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昔から新聞の記事で違和感を感じている書き方があります。

まず、今日のネットで見た記事から抜粋。

「国道２３号線の交差点で、５２歳の会社員の男性が運転する乗用車が右折しようとしたところ、対向車線から来たオートバイと衝突しました。」

これ、信号のある交差点で、直進しているオートバイと、
右折をしようとした車がぶつかったって事なんですよね。

何だか表現がおかしくありませんか？

当然、直進のオートバイが優先なのに、この書き方だと、
ともすればオートバイの方に過失があるように読めません？

あと、昔からよく書かれているのが
「交差点を右折している乗用車にオートバイが衝突し・・・」
と言う表現の記事。


最初の記事だって
「乗用車が右折しようとしたところ・・・」
じゃなく
「直進のオートバイと車が・・・」
が正しいと思うのですが。
それでも、最初の記事が
「オートバイと衝突」
と言う表現なのは、ほんの少し良心的ですけどね。

まあ、確かに事故状況を見たら、オートバイに気付かなかった・・・
と言うか、目に入っていても無視してしまった乗用車が右折動作を始めて、
目の前でいきなり右折されたオートバイが、その乗用車の左側面と衝突するのがほとんどだと思うので
「オートバイが車に衝突」
と言う表現は間違ってはいないのかも知れませんが、
どうにも納得いかないものがあるのです。

あくまでも直進優先ですから。

まあ、昔から今に至るまで
自動車＝多数派
オートバイ＝少数派
と言うのは変わらないので、
どうしても車のドライバー目線で語ることが多いんだろうな～とは思いますが・・・

書き方1つで、加害者と被害者を誤認させるような記事の書き方は・・・

納得いかん！
絶対にオートバイ＝危険運転者と言うバイアスが掛かってるだろ。

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と、これは少しでもオートバイに乗って、
何度か危険な目に遭ったことのある人間だからそう思えるんでしょうね。

ほんと、バイクで普通に優先道路を走っていて、
一時停止のある横道から左折の車が来て、
こちらを見ていながらも平然と道路に出てくるなんて、
当たり前にありますからね。

確かに、バイクにしか乗っていない人は、平気で車の左側をすり抜けするし、
「もう一回教習所やり直して来い！」
って人も多いのは事実。
カブに乗ってドカヘル被ったおじいちゃんなんて、
交通法規なんて知らんよ？って運転してるし。

逆に、バイクが普通に走っていても、その存在を邪魔だと言うように、
車間距離は異常に狭いわ、下手したら右側に並んで、あまつさえそのまま前に出ようとする車もいます。
普通の車だと思って対応するなんて考えてもいない。

今の事故状況を見たら、全てのドライバーに
自動二輪・普通乗用車・大型自動車
全てのタイプの教習をしたら、相手の気持ちを重んじる運転が出来るんじゃ無いか？なんて思いますね。

まあ、無理なんですけど(^^;)