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2021年03月18日

35GT-Rに三名乗車 伊藤かずえさんおめでとう記念 At the headquaters of Nissan

35GT-Rに三名乗車 伊藤かずえさんおめでとう記念 At the headquaters of Nissan 「GT-Rの試乗の枠が一組様分空いております」

日産本社ギャラリーに入るや否や、このアナウンスメントが聞こえ、私はこれこそ神の声だと思ったものだ。
デビューしてから、20年近く経つが一度も乗ったことが無かったのだ。
登場当時は、スカイラインではなく、日産GT-Rであることに違和感を感じたものだが、脱炭素化パラダイムシフトに移ろうとする今となれば懐かしい。
私はすぐに試乗の申し込みをして、初めてエンジンをかけてみた。
重厚な音だが、存外に静かである。遮音材が利いているのだろう。BOSEのスピーカーがおごられているゆえに、快適性も重要視していることがわかる。
昔のように走りのためにすべてを犠牲にするというストイシズムではない。
これはアウディRS3や4アバント(以下、ざっくりとRSシリーズとする)にも共通していることであった。
快適でいてスポーツ走行ができる。これがトレンドなのだろう。








今回は家内に後部座席に乗り込んでもらい、後部座席のチェックもお願いする(笑)
試乗車はプレミアムパッケージ。
アクセルの踏み込み点が奥の方にあるのだろうか。ちょこんと踏んですぐに走るという感じではなく、ぐわっと踏むと走り出すという感じだ。
この走り出すというのが曲者で、油断をしていると想定外の速度が出ていることがある。たしかに加速力はあるのだが、加速力と加速感が比例していない。そして速度が出ていることに気が付かない。

足回りは硬い。コンフォートにしても硬い。が、私にとってはどうということはない。インプに乗っているようなユーザーからすれば、GT-Rの硬さはちょうどいいくらいである。そもそも、スポーツ走行をしようなんて思わない人はGT-Rなど買わないであろうから、これでいい。街中でギャップを拾いまくるということはないのだから。
路面のギャップもよくいなすし、吸い付くように走ってくれるが、この点はアウディRSの方が優れているなと思った。ただし、アウディの場合、優れすぎていて、スポーツ性能を発揮するための路面追従性が高度すぎて、スポーツ走行をしているように感じられなくなるという矛盾も抱えているような気もする(あくまで、路面追従性だけを取り出して考えた場合である)。「技術による先進」には感性も欲しい。

「R」「NORMAL」「SAVE」の3つのモードをセットアップスイッチで変速スケジュールを変化させる選択こともできる。「SAVE」モードではもっともマイルドな変速となるが、その分、低速でクラッチは滑りやすくなるやもしれない。が、街中で気になるほどではないし、一般道の走行ではどのモードでもいいだろうと思った。サーキットに行く向きにとっては、この辺りの差が肝となるのだろうが、この点は購入してから高速道路にでも乗って試してみることにしたい。えっ?

横浜の景色をゆるゆると眺めながらのドライビングも可能で、トランクが想像以上に広く奥行きがある。ゴルフバックも入る。加えて、後部座席の居心地もそんなに悪くないそうなので(笑)、ファミリーカーとして使うこともできると思う。
まあ、さすがに2ドアスポーツ(スーパーカー?)でそれは厳しい。この点でアウディRSやインプはアドバンテージがある。
とはいえ、GT-Rの本領はGTたることであり、レースドライビングであろう。とするならば、これだけのパッケージングの良さは感嘆すべきであるというべきかもしれない。

ステアリングは重めだと思う。そして、中立に戻ろうとする傾向が強い気がしたのだが、どうだろう。適度に重いステアリングは私好みではある(インプも重いのだが、クイックステアリングと銘打つだけあり、ややクイックなのだ)。

例のごとく私は大きさに抵抗がないので、大きいとは思わなかったし、後方視界はむしろいいんじゃないかとすら思った(MR2の方がよっぽど見にくかった)。

総じて、スポーツ走行をガンガンに楽しみつつ、普段乗りもストレス無く乗りたいという向きにはお勧めである。乗り降りはインプよりしやすいと思う。サイドシルも高くなく、出すのが面倒になることもあるまい。

問題は価格だが、初期モデルがバーゲンプライスだったことがわかる。しかし、熟成の上に熟成を重ねているモデルであるし、GT-Rのようなクルマはもう出てこないだろう。だから、ギャラリーのかわいいおねえちゃん(写真撮らせてもらうのを忘れた。。)に感想を言ってやったんだ。「自分が欲しいクルマのファイブベストに入ります」と。
まあ、とはいえ、インプは30万キロを目前にして、地味なリフレッシュ作業をしているし、メインには据えられないだろう。中古で手ごろな価格のGT-Rが昔の型落ち中古車みたいに二桁万円くらいで出てこない、、だろうねぇ。










欧州仕様のGT-Rニスモもありました

























Y31シーマを新車で購入して以来、自然体でシーマに乗り続けている伊藤かずえさんの個体に対し、日産が敬意を表して、レストア作業を始めたことはご存じだろう。
伊藤さんは31シーマが好きらしく(クルマも好きなのだと思う)、シーマの様子をいろいろな媒体で公開なされている。
そう、最近の日産はようやくクルマを人間の営為の表意物、すなわち、文化であると認識したのであろうか。近頃はギャラリーに往年の旧車やネオクラ車が目立つようになった。ぶっちゃけ、新車の種類が少ないこともあるだろうし、ヘリテージにあるものを出してきているということもあるだろうが、まずはこの動きを歓迎したい。ねえ、トヨタさん、スバルさん(笑)
特に、スバルさんには、GDBでEJ20ノンオーバーホールで乗り続けている人間がいるということをここでアピールしておきたいと思う(笑)

脱炭素化社会への移行がどのようなものになるのかは明確ではない。が、EVへのシフトは確実に進むであろう。ここで内燃機関を懐かしみたいのであるが、解雇主義だけでは発展性がない。といって、旧きものを断絶して市場から駆逐してしまうのは野蛮だと思う。ブルジョワ革命後のプロレタリア一党独裁を達成した共産主義が徹底的に原始共産制から封建制、そして資本主義を叩き壊すようなものではないか。









































そして、なおも述べておきたいことは、「昔はよかった」という言葉だけで留めてしまうことはなるべく自己内部に留めておきたい。私も注意したいが。
たしかに、つまらないクルマが増えている気はするのだけれど(笑)、それは私の偏見に基づく主観であるということを述べておきたい。
という風に相対化できないところに、昨今の自動車の問題があるような気もするが。。





























閑話休題。



当方の今後のプランだけれども、インプはこのまま維持。できれば新車当時の力を出してやりたいけれども、機会を待つことにする。
乗りたいクルマはレンタカーやカーシェアで補えているのだけれど(都内住みでよかったと思う点の一つである)、仮にほかにもクルマを持つとしたら、どうだろう。

ユーノスロードスター(NA)
マツダロードスター(ND)
ダイハツコペン(初代)
GDBインプレッサ(涙目のS203・スペックC)
VABインプレッサ
ルノーカングー
ジープラングラー(現行)
AE92スプリンタートレノ(GT-APEXもしくはGT-Z)
ST170カリーナSG
ST210カリーナGT(前期顔の後期6速)
HP10プリメーラオーテック、eGTの本国マニュアル仕様

主治医がいれば、
ポルシェ944
フィアットX1/ 9
ロータスエリーゼ(最近のやつ)
プジョー206
ダッジチャージャー(最近のやつ)
アウディ200
シトロエンDS(笑)
アウディTT(初代のマニュアル)

今日現在なのでまたコロコロと変わります(笑)
積載性は最低限でも求めていて、そして、案外と軽量車が好きなんだなと思った(笑)
そして過去所有のクルマへの思い入れも強いこと。
これらが浮き彫りになったが、まあ、この辺りはちょこちょこ変わるので、今日はこんな気分というくらい程度に思ってください。

















Though I wasn`t feeling well in a hospital,but anyway I went to the headquaters of Nissan by bus and trains. I wasn`t exhausted so much today,that`s why.
I`ve been there several times there. Lateley Nissan seems to cherish their tradition. Japanese car manufacturars haven`t cherished their history,they tend to sell their new comers. That is,we didn`t regarded cars as a kind of culture. Surely Japanese cars would get high performances,qualities,reliabilities and stuff like that. However,such a situation,Japanese enthusiasts tend to prefer foreign cars.
As soon as we(my wife and I) entered it,they announced that they could get ready for a test-driving car,R35 GT-R premium edition!
Actually I haven`t taken it for a drive,so I booked sooner than a bullet train.
As a passenger`s seat sat a Nissan`s man,my wife sat a rear seat! Sorry!(She said that rear seat was comfortable)
Anyway,R35 was easy to get in and drive similar to Audi RS,but suspensions were a bit harder if you choose comfort mode.
However,it`s natural because the car is GT-R!
Needless to say,it`s so fast,but I couldn`t feel its speed not gradually. Watch out the police,even if you drive in city roads.
The sound of the engine was quiet more than I had expected.
A Nissan man explained lots of things about R35. I really appreciate him and my wife!
Are you old school? If so,you should drop in on the headquater of Nissan after the virus is over. You`re worth seeing it. Even us,we think that Nissan tried to cherish their cars. Hey,Toyota have to make efforts more and more though GR Yaris is really amazing(I guess).
By the way,my STi would come back soon.
It`s nearly 300,000km on the clock.
Subaru should learn from Nissan. Restore my STi with respect,haha.


















東京急行東横線では最寄り駅の田園調布駅旧駅舎(下写真)。
かつて田園都市構想というものがあった(中央林間や南林間等もそう)。
都会と田舎の中間程度の街を秩序正しく作るという構想で、渋沢栄一が熱心に推し進めた。
田園調布は現在、大田区と世田谷区に分かれているが、世田谷区に関しては、それからも長らく、都会と田舎の中間的な佇まいが残されていたようで、数々の文豪がこの街に住した(遠藤周作や徳富蘆花等)。
世田谷のイメージの高さというのは、アメリカ村時代のバブル期の印象も大きいだろうが、その土壌はあったといえるかもしれない。あまりにもコンクリートジャングルでは無機的な都市であるし、田舎では野暮に感じてしまう。
マージナルな領域として世田谷は機能したのであろう。










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Posted at 2021/03/18 22:51:11

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この記事へのコメント

2021年3月19日 6:46
お疲れさまです。(^o^)
GT−Rを試乗できたんですか!?(・o・)
考えただけでワクワクしますね!\(^o^)/
そして私も昔の2大巨頭の時代は良かった
という言葉は、グッとのみ込みます・・
(ToT)/~~~
コメントへの返答
2021年3月19日 11:35
こんにちは😃

はい。本文にも書きましたようにアナウンスがあったので、ほば直感で乗せて頂くことに決めた次第です。
迷うと乗れませんから(笑)
現在は大掛かりな試乗の告知はしていないものの、コロナ禍の中で、わざわざ来場してくださる人に対して、お声掛けしているとのことでした😊

単に速いだけではなく、快適性や剛性感など様々なことが考えられているのだなということが具体的に理解することができました😊
ずばり、マジメで理詰めで構築されたスーパーカーだなと思いました。その上で快適性も追求しています。そういった点が、日本車らしくていいなと思いました。たとえば、官能性ならばフェラーリでしょうが、その国固有のクルマの特徴があっていいと思うのです。GT-Rはそれがわかりやすく出ているな、と数キロのドライブで思いました。
食わず嫌いを無くしておいて良かったですし、久し振りに技術の日産というフレーズが思い浮かびました👍

昔は昔ですからね😅
とはいえ、昔を偲ぶのも大切だと思いますし、私は70年代後半から21世紀初頭までのクルマが好きです。私という存在の歴史を感じられるからです😊

ということで、ぜひぜひ試乗されてみてください。コロナ対策はかなり入念でした。
2021年3月19日 9:37
おはようございます
春だから新緑の緑系なボディーカラーのクルマ並べてるんですかね?
初代ノートみたいななんと変哲もない大衆車が並んでいるあたりがステキです
コメントへの返答
2021年3月19日 11:50
こんにちは。

あっ、なるほど!
だから緑揃えだったんですね。思いつきませんでした。たぶん、そうですよ(^-^)

ネオクラ化しつつあるとはいえ、初代ノート(それでもウチのより年式が新しい(^◇^;))が展示されていることに驚きと違和感と愉しみを感じました。

こういう普通の大衆車を展示するあたりにセンスを感じます。
代車やレンタカー等で気軽に乗っていた時代のことを思い出します。あの頃はゴーン日産の稼ぎ頭の一つでしたね。私も日産車に乗っていました。

23日までの展示のようですので、お散歩がてら、眺めていても良いかもしれません(^^)
2021年3月19日 19:50
こんばんは!
伊藤かずえさん!シーマ!!
「シーマ買える!」
「田園調布に家が建つ!!」
懐かしいフレーズを思い出しました。
内燃機関には、今しか乗れない。。。
化石燃料を燃やしながら走る。。この感覚を楽しんでおきましょう。
漫画「CB感」。。お暇があったお勧めです。
コメントへの返答
2021年3月20日 3:15
おはようございます!(笑)

感覚を楽しむ。なるほど!
これからはクルマから発生する様々な音に耳を傾けてドライブしようと思いました(懐メロはかけちゃいますけど・笑)。
EVにはEVの良さがありますが、聴覚に訴えるものが希薄なんですよね。
内燃機関ならば、人間の五感のうち、味覚以外は満たしてくれると思っています。
いや、「味がある」という形容詞で始まるフィーリング・運転性能といった表現もありますから、大雑把にいえば味覚すら満たしてくれるのかもしれません。

田園調布の駅舎から「田園調布に家が立つ」を思い出されるとは思いもよりませんでした(笑)
私は長嶋茂雄とキン肉マンが住んでいた家のことを思い出しました(笑)
過去の歴史に対する力点の違いと世代差なのかもしれません。が、星セントルイスは面白いですよね!
まさに芸だなと思います。

「CB感」の作者は「キリン」と同じなのですね。電子媒体は苦手なので、本屋で探してみます。ビックコミックスならありそうですね!
ヒマヒマです(笑)

伊藤かずえさんのシーマのフルレストアとともに、ひらめんたいこさんのS13に対するフルレストアのオファーが来ることを祈念して👍
2021年3月19日 22:46
GTRのステアとパネル、かっこいいですね。最新のデザインなのにレトロさも感じます。インプ復活おめでとうございます。30万km達成の時はお祝いいたします。
コメントへの返答
2021年3月20日 3:22
GT-Rのデザインは時代性を超越していますね。この点はすごいなと思います。デザインやレイアウトの本質について考えさせてくれます。
もしかしたら、ほぼ普遍的に受容されるデザイン・レイアウトというものが存在するのかもしれません。
陳腐化しないという点も、大衆車との違いなのかもしれません。いずれにせよ、超然としています。
昔の大英帝国やアメリカの孤立主義のように。

ありがとうございます!
お祝いですか?
いいですよ、一千万のご祝儀なんて(笑)
リバーサイドや布施弁天の東家でご馳走してください👍

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「また鹿だ😣 
逃げていったので鹿除け笛の効果はあったのかと。
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