好きなことってなに?自分でそのことを環境や遺伝的要素抜きで自信を持って説明できます?
好きなことは実は自分が決めたことではなく、古典的な生産者と消費者という図式から見れば、好きなことなんて自分で決めたわけでもなく、よって、なぜ好きなのかを情熱と論理を以て、説明できないことの傍証ともなり得るかもしれません。
たとえば、昨夜、知らずに大黒PAで休憩しようと思っていたら、RX-8をたくさんみました。RX-8よりもRX-7の方が好きなのですが、比較を用いても説明できません。
いろいろな説明文は頭には浮かびますが、根源的には説明できないと思います。
近頃はハッチバック(ミラージュスイフト、もそうかもしれませんが、スイフト等)が好きなのですが、これもまた説明できません。
親がハコスカ以降、好んでハッチバックを購入していましたが、主に実用面でのことで、私はハッチバックに実用性を求めてもいないので、遺伝的形質だとしても、
結局、好きな理由は「遺伝なんです」「両親も好きだったんです」で終わってしまいます。
そういう具合に論旨を勧めると何も書けなくなってしまうのですが。
哲学的な考察という点を除けば。
ですので、しばらくエポケー(判断停止)をして、好きになる理由が説明できない宿痾についてはさておくことにしましょう。
スイフトスポーツについては、相変わらずギア抜けしてしまいますが、気に入りましたね。
標準タイプのスイフトもかなり好印象でしたが(手放したくなかったのです)、ひとまず、歴代スイスポの最大馬力と重量を記します。
初代 HT81S 115馬力 930キロ
ZC31S 125馬力 1,070キロ←当方所有
ZC32S 136馬力 1,050キロ
現行 ZC33S 140馬力 970キロ(ターボ)
※次期型はハイブリッドの可能性が高く、値段も重量もかさむ可能性があり
※海外での初代はカルタスがスイフト名
※スズキはなぜか初代81Sをスイフトとみなさず、31系を初代にしている。
ちなみに、81系の海外名はイグニス
※ミラージュスイフトとは関係ありません
現行にいくにしたがって、軽量化を達成している点が凄いです。
最近、ようやくスイスポオーナーさんとお話するようになって、軽量化の代償的な症状が起きている個体もあるとの話は聞きますが、痛快です。
スペックだけでは語れないクルマではありますが、馬力こそあがれど、だんだんと重くなっていくのが常道の昨今においては奇跡の存在です。
かなり野暮ったい和製浜松ロータスと呼びたいです。
パワーウエイトレシオからいえば、31スイスポが一番不利ですが、その分、設計に無理が無いような気がしています。ターボ車は既に持っていることと、31がデビューしたときの新鮮な心持ちを今になって再確認したかったんです。
高速道路では若干、ふらつくかなという気もしますが、あのスタイルにしては安定していると思いますし、メーターも180キロ以上あるのですが、おそらく欧州での販売がメインとはいえ、共有箇所も多いので、突破できるのでしょうね。
32からは六速マニュアルになるので、かなり余裕でクルージングできると思います。
コーナリングではFFながらアンダー傾向にはしつけられておらず、ニュートラルステアの傾向にあり、これは開発陣も意図して狙ったそうです。
欧州のドライバーは主体的にクルマをコントロールしたいという人がほとんどらしく、それに合わせて、国産のFFでよくみられる弱アンダーの方向にはしなかったらしいのです。
ギアは1~5まですべてクロスしています。
もっとも、前期型は1と2が離れており、不評だったので、後期型でそうなりました。欧州仕様はもともとクロスで、これも欧州のドライバーの好みを反映させたようです。
プリメーラといいインプレッサといい、欧州と縁のある世界戦略車になぜか縁があります。
土曜日は昼くらいから始動して辰己で休んでいたのですが、謎の茨城行きたい病が発病してしまい、バビューンと利根川越え。筑波山の朝日峠に登り、そこで33の方とお話を少しさせていただき、土浦の超音波温泉に行きました。
峠道のように加減速が必要なところでは、神経を張り付めていなければならず、正直きつかったですね。アホみたいにかっ飛ばす気はないですが、そこそこの走りは経験してみたいじゃないですか。
もうかれこれ一ヵ月以上もギア抜けが収まらないままなので、自重するとか、そういう考えはあまりありません。
走りながらも自重はしますが。そういう複雑な心理状態の中で走っています。
超音波温泉からあがると花火がよく見えました。旅館の女将さん(?)らしき人とお話をさせていただき、しばらくすると、前回、お風呂でご一緒した〇〇ナンバーのいかついクラウンに乗った入れ墨の方たちがお越しになりました。宿泊されるのでしょうか。
「こういうのっていいですよね」
という言葉が印象的でした。
年単位で考えれば、今年の東北の方角は私にとっては大吉方位です。特に干支も北東の方角なので、方位取りをするには最適なのでしょう。
が、私はそんな知識を持ちながらも、吉凶のどちらに転んでも構いません。
地球の地磁気のことも考えれば、方位学もあながち迷信だとは思いません。
ただ、いっときは方位に基づいて動いていた時期もありましたが、凶を避けることって、
(ここでメンテナンス中の表示が出て、書く気が萎えた。アホみんカラめ)
ともあれ、バランスが取れていないような気がします。インプの落下物との破損事故は、実は月単位でみても大吉方位でした。ですが、ものすごい吉のときには反動も大きく、初期には破損事故のような事象も生じます。
つくばの居酒屋に来訪。この日はたくさんの常連さんともお話をさせていただきました。
ここの奥さんもスイフトに乗っていらっしゃり、マニュアル派なんですね(娘さんもスイフト)。マニュアルに乗れなくなったら免許を返納するというほどで、一方で、様々なクルマを乗り継いできたマスターはオートマが楽ちんでいいとおっしゃるので、その対比が興味深いですね。
通俗的にはマニュアルには自分で操る愉しさがあると言われていますが、それだけなのかなという気がしています。また、オートマが楽かと言われれば、私のように疲れてしまう
人間もいるわけで、これも是か非かという問題では簡単に決められないでしょうね。
グループNカラーのスイフトのミニカーを見つけて、半ば反射的にマスターに「もしよろしければ、代金をお支払いしますので、お譲りいただけませんでしょうか」と述べたところ、「好きな人のところにいくのが一番いいので、どうぞ持っていてください」ということで、頂いてきました。同感ですね。
こういう具合にモノを好きな人に与えるということをしていると、不思議なことに自分が必要なときに欲しいモノが入ってきたりするんですよね。これはなぜだろうと思うこともあります。共鳴のエネルギーなのでしょうか。
プリメーラもインプレッサも「ああ、いずれ欲しいな」と思っていたら、いつの間にか願望が実現していました。
引き寄せの法則でしょうか。
そうした願望実現の方法については懐疑的です。「~が欲しい」と願うということは願望が実現していない状況を永続的に続けることになると思うからです。つまり、「欲しい」と願うのは、欲しいものが手元にないから欲しいと願うわけですよね。
つまり、ずっと「~欲しい」という状況を願っているとも解釈できるので、
最近のスピリチュアル世界では、すでにもっていることをイメージしなさいとも説いています。既にあるという視点が重要で、プリメーラやインプについては欲しいなと思ったものの、期待はせずに、その後も執着をもって願わなかったからこそ、現実化したのだろうと思っています。
インプ引取当日になりました。一時前くらいに店を出て、それでも一時間ちょっとで家に到着しました。夜はガラガラですから、交通環境さえあれば、東京と茨城なんてすぐです。
23区北東部の葛飾や足立の人なんて、一時間もかからないで行けるんじゃないですかね。
だからこそ、筑波山に来る東京ナンバーには「足立」が多いのではないでしょうか。
代車を停めている場所にスイスポを駐車させます。いったん、エンジンをかけてすぐに止めておくということができない性分なので、数キロ走ってから、別の駐車場に代車を駐車させました。こういうところに神経を使う必要もないと思うんですがね。
神奈川の230ローレルにお乗りの方からご連絡があったりして、この日も予想外の展開になったわけですが、それはまた項を改めて。