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発進時の悪さをＰＳで絞る事で対処しようとしましたが、マシにはなるものの完全ではなく、おまけに、４０００から６０００回転が薄くなってしまいます。
なので、ＳＪとＰＳ以外で考えます。

アクセルを開かずにアイドリングでゆっくり発進すると良いのですが、アクセルを開きながら発進すると良くありません。
この事から、ＪＮからの燃料が原因ではないかと思われます。

ＪＮはテーパーのきついホーネット２５０用が入っているのでテーパーの緩いＳＢ用に変更してみます。

同じ高さに設定しても、テーパーの角度の違う事から、アクセルの開き始めの燃料の吐出量が変わってくるんでしょうね。

ゴールは近いかも？

ホーネット２５０のスロージェットは３８番でＰＳ戻し量は１と1/2です。
ＣＢ400ＳＢのスロージェットも同じ３８番ですが、戻し量は2と3/8回転。
排気量が違うのに同じ３８番で、戻し量だけ7/8回転違っています。



色々セッティングを探て見るのですが、4０００回転から６０００回転での燃調が上手く行かなかったのですが、上記の事から、今回ＳＪを４２番に変更してみる事にしました。
ＰＳ戻し量は当然２と3/8回転では濃すぎて発進がおぼつかない。
2と１/８回転でもマシにはなるが、まだまだです。

ホーネットでは1と１/２回転となっているので、もっと絞ってみて、発進が良好となる所を探ってみます。

ちなみに４０００回転辺りから良い感じです。

７０００回転を越えて来ると、ＪＮのストレート部からテーパー部への切り替わりによる燃料の増量が行われるのですが、それ以下の回転数では、ＳＪとＰＳで燃料を決定するようです。
スロージェットの番手で最大の吐出量が決まるのですが、ここでＳＪの番手が小さいと７０００回転に至るまでに燃料の吐出量が不足してしまう様です。
この時、番手に小さい事による燃料の不足を、ＰＳの開きで補おうとしても、限度がありますね。

７０００回転から１３０００回転では、７０００回転までで吐出されている燃料の上に追加して行くので、先に７０００回転までを決定する方が良いと思います。
ＭＪの大きさは最高回転数で過不足ない大きさでないといけませんね。
６０００回転から７０００回転への繋がりはＪＮ高さ、または、ＳＪの大きさで調整する。
あと７０００回転から１３０００回転までの燃調はテーパーの角度で調整する。

と思われます。

全裸で水遊びしてますね。

先日行ったメンテナンスの感想です。

今回８０００ｋｍ走行してフォークオイルを交換したのですが、新品は赤ワインの様なオイルですが、交換で出て来たのはカルピスぶどうの色でした。
交換後は、中立からの倒し込みに、敏感に反応するのが気持ちいいです。
丁度換え頃だったと思われます。

バキュームピストンの方は、純正新品と言う事でゴムの柔軟性が違いますね。
ホーネット２５０の時も純正新品に入れ替えた事が無く、今回初めてです。
キャブの中で最も加速のフィーリングに影響する部品である事を実感しました。
ゴムの柔軟性と樹脂の部品の摩耗が無い事で、４つのピストンが吸気の流量により、滑らかに上昇して行くようです。
交換後はセッティングも見直しが必要となりますが、きちんと出せれば新車時に近い加速フィーリングが得られると期待しています。

クラッチワイヤーの交換ですが、新品はそれだけで軽くなると思いますが、ワイヤーの曲率を大きくなる様に取回す工夫をする事で、以前より軽くする事が出来ました。