
台風本体が茨城や千葉に接近していた日のことです。
前日に、お誘いメッセージがあり、迷った挙句、当日朝に行くことに決定しました。
非定例的ながら、存外な頻度で開催されている那珂湊寿司ツアーです。
このツアーに限らず、参加メンバーはだいたい一台のクルマで向かうのが普通で、車内でも他愛のない話をぺちゃくちゃ話しながら、一日を過ごすという男気の無いオフ会です。しかしながら、
女性の参加者はいません。
【まずはekワゴン。超速ラクティス】
今回の集合場所まで、ekワゴンで向かいます。
アクセルベタ踏みです。安心してください。制限速度しか出ません。いわゆる躾を施すことによって、もう少し変わるとは思いますが、筑波山の裏道は登れないと思います。
小回りの利くいいクルマです。あらゆる装備をそぎ落としているものの、オーディオがあるのは福音で、その気になればFMトランスミッターでブルートゥース接続もできるでしょうが、接続が面倒なので、久しぶりに工藤静香ベストCD一択で、車内空間を盛り上げます。
トヨタのラクティスがアウディのSUVのように華麗に抜き去っていきました。「いつかはラクティス」とまでは思わないものの、出力の差に愕然としました。
やがて、そのラクティスが駐車場の前で停まったので、ここに停めるといいですよ、という合図かと思っていたら、集合場所にまで行ってしまいました。。
珈琲を買っていただけと、本人は弁明するものの、紛らわしい。
別にそこで珈琲買わんでもええし(笑)
【新鮮な寿司 お会計四千ナンボ】
那珂湊は天候を考えればまずまずの混雑度でしょうか。久しぶりに大ぶりながら、決して大味ではない、新鮮な海の宝物を頂戴します。
この日はトロが当たりだったと思われますが、かくして
お会計が四千円を超えてしまい、財布が軽量化され、連鎖的に腰への負担も和らぎました(笑)
【日本国民がほぼ忘れ去ってしまった歴史のエネルギーが襲う】
テナントがあまり入っていない大洗の施設でアイスを食って、向かう先はちょっと私にもわかりません(笑)
やがて、
ションベン地帯の近くを通り過ぎ、到着したのが、霞ヶ浦湖畔に佇む廃墟群。海軍関連の施設だそうで、以前はなかば放置され、落書きなども施されていたようですが、文化財の指定を受けているので、取り壊すこともできなかったようです。村で喫茶店を運営して、一部マニアだけの空間から観光地にしているような様子を受けましたが、この日はちょうど台風の外縁が覆いかぶさり、厚い雲が空を包みます。
とはいえ、大した雨でもないので、外に出て建物を見てみます。
ここの施設についての歴史については詳しくありませんが、予科練もありましたし、ここを媒介として、花と散った人たちもたくさんいるはずです。
【戦後74年の夏】6 ドローンで見る廃墟 鹿島海軍航空隊跡地の風化 ㊤
たしかに、晴れていればいいのでしょうが、逆に曇天でよかったような気がします。戦争などに送り出された若者たちへの鬱勃とした感情を建物が代理しているような気もしました。
風も大したことがないことをいいことに、湖畔沿いに向かったところ、傘の骨が二本特攻しちゃいました。台風侮れず。
傘についてはビニール傘だと、どれが自分のものかわからなくなりがちですし、雨の日だからこそ楽しみたいという気持ちもあり、そこそこの値のあるものを購入しています。その代わりにモデルサイクルは極めて長く、この点は欧州車っぽいですね。もしくは、スバル車。
以下は大作家ワルめーら氏による名文及び写真群です。最近、ここのサイトがバズり始めています。理由はわかりません。
饒舌な廃墟はありえない
濡れた髪とシャツとコルセットを装着した私は異能の人に見えたのでしょう。
コンビニの女性店員さんの顔がこう述べていました。「一体なにがあったのだっぺが?」(←今の若い人は訛りがあるだけで、ここまでは使いませんが、まあ、現場の雰囲気を出すためのいわば演出だと思っていただければ)。
【あみんではなく、阿見のアウトレット】
さて、禊も終えたので、今度はアウトレットに行くことにしました。茨城の阿見というところにあるんです。昔は辺鄙なところだったと記憶していますが、いまや圏央道のICまであります。
傘を探してみましたが(笑)、早々にやめて、牛久大仏を見ながら、利根川を越えて千葉県に入ります。
水戸街道を避けたイライラ棒付きの道を走ります。
この頃になると天気もだいぶよくなってきましたが、道にたまった雨水のしぶきがすさまじく、
千葉ディズニーランドに行かなくても、スプラッシュマウンテンが味わえました。
【欽ちゃんの仮想大賞的トヨタ車見学】
続いて、越谷レイクタウンへ。埼玉県です。
一階のトヨタディーラーが勢ぞろいしている場所の展示車両をみて(横浜のトレッサに似ているかも)、メシを食っただけです。
へぇ、
ランクル300系なんてものが出ていたのですね。
トルクがアイドリング時から60キロほどというすさまじいスペックになっています。
デザインは大味に見えますし、既存のランクルユーザーが付いてくるかどうかはわかりませんが、リアの切り落としたようなデザインは当世風ですし、ランクルの使い方からすれば正攻法なのではないかという気もします。
今回のランクルも売れると予想しておきます。欽ちゃんの仮想大賞的にいえば、16点。
案外とよかったのが、
新型アクアです。デザインだけでも個人的には合格点。欽ちゃんの仮想大賞的にいえば、18点です。
初代は後部座席の乗降に狭さを感じさせるデザインで、実際に狭かったのですが、それが改善されています。
ただ、センターコンソールの大型のタブレットとプリウスと同じシフト操作は個人的には馴染めません。
とはいえ、燃費はものすごくよいでしょうし、こういうクルマがあってもいいかなと思う場面はあるので、カタログはもらってきました。
白メガネ団長一押しの
ルーミーはたしかにルーミーで広々としています。
こういうクルマは家族や仲間で乗るのがいいですね。
しかし、運転しやすいということが座っただけでわかるというのも、素晴らしい点で、この点も高評価です。車重が軽自動車にしては重いようなのですが、昔の軽のようなことはないでしょうし、ミライースのようにびっくりするほど走る軽もあるので、これまた欽ちゃんなら15点はあげたことでしょう。
アルファードの二列目はやはり安定感を誇っており(笑)、二列目でリクライニングを倒しながら、走るのであれば、19点です。
操舵感覚や動力性能も良いのでしょうが、運転はしたくありません。二列目がいいです(笑)
ただ、家電感が目立ちます。セカンドシートにHDMI端子まで付いています。
クルマの中でプレステができちゃいます。ここまで来ると、古典派の私としては、やはり、運転するクルマというよりは、乗せていただくクルマということになってしまいます。
うちはあくまでDINKSで生活していくので、アルファードという選択肢はありませんが、身近な人が持っていてくださるととてもありがたいです(笑)
【結局見なかった・笑】
この日は閉会式だったんですね。
ウチの近くの首都高は通行止めでした。
テレビもろくに見ないので、なにがどうなっているのかは、他人との会話を通じてしか、わからないのですが、元喫煙者アスリートとしては、スポーツは自分でやりたいです。昔はプロ野球観戦なども行っていました(後楽園球場から広島市民球場まで)が、身体を動かすのが一番いいです。
という健康番組的な紋切り型で終わりたいと思います。
スマホがこれだけ一般化していると、少しでも運動したほうがいいなと、私自身の経験を鑑みても思います。
下記はスマホそのものを主題としたわけではありませんが、ご紹介しておきます。マジでテクノロジーの進化の方向性を変えた方がいいのではないかと、これまたマジで思っております。
【神になりたい人に朗報】人間は神になれる
そして、翌日はいよいよ、なのですが、お約束通り、白メガネ氏のラクティスの中に
忘れ物をしちゃいました(笑)
が、意外にも早く問題解決はされることになります。この点についてはまた追って。