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パジェロミニのSPをセパレートタイプにして1ヶ月半ほど。
廉価版のセパレートSPと言えど、十分満足する音が鳴っています。

とは言え、高音がキツいのは相変わらずなので、イコラーザーは低音モリモリ。


その上、ツイターを繋げているリヤSP出力を抑えるために、フェーダーコントロールは若干フロント寄りに。

左右のバランスは、中心だとボーカルが中央に定位しないので、若干左寄り。
今は左に2つ寄せているけど、実際はそれだけでも音圧は下がっているのですが、
まあ。

これはタイムアライメント機能を使わないときで、
リスニングポジション設定はオフ。


と言うのも、僕が主に聴くヘヴィメタルとかでは、タイムアライメントで調整すると、音圧が下がって音の角が取れてしまうのです。
バスドラのアタックも主張しなくなって、これじゃ無い感が半端ない。

なので、ゴリゴリに音の圧力を感じたいときには、タイムアライメントはオフ。
そのほうが、高音も低音も鮮烈な鳴り方をしてくれます。

でも、車に乗っているときに毎回ゴリゴリのメタルを聴いていると、
気持ちが攻撃的になって、アクセルを踏む量も無意識に増えてしまうもの。
イニDファンが毎度ユーロビートを流しているみたいな（笑）

だから、アニソン系を聴くときなんかは、気持ちを丸くする（変な表現）ためにも、タイムアライメント機能をオンにしたりしています。



まあ、声を担うミッドレンジがドアの下に付いていて、なおかつ左右の空間が狭い車では、単純にSPからの距離を入力して、リスニングポジションを運転席にすれば良い訳では無いんですが。
運転席側のドアSPは足で音が若干遮られるけど、助手席に人が乗っていない状態だと、ドアSPの音が真っ直ぐ左耳に入ってくる。
だから、特にセパレートツイーターのないドアSPのみでは、単純に左側の音量を上げたら良いと言う事でも無い、と言うのが難しいところ。

その辺のことを加味して、結局は音を聴きながら調整するしか無いんですな。
で、調整に悩んだときは、リスニングポジションをALLかフロントにしてお茶を濁すと（笑）

ケンウッドのナビでタイムアライメントの設定をしても、ここまで音圧が下がった感覚が無いので、もしかしたら、このカロッツェリアのディスプレイオーディオのオペアンプやパワーアンプ部の性能が......って事もあるかもですね。

とは言え、どんなにお金を掛けても家のオーディオに敵うわけも無いので、
車のオーディオは不快じゃ無い程度に楽しめればOKかなと。