食べ物の恨み

天ぷらの盛り合わせを見るたびに思い出す事があります。

あれは娘が小学校6年生の頃。
北海道と関東を主に店舗を持つ、
「和食レストランとんでん」
和食をメインにしたファミリーレストランで、
お寿司やお蕎麦、天ぷらなどが人気のお店。
（その分、ちょいと値段はお高め）

そこで天ぷらとお蕎麦とお寿司のセットをみんなで頼み、
リッチな夕食を楽しんでいたのですが、
娘がトイレに行ったとき、悪ふざけで娘のエビ天を僕の所に持ってきて、
何気ない顔でいたら

「あれ？わたしのエビが無い！」
と、すぐに気付きまして。

僕が
「残しているから要らないと思って食べた」
と言うと、

「大事なものだから最後まで取って置いたのにぃ～！」
と、怒髪天。

ゴメンゴメンと謝って元に戻したのですが、
以後、天ぷらを見るたびに「そう言えば･･･」と、
どれだけショックだったかを語られます。

食べ物でふざけるのは（特に子供には）良くないと痛感したのでした。

ちなみに、僕はまず好きなものを一口パクッと食べる方です。
特にエビ天なんて、揚げたてでプリッとした食感を味わうためなら、
舌や上歯茎の裏を火傷しても良いから早く口に入れたい（笑）

人それぞれ、いろんな食べ方がありますなぁ。

つい先日、娘が家に来ていたとき、
誕生日も近いからと適当にショートケーキを買ってきてあげたのですが･･･
何気に好きなペコちゃんの不二家


好きなのを選べと言ったら
「お父さん、選んで！どれも美味しそうで選べない！！」
と、(>_<)こんな顔して迷っていました（笑）

もう29歳になるというのに、子供はいつまでも子供ですわ。