェックですが、赤線の辺りにブーストの落ち込みがあります
これは全くのノーマル制御で、ブーコンを取り付けた今とはカーブが違うかもしれませんが、この落ち込みがバイパスをすることによって起きているかもしれません
だとするとシーケンシャルの繋がりはスムーズになったとしても、パワーやトルクの谷は感じる仕様になってしまうかもしれません

とりあえず昨日にこの配管にして、まだ走り回ってはいません
いろいろと試してみたいと思います
あとなんとなくですが、常時ツインでしばらく乗ってからの方が調子よくなったような気がします
もしかしたら何かが改善したのかも。。。




そこら中に目くら蓋だらけで配管が汚くなってしまったので

下の図のように配管を変更したいと思います

圧力を逃がすための出口が一緒な2つのVSVを殺すこととなったので、ノーマル配管を残したままでも最終的な出口を塞ぐだけで同じことになります


もしこの実験でパワー落ちをあまり感じないのなら、次は完全助走化も試してみたいと思ってます


バイパス弁制御用のアクチュエーターをプレッシャータンクの圧力を使って常時押し込んでおき、バイパス弁を全回転域で開きっぱなしとします
こうすることで常時ツイン時と同じように、セカンダリーは低回転でも動くようになります
ただしバイパス管は大して大きくないので、回っても助走程度です
中高回転域では吸排気制御弁が開くので、フル回転です
助走で回りすぎてプライマリーの過給圧を超えてしまった場合には、リードバルブよりプライマリー側へ流れ込みます
リードバルブは一方通行性のバルブです


とはいえ自動車メーカーが考えに考えてシステムを構築し、時にはコストで妥協して作り上げたシステムだと思います
上手く改善することもあるかもしれませんが、そのほとんどはメーカーを超えられないと思っています
なのでいろいろと実験していくと、一長一短があるんでしょうね

個人的に趣味でいろいろと弄っていますが、この通りに配管したら燃費が落ちたり、部品の劣化が早まったりなどあるかもしれません
あくまでも車弄りは自己責任でお願いします


常時ツインのフィーリングが良かったので、しろありっちさんを見習って[常時ツイン⇔シーケンシャル]切り替えスイッチを作成してみようかとも考えています
バルブを使って配管を切り替えてやれば出来そうな感じですね 
というよりは、VSVをリレーを使って電気的に制御した方が早そうです
3極リレーを2つ使って、通常回路から切り離して強制的に電気を入れてやればなんとかなりそうです
うーん、常時助走よりそっちのほうがよさそうですね
これなら走行中でも切り替え可能です
 純正の配線を切るのはなんかいやですが、考えてみたいと思います



※追記
いまFD3Sのシーケンシャル制御について読んでましたが、助走の時間を取りすぎると過給の負荷のないセカンダリーは過回転になると。。。
そのため助走時間は0.5秒にセットされているそうです
もしかしたらアリストも良くないかもとよく読んでみると、FD3Sではシングル領域ではセカンダリータービンの出口をリリーフバルブを使ってタービンの前へ開放しているようです
タービン前のパイプは圧力がかかってない(負圧)ので抵抗がないため際限なくタービンが回ってしまうようです
つまり助走時間を長くしようとしたり、常時助走させようとするとタービンが壊れます

2JZの場合は、シングル領域ではセカンダリータービンの出口をリードバルブを使ってタービンの後へ開放しています
またリードバルブで一定圧までは塞がれているので、それらが抵抗となり、おそらく過回転になることはないのではと思われます

というわけで2JZでは助走を延ばしたり、常時助走しても大丈夫そうですが、あくまでも素人判断です
Posted at 2011/10/02 14:33:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | 考察 | 日記

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「@そっくんのお兄ちゃんさん
雨はギリ西側を通ってくれて無事観覧することが出来ました😊
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何シテル?   07/11 20:57
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