2023年10月26日
歳を取ってもオタク気質は変わらず。
虚偽だらけのニュースやバラエティー番組より、同じ創作でもアニメを見ていた方が精神に良い。
今期は豊作で録画対象番組も数多く、古い番組を消しながらゆっくり見ています。
まずは一般大衆でも楽しめるタイトルから。
「葬送のフリーレン」
勇者一行が魔王を倒して凱旋するところから始まる物語。
長寿種であるエルフのフリーレンと、寿命の短い人間種である勇者たちのふれ合いや記憶を思い出しながらの旅が、何とも郷愁を誘います。
継続視聴確定。
初回放送は、金曜ロードショーでの一挙2時間放送。
「薬屋のひとりごと」
小説家になろう発。後宮勤めになった少女「猫猫(マオマオ)」が、薬師の知識と好奇心を活かして、様々な事件を読み解き解決していく物語。
小説判、コミック判と、様々なメディアミックスがされていて、ようやく来たか!って感じです。
シリアスとギャグっぽい部分の対比も面白い。
これはフリーレンも同じですけどね。
一般的なアニメ好きには一推し。
「MFゴースト」
走り屋を描いた「頭文字D」その後って感じ。前作主人公の藤原拓海は、名前しか出てこず。
原作漫画の「雰囲気と格好良さ」だけで進んでいく方向性は同じ。
パワーの無い車にも関わらず、テクニックでビッグパワー車をちぎると言うカタルシスを感じたいならどうぞ。CGも昔から比べたら大進化。
逆に言えば、やっていることは「頭文字D」と変わらないので、その頃からコミックやアニメを見ている人には新鮮味は無いかも。
僕も、何となく録画しているだけで、暇だったら見ようかな?くらい。
これ以降は、人気には関係なく、ただただ好みで見ている番組。
「陰の実力者になりたくて 2nd season」
元の世界で死んで、異世界に転生してチートすると言うテンプレ感満載のアニメ。
元の世界でも、主人公は「陰の実力者になりたい!」という目的のために、自分を追い込む修行をしていたのですが、いくら肉体を鍛えても銃で撃たれれば死ぬし、核が落ちてきたら蒸発する事に人間の限界を感じ、
「それじゃあ魔術を習得したら理想が叶うんじゃね?」と、自分を追い込み、
走って来た車のライトに突っ込んでいって死ぬと言う狂人。
そんな彼が、魔術が当たり前にある世界に転生しても、やることは同じ。
修練を重ねて魔力を練り、陰の実力者ムーブをすることだけに生きがいを感じて行動しているうちに、いつの間にか崇高な意志を持った仲間が出来て組織まで作られる。
本人はただ「陰の実力者っぽい行動がしたいだけ」なので、気持ちがすれ違っていながらも、いつの間にか崇拝されていると言う、オーバーロードにも通じる勘違いコメディーも面白い。
WEB小説・書籍・コミック全てを買ってしまうくらいのお気に入りです。
中二病を患ったことのある、全ての人に。
「オーバーテイク!」
MFゴーストと同じ時期に、何なら放送日も同じなレースアニメ。
こちらはF-4という、サーキットが主戦場の物語。
主人公はカメラマンなのですが、小さなレーシングチームの高校生ドライバーの走りに惹かれ、スポンサーになりたいと告げますが、それには莫大なお金が必要と知り愕然。
それでも、できる限りの協力をするために、人脈やら足を使いスポンサー集めに奔走すると言う導入部。
MFゴーストよりもこちらに魅力を感じるのは、果たして自分が老いたからなのか?
「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」
美少女ゲーム会社でイラストレーターの仕事をしている主人公。
なかなかメインの仕事が回ってこなくて落胆する日々を過ごしていたが、ある日、中古ゲームショップで1990年代初期の美少女ゲームを買って、ウキウキとカフェで中身を見ようとしたら、いきなり光に包まれて、気付いたら1992年のアキバにタイムリープして......と言う導入。
実はこの作品、最初は同人紙での販売。
リーフ・アクアプラスやカクテルソフトといった美少女ゲームでグラフィックを担当していた「みつみ美里、甘露樹」と、神のみぞ知る世界で有名な若木民喜がタッグを組んで、商業判コミックも出ています。
それこそ、彼らが過ごしてきた美少女ゲームの歴史が語られていて、同じ時代をプレイヤーとして過ごしてきた僕には、思い入れ深い物があります。
で、今回のアニメは、そのコミックの舞台に、現代の美少女ゲーム好きがタイムリープして、制作会社の人々と関わっていくというストーリー。
まだNECのPC-9801シリーズが主流で、Windowsも無かった時代。
僕たちオタクは、フロッピーに収められたゲームを50MBくらいのハードディスクにインストールして、16色のグラフィックでエロゲをしていたのです。
その頃を思い出すと、エロゲがしたいがためにメモリーを増設したり、50MBで15000円もするハードディスクを購入したりと、間違った方向に情熱を燃やしていたなぁ~、と。
エロゲと言っても、単なる「ヌキ」目的では無く、いわゆる「泣きゲー」と言われるジャンルの名作を生んだのも、この美少女ゲームでした。
っと、「泣きゲー」について語り始めたら止まらなくなってしまうので、
これについてはここまで。
他の秋アニメですが、
「聖女の魔力は万能です」癒やし
「豚のレバーは加熱しろ」癒やしからダークな側面も?
「聖剣学院の魔術使い」パッショーネだから。
こんな所ですかね?
これ以上の視聴は、実生活に支障が出そうなので、アマプラで時間があるときですかね。
それにしても、前期の「推しの子」「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」と、初回放映が3話一挙放送とか。
ルパンやコナン、ジブリとかでも無いのに、一般の人にもアニメ文化が浸透してきたんだなぁ~(しみじみ)
Posted at 2023/10/26 22:37:54 | |
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