
先週一週間は、ともぬこ号不在の寂しさを紛らわすためにと、Dの担当君が新世代ボクサーエンジンFB20を搭載したマリンブルーのフォレスターを貸してくれていました♪
既に、エンジン音や排気音をアップしましたが、本日は気になる残りの部分の御報告♪
え?気にならない?・・・そしたら、スルーして下さい♪
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
【FB20エンジン外観】
もう、C型が発表されてから随分と時間がたちますので、このエンジンルームを見た事がある人は沢山いらっしゃると思いますが、改めて見ると外からでも分かる大きな変更点がいくつもありますね♪
さて・・・本当に新しいエンジンなのだろうか・・・と疑いつつ覗きこむと・・・

ホントだ!(爆)
で、新しいエンジンは、従来のEJ20NA仕様と同様に0W20オイルが使えます。というか標準?

オイルフィラーキャップに堂々と「0W20」の刻印がありますので、安心してサラサラオイルを入れられますね♪そして、その隣のオイルエレメント・・・この位置にあればホント簡単に交換できちゃいます♪この変更は歓迎すべきですが・・・細かいスラッジはエンジン内に戻っていきそうな気もしたりして・・・汗・・・まぁ、今のフィルターはきっと性能も抜群なんだと思います!!
そして、今回の設計変更で、ユーザーにとって大きな進歩と言えるのがこちら・・・

プラグの交換が自分で出来ちゃいそうです!!すご~い♪(笑)左右ともに、プラグの上に直付けになっているコイルが丸見えで、それを止めているボルトにも簡単にアクセスできます。これまで鬼門だったプラグ交換が自分で出来ちゃうなんて♪
高い工賃を回避できます♪(ソコカイ!)
【FB20エンジンのフィーリング】
さて、イグニッションオンで回転するFB20エンジン・・・ともぬこ号と比較すると滅茶苦茶静か・・・比較対象が悪いというツッコミは無しで・・・:(;^ω^)
サラサラのエンジンオイルも手伝ってか、軽く回る良いエンジンですね♪しかし、気になる所も・・・
静かなのですが、エンジンその物の振動は決して小さくなく、それを搭載する時のセッティングで上手く消している印象なんです。これは、動いているエンジンに触れて見ると分かります(火傷しないように気をつけてね♪)。また、エアコンコンプレッサーが回る時とか、ファンベルトの動きに変化がある時にかなり大きな「ガクン」という震動が感じられます。多分ですが・・・エンジンマウントが相当柔らかいんですよ・・・その辺を強化すると凄い車になりそうです(核爆
動力性能については、ハッキリ言ってエンジン単体の評価は無理です。スバルの4ATが介入していて、ロックアップ状態での加速が非常に難しいからです。この
4ATについては既にブログにも書きましたが、エンジンのトルクの無さをトルコンで(マニュアルで言う半クラッチ状態で)回転数を上げて置いてカバーするという感じです。その結果得られる加速性能は、この大きさの車体を2リットルのNAエンジンで動かしているとは思えないほど力強く感じられます。
回転数が上がると、純正でも気持ちの良いエンジン音が車内に伝わるので、プチスポーチーなSUVという感じで軽快感はかなり高いと思います。
その代わり・・・トルコン活用によって燃費悪化は避けられないですね・・・代車をおよそ700キロ運転して、そのうち240キロは渋滞の無い高速道路、およそ350キロは郊外のスムーズな60キロ制限道路でしたが、最終的に平均燃費は11.3キロ/リットルを表示していました。これ・・・悪くは無いですが、ターボのともぬこ号で同じ運転をしたら確実に12キロ/リットルを超えます。
【足回り】
やはり、C型は進化していますね♪♪A型とは大きく違うと感じたのは、直進安定性と路面追随性の大きな変化です。B型では、すでに良くなっていたのかも知れませんが、あんまり記憶に無いので・・・(;´Д`)
直進安定性は高速道路を走るとハッキリします。まるで、ちょっと高級なスポーツセダンに乗っているような路面状況の伝わり方です。安っぽさは微塵もありませんね!素晴らしい!!高速の継ぎ目や段差でも、車体は真っ直ぐに安定して進んでいきます。これは、純正ジオランダーによる衝撃吸収だけでなく、柔らかいショックに硬めのサスを組み合わせているのではないでしょうか?A型でプローババネを装着した時の感じと似ています。
しかし、カーブでは依然として大きなロールが顔を出します。ただ、A型の時とは印象が違います。ともぬこ特設テストコースを何度も走って見て、ロールするものの、4輪ともキチンと接地している感じがします。多分、バネレートを上げて路面追従性を高めたからなんだと想像してます。しかし、相変わらず純正ジオランダーは滑りやすく、いとも簡単にタイヤが鳴きます。それでも、車が不安定になることは無く、大変にコントロールしやすいと思います。高速の出入り口のコーナーには良く継ぎ目があって、A型の時はここで横にズリッ!っと滑る感覚がありましたが、このC型ではその限界性能が明らかに向上しています。これは、タイヤの特性ではなく、サスペンション・ショックの熟成による接地性能の向上だと思います。ロールのあるなしは、ドライバーに情報を伝える一つの手段ですから、嫌いならば消せばいいし、こういうセッティングはありだと思います。
【その他】
内装については、様々なデザイン変更こそあるものの、大きくは変わっていません。運転していて大きな変更だなと感じたのは、デュアルエアコンの採用と瞬間燃費計の採用です。デュアルエアコンは文句なく良いですね・・・ともぬこ号にも移植して欲しいです(;´Д`)で、瞬間燃費計ですが、これは、ダッシュボードの中央にあるデジタル部分に表示させる事も出来るし、メーターパネル内にも常にアナログ表示されています。この車で燃費を気にする運転をすると足がつりそうですが、気になるならアナログ表示が役に立ちそうです。アナログ表示ではメーターのセンターが大体11km/Lで、細かいメモリが2km/L刻みで振られているようです。
それから、シートは相変わらずですね・・・一週間しか乗らなかったのですが、腰が痛くなりました(;´Д`)・・・何故なんでしょうね・・・
【まとめ~~♪】
色々と書きましたが、2LNAとしては優れた動力性能、A型から一貫して続くRV的なパッケージングと見通しの良さ、そして車体に似合わないほどの小回りの良さ・・・こういう観点では間違いなくオススメですね♪そして、大幅にメンテナンス性が向上したFB20エンジンは、DIY好きにはたまりません!(笑)
ただ・・・一般道の走行における燃費はスバルが謳っているほど良いという感じはしませんでした。むしろ悪いくらい・・・高速で直線を走っているときは、軽く18~20キロ/L位いくし、ホントに良いんですけどね・・・僕は、当面乗り換える予定なしですが、このFB20エンジンにCVTが組み合わさったら、燃費を気にするユーザーにとっては、かなり魅力のある車ではないかと思います。
燃費を気にしない人はどんどん購入してスバルを盛り立てて上げましょう♪(爆
追伸:↑のように書くとスバルは燃費が悪いと誤解されそうですが…ターボモデルの燃費は恐ろしく良いし、お友達のお車を見ると、大排気量NA(2.5とか3.6とか…)は良いです♪EJ→FBで凄く良くなったと期待しない方が良いと言う意味です。乗り方にもよるんでしょうけどね♪(笑)
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Posted at
2011/07/11 13:00:41