
埼京線の浮間舟渡駅までやってきました。
駅からたくさんの人が次々と出てきます。
その先の荒川の土手までくると、ずら〜っと並ぶ人の列が見えなくなるほど先の方まで続いています。
42.195km完走を目標に
昨年10月からジョギングを始めてきました。
いよいよこの日が本番、フルマラソンに挑戦します。
通常6時間が多い制限時間が7時間であることと、荒川沿いでほとんど坂道がないことから、板橋Cityマラソンは特に完走率が高い大会です。
今年はフルマラソンだけで14,520人が出走されたそうです。
初参加の私は一番後ろのブロックからのスタート。
下の写真はスタート7分後ですが、まだノロノロとスタートラインに向かって歩いている状態です。
混雑した群衆の中を走ります。
スタートして2kmくらいでコーチと合流できました。群衆の中だと1km8〜9分くらいのゆっくりペースなので、速度を上げるようにコーチから言われます。
「後で苦しくなった方が成長できて良いよ。」だそうです。
ペースアップして追い越しながら進みます。
スタートから1時間ほどでスカイツリーが見えてきました。
人の波を追い越しながら気持ち良く走っていましたが、17kmあたりからももが痛みだしてペースダウン。折り返し地点では膝の痛みが激しくてしばらく地べたに座り込んでしましました。
しばらくの休憩とコーチのクールスプレーのおかげで膝の痛みが収まり、再スタート。復路を走り始めましたが、足が棒になって思うように走れません。
コーチの「あと5kmだけ走ろう!」、「次の給水所まで走ろう!」の励ましのおかげで、自分の脳をだましながら前へと走ります。
文字通り足が棒になって自分ものでは無いようです。給水所で立ち止まると足が「もう走れない」と訴えます。それでもコーチの掛け声のおかげで、気力で走り続けました。
残り5kmを切ると時刻から歩いても完走できることがわかります。でも、通常のタイムリミットである6時間を切りたいとの思いと、前にいるはずのもう一人の仲間に追いつきたいとの思いから、なんとか歩かずに最後まで走りきることができました。
5時間52分でゴール。
・6時間以内で
・歩かず走りきって
・フルマラソンを笑顔で完走する
という目標を達成できました。
導いてくれたコーチ、一緒に挑戦した仲間、大会運営やボランティアや沿道で応援してくださった方々、挑戦に応援してくれた家族、走ってくれた自分の脚に感謝でいっぱいです。
子供の頃から長距離走はとくに苦手で、半年前までは1kmも走れなかったのですが、可能性は無限にあるのだということを実感しました。
これからも健康とメンタル強化のために走り続けたいと思います。
Posted at 2016/04/04 23:05:23 | |
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マラソン | 日記