いままでは乗り心地重視を理由に妥協してきた部分
足回りです
購入と同時に取り付けたTEINのCOMFORT SPORT
長いストロークと柔らかめなバネのおかげでドライブには最高
スタビを強化品にしてロールを抑え、どこでもそこそこ走れるようにはなってたと思います
でも。。。やっぱり踏めないんです
柔らかさゆえに高速でギャップを超えるとズンッと沈む
うねった高速コーナーではどこかに飛んでいきそうな怖さ
気合だけで踏んでいけるほど、もう若くはありませんし(笑)
また山道では切り返した時の姿勢変化と加減速でのピッチングが気になってました
良く言えば、限界も分かりやすく初心者でも乗りこなしやすい特性だったと思います
いつかはもう少し走れる足にと考えていましたから、バネレートを替えてみようと考えました
ただ予算の都合上バネのみの交換になるので、あまりレートを上げても今のショックでは抑え込めなくなってしまいます
どこまで上げるかは未だ検討中ですね
ただ残念なのは現在の車高調がフルタップ式ではないこと
車高はほとんど落とせないと思います
というわけで、今日は相談にKSPまで行ってきました
まずはせっかく行ったので、今までの成果を確認
パワーチェックです
シャシダイに載せて測っていただきました
こちらは前回、6月に計測したデータです
青線はトルク、緑線は馬力、黒線がブーストになります
ATのアリストですから、全開に出来るのは4速を維持できる4000回転付近から上になります
ブーストが上がりきらず、軸出力はピークで300psにも及びませんでした
ECUが変わっているのにこのデータはショックでしたね
そしてこちらが今回のデータ
ちょっと縦も横もスケールの比率が違うので、単純に波形で比較はできないのですが、とりあえずは318ps、40kでした
パワーこそ大したことありませんが、レスポンスはかなり改善しています
こうして波形を比較すると、純正VSV制御でのブーストコントロールとの違いがハッキリ分りますね
ブーストが普段使っている1kまで上がりきらなかったので、試しにブーコンのツマミを捻ってみたんですが、0.9ぐらいまでしか上がりませんでした
これはシャシダイと実走の負荷の違いもあるそうです
あとはブーコンが17年も前の物だっていうのも大きいかもしれません
4速全開で1kかかるのは確認していますので、実走では350psぐらい出てるのかもしれませんね
自分としては、これだけ出ていればパワーはもう十分です
この5ヶ月間でやったことといったら、エアフィルター変更・キャッチタンクのパイプ径変更・オイルキャップガスケット交換・燃料フィルター交換、あとは年代物のブーコン取付ですね
ブーストはさほど変わっていませんが、ブーコンのおかげか立ち上がりは早くなってますね
あとピークを迎えてからの落ち込み幅も少なくなりました
パワーアップしてたというよりは、レスポンスの改善が大きかったようです
この辺りが速くなったと感じた要因みたいですね
完全とは言えませんが、とりあえずはリベンジといったところでした
そして本題の足回りの仕様についてですが、今回はレース界でも超有名なハイパコのスプリングを入れてみようと考えています
伸びても縮んでもレートの変化がないのが特徴の一流品です
当初は午前中に相談して帰る予定だったのですが、渋滞で時間までに到着できず。。。
店長の手が空くのが夕方からとのことで、しばらく近場で待機となりました
するとそこへギンさんから連絡が!
近くにいるのでよかったら試乗しませんかと!!
わざわざ来てくれたギンさんの車に乗らせていただきました
この車は現在TEINのCSにF16k・R14kで組んでありますが、自分のF9k・R8kに負けない乗り心地でした
マンホールを越えようが段差を越えようが突き上げ感が全くありません
でもハンドルを切った時に余計な沈み込みもなく、しっかりとしています
やはりハイパコの乗り心地は評判通りですね
自分のはスタビが入っているので、普段の乗り心地はもっと悪くなりそうですが、これなら16k・14kでもいいかなと思いました
KSP店長の車もハイパコの16k・14kですが、これはスペシャルなショックが入っていますので、CSとは全く違う乗り心地になっていると思います
ただこのF16k・R14kのレートの決定には、車重やその他もろもろから計算して出した値だそうですよ
高速重視の設定ではありますけどね
でも一番の心配は、9k・8k用のショックで16k・14kを抑え込めるかどうか
こればかりはやってみないとわかりません
ギンさんの車では問題なさそうでした
でも14k・12kのほうが無難かなぁと考えてみたり・・・
最初は13k・10kで考えてたんだったりしたり・・・
悩みはつきません
こちらは同時投入予定のKSPのピロテンションロッドです
ロアアームNo.2ともいいますね
直進安定性を左右する大事なロッドです
走行距離も余裕で10万キロを超えているので、交換しようと思っていた部分です
純正は横向きのブッシュを縦ボルトで留めて、上下の動きをさせる部分です
ゴムの弾力で上下動しているわけですが、弾力ゆえに動きが悪いですし、強化ブッシュにすれば余計に動かなくなります
また加減速ではたわみでアライメントが変化しますが、キャリパー交換をしてストッピングパワーが上がると、余計に負担がかかるようになる部分です
ゴムをピロ化してたわみがなくなるのは当然ですが、ピロ化でフリーで動くようになるのでサスペンションの動きも良くなるそうです
お店を出て、最初の交差点を曲がっただけで体感できるパーツだそうですよw
店長が取り付けて数年たってもガタなしで、メンテナンスフリーだよということなので導入を決めました
ただ逃げがなくなる分、ヒットしたときのダメージは大きくなりそうですけどね
そして合わせてフロントのロアボールジョイントも交換します
こんな感じでグリス出ちゃってます
特に異音等の不具合は出ていないのですが、固い足に変更すると更に負担がかかるようになるので合わせて実施します
それに交換すればアライメント確認は必要でしょうから、足交換と同時にやってしまった方が手間もなくなりますからね
ほんとはアッパーアームやリアのボールジョイント、スタビリンクなんかも替えたいのですが、こっちはもう少し保留しときます
ちょっと大がかりな仕様変更ですが、いろいろと考えた結果です
いい方向に転がってくれるといいのですが・・・
試乗させてくれたギンさん
今日はありがとうございました
とりあえず見積もりは取りましたが、いつやるかは。。。未定です(笑)