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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2022年09月06日 イイね!

【隠された真実】利根川の北側はナポリだった! ディノでなくティーノ ナポリ守谷 喫茶店王国 キャッチは長州

【隠された真実】利根川の北側はナポリだった! ディノでなくティーノ ナポリ守谷 喫茶店王国 キャッチは長州インプレッサの愛車ランキングなんちゃらが一位になったようです。ただ、ランキングに興味はないので、特に整備記録をもうちょっと自由に記述させてもらいたいです。

ちなみに、愛車ランキングなんちゃらの二番目に読まれた記事はインプとはまったく関係のない記事。

2000年発売 幻の日産ティーノハイブリッド

当時付き合っていた彼女とカレスト座間で乗った経験があるという点で覚えていたりします(90年代後半頃のカレスト座間には試乗コースがあったんです)。
実はティーノ自体は実は好きだったのですが、当時はハイブリッドといえば、トヨタが一番でかろうじてホンダがIMA方式で追従する程度だったので、百台限定という時点で、日産はだいぶ遅れたなと思っていたような気もしますが、もう昔のことなので忘れてしまいました(笑)
今はe-POWERがあるので、それはそれでよろしいのかと。電気自動車については日産に限らずちょっと無理があるなというのが私見です。

さて、日帰りでイタリアのナポリに行ってきました。
ええ、利根川を越えるとイタリアなんですよ。知ってました?
地球儀を見ると長靴の形をした半島がイタリアで、ナポリはその南西部にありますが、実は利根川を越えるとナポリなんです。



利根川の北側の茨城県民の方から「夕方まで退屈と哲学」という謎のメッセージが受信されていたので、お誘いしてみました。
茨城在住が十年を超えるのに、だっぺらしき言葉が語尾に出ない方で、私みたいに茨城弁を喋らないんですね(江戸弁と相模弁もイケます)。カスミとかヨークベニマル(本社は福島の郡山)に買い物にいかないのでしょうか。

さて、かつてドイツ(統一される前のドイツ)の宰相を務めていたゲーテは傷心のあまりイタリアへの旅を決意します。地中海の明るい海原を見て、一気に元気を取り戻したといいます。単純ですね。
その象徴がナポリだと思われます。「ナポリを見てから死ね」という言葉もあるくらいですから。

テラス席からの眺望は抜群です。利根川沿いの田んぼがフランスの田舎みたいに見えてきました。卵を割らないように2CVが走っているのかな、なんて思ったり。ナポリだとすれば、フィアットパンダ辺りが走っていそうな田園風景の崖上にお店があるのですが、これがローマ帝国が外的から防衛した海上要塞に似ているような気がしました。雰囲気も出ていますし、おススメです。なぜか首都圏ナンバーが多いのはナポリ守谷の場所柄なんでしょうね。
ちなみに、守谷は市政20周年だそうです。バブル期のときに親父が守谷町に引っ越したがり、都会志向だった母親に反対された事件を思い出しました。
あの頃はつくばエクスプレスが本当にできるとは思っていなかったなあ。


































ナポリを擁する茨城県守谷市内には、しゃれた喫茶店が数多くあることがわかりました。ただ、駐車場の傾斜がきつくて、数軒諦めました。
フルタイム四駆なので、フロア下にいろんな構造物があるのと、縦置き水平対向エンジンでフロントオーバーハングもそこそこあるので、擦る程度ならしょっちゅうなんですね。なので、スイスポはノーマル車高をキープさせます。たぶん。












で、ようやく傾斜や段差を気にせず入れたのが、常総鉄道小絹駅傍にあるカフェモアル。ここの雰囲気も上品で私にぴったりですね。おまけのフルーツをいただいたり、水海道の映画のことを話していたらパンフレットを三枚(一枚は宣伝しろということか?)をくださったりと、人情味のある喫茶店でもあり、ここも再訪決定です。

















ここで、退屈と哲学を終えた、標準語を話すソフィストケートされたみつびんさんが仕事に戻られました。
私は有閑階級なので、田舎道を走り、途中、ガソリンスタンドの機械洗車(インプは機械洗車を控えていましたが、もう面倒なので、入れることにしています)に入れるものの、拭き上げ場所が無かったので、もう一か所スタンドに行って、「ご自由にご利用ください」という水があったので、ウエスを浸して拭き上げをしました。一日に二回も同じクルマを機械洗車しちゃいました。ただでさえ、洗車が好きじゃないのに(笑)←洗車する時間があったら走っていたいタイプです
茨城の人は乾いたウエスしか使わないか、若しくは、洗ったら洗いっぱなしなのだろうか。
ん?貴重なモノやクルマを朽ち果てたままにする放置文化がここにも現れているかも(笑)
冗談ですー



土浦の超音波が出ているお風呂に向かうことにしました。平日に行くのは初めてですが、今回も日本の海洋民族としての誇りである文身をされている方がいらっしゃいました。超音波温泉は旅館も経営しているのですが、そこの奥さんが「あっ、スポーツカー」とつぶやいていたのが印象的で、奥さんなりのスポーツカーのイデアがあるんでしょうね。馬鹿でかいエアインテークダクト(左前の視界ゼロ)とオーテックプリメーラ(トランクが開かなくなったりました)、ないしはフェラーリF40をも超えた巨大なリアスポイラー(F40にも匹敵する?)というイコンが「スポーツカー」という呟きを生むのかもしれません。









桜川をお散歩し、川沿いの繁華街桜町でキャッチの人を始め、夜の帷のもとで働く人たちとお話していました。現場の方(?)も含めて。
キャッチの方の一人はなんと山口県防府の出身でした。長沢ガーデンのことも当然知っています(笑)
「こっちじゃ、長州の人はいないんじゃないですか?」
「自分一人だけです」
北関東まで来ると、中国や四国地方出身の人を見ることが極端に少なくなる、というより皆無のような気がしています。福岡出身の方はこの間、居酒屋で知り合ったのですが。意外と多いのが北海道で、苫小牧行きのフェリーと関わりがあるのでしょうか。

桜町の魅力はこういう気安さにあるんです。かつては丸井や西友もあり、めちゃくちゃ繁盛した土浦の往時を偲ぶとすれば、もはや桜町しかないかなと思います。ただ、往時に比べれば、だいぶ規模は小さくなったとは思います。
ただ、この規模の大きさくらいがちょうどよく、加えて、特に夜の桜川は本当に美しくて風が心地いいんですよね(冬はすごく寒いらしいですが・土浦某居酒屋さん常連さん談)。













私は民俗学者なので、いろんなことをフィールドワークしていますが、こういう経験をして、「裏社会の日本史 (ちくま学芸文庫)」(フィリップ・ポンス)を読むと文字通り勉強になりますし、面白いですね。閑話休題。

ワゴンRは車検を通すようなので(妻に任せています。実の父親のクルマなので、私があれこれいうことではないでしょう。でも、ワゴンRはよくできたクルマなので欲しい)、ちょっと愉しみでもあります。長野に置いておいたら放置気味になるでしょうし、冬タイヤに履き替えて、錆対策もしなければなりません。
東京砂漠に持ってくるとなれば、ちょうど置き場所があるのですが、さてどうなることやら。

※東京砂漠


























Posted at 2022/09/06 03:30:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日帰り旅 | クルマ
2022年09月04日 イイね!

太宰の足跡を偲ぶつもりはありませんでした STIギャラリー・奥多摩・甲府

太宰の足跡を偲ぶつもりはありませんでした STIギャラリー・奥多摩・甲府温泉に行きたかった。いや、それも雄大な自然に囲まれた一等の温泉でなくても構わない。近々、ハワイにいくから。
さりげなく街中にぽつねんと佇んでいるだけでいい。いや、もっといえば、単なる外風呂でいい。

近頃はぬるい湯や水風呂が好きなので、甲府で戦時中を過ごした太宰治(この頃、めでたく新婚生活を送っています)も通ったという喜久乃湯温泉に行こうと思っていた。
銭湯そのものであり、番台もあるし、看板が昭和時代そのものであるというのも私好み。幼少期の銭湯の風景が蘇ってくるようで、湯桶の温度を適切に保つためにお湯の蛇口と水の蛇口をバランスよく捻っていた日々のことを思い出す。そして文身をしている人に「どうしてあの人は入れ墨をしているの」と聞いたときの親の愛想と密かに耳打ちして「ああいう人とあまり関わるんじゃない」と言われた記憶も同時に思い出す。








風呂から上がり、数キロほどサンダルで散策をしてみた。甲府の城側(つまり、武田神社と逆側)を街歩きしたことが無かったので、適当に散策。
都市の構造を知るには繁華街が重要なので、そこを通過地点にしてみようと思ったが、歩くとなると思ったより大きな街で、この点、侮っていた。

























基本的に城(甲府城、別名舞鶴城)の隣に繁華街がある。案内所があったりするのだけれど、隈なく歩こうという気が起こらなかったので外周部だけ散策し、舞鶴城に登頂。
秀吉が築城したという歴史があるが、本格的に甲府城が発展したのはやはり江戸時代になってからだろう。基本的には幕府直轄領であった時代も多い。江戸への重要な交通や軍事上の拠点とみなされていたのであろう。
明治時代になり、根本的に破壊されてしまうのだが、どうにかこうにか復元されて今に至っている。なお、甲府駅ももともとは城の敷地内であった。



































ここに至るまで三鷹のSTIギャラリーから奥多摩や柳沢峠(丹波山村の道が岩崩落で一部通行止めだったため小菅村も経由・峠手前まではカーグラTVばりの濃霧であった)から来た。柳沢峠は夏でもひんやりしているところで、アルプス山脈がよく見えるのだけれど、もう暗くなってしまっていたが、スマホの威力というのは人間の明暗識別能力とは別領域にあるらしく、随分と明るく撮れている。
この辺りはオールワインディングといってもいいくらいで、環境が習慣を規定するのだろう、こういう場所では地元の方の走りも見事である。緑のフィットのライン取りがお上手。山梨の人って山道走行が大抵上手な印象があるのだけれど、
やはり、それも地理環境だろう。
ただ、大菩薩ラインは近年、ますますトンネルが増えて、くねくねとした感じの道路がますます減りつつある。あれだけの標高差を上り下りするのだから、くねくねとした感じのままでいいとは思うのだけれど。
特に甲府盆地側はちょっとRのきつい箱根峠といった風情。











































ところで、STIギャラリーはスバルにとって枢要な地の一つである三鷹にある。ん?三鷹って、太宰治が情死を遂げたところではないか?三鷹市内の玉川上水だったような。
喜久乃湯温泉にあがったあとに、振り返ってみて奇縁を感じた次第である。
温泉に直で行く予定だったのだけれど、途中、ふと気になって立ち寄ったということもある。
三鷹周辺ってやはりスバル車が多い。太田と同じくらいの比率ではないだろうか。首都圏はともかく、他の地方だとそんなにスバル車ってみないもんな。














































ギャラリーでは、久し振りに元STIの方とお話させていただいたり、GCインプ好きな素直な若い方にWRCのことを私なりにご説明させていただいた。その際には、大学生時代頃のことをつらつらと述べるだけでよい。
なお、スバルは今やラリーというよりも、ニュル耐久などの活躍が目立つけれども、私としてはWRC全盛期のスバルが好きなので(だけど、GD乗り)、書架に置いてあった雑誌(ベストカーの特集)をメルカリで注文してしまった。ラリージャパン前夜の特集で当時は誌面も熱い。
熱量だよ。熱量が昔の雑誌と今とでは異なる。











ではでは。
今日はこれから助手席で都内徘徊です。
晴れてきたんだけどなあ。










Posted at 2022/09/04 13:28:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日帰り旅 | クルマ
2022年07月11日 イイね!

茨城都民、愛車を預けて茨城へ 結城三百石・超音波温泉等

茨城都民、愛車を預けて茨城へ 結城三百石・超音波温泉等この時期は桃の季節らしく、甲府盆地で春先に美しく咲いていた桃の花の果実がいよいよ熟されて、私の五臓六腑に染み入る。














朝方、レンタカーを持ってきてくださった初老の方がいらっしゃった。
仕事を都度請け負って、配車するのだという。形態としては独立した個人事業主であろうか。
帰路はといえば、電車で帰れば余裕ということで、颯爽と徒歩で帰っていかれた。
「伝票は自分が書いたので、不要なら適当に捨ててくれ」という台詞を残しつつ。

ソビエトの計画経済は破綻したが、私の計画的な車両搬送・入替え計画は成功裡に終わったといってよかろう。
搬送のローダーが入りやすい場所にクルマを移動させて、後事を託す。
スターリンよ、余を見習うがよい。
それにしても人生で何十回、ローダーのお世話になっているんだろう。
いわゆる高品質と呼ばれている国産車ばかりを乗り継いできたものの、どうもローダーに縁があり、北は福島、西は名古屋でローダーのお世話になった。

見送ったしばらく後に、私もレンタカーで出発。コンクリートジャングルを駆け抜けていく。そしてお店に到着。
「見積もりは概算でも見当が付きません」
とのことだ。衆生の皆様にアンケートを出していたところ、半数の50パーセントの人たちが「あくまで修理」という選択をご回答された。




ここは民意を反映させようか。民主主義の多数決制度というものを私は好まないけれど、背中を押してくれるかのようである。
民主主義の多数決は多数派の専制を特にこの国では生み出すようだし、多数派の大きな声の意見に合している人たちは、それが絶対的な正義であると、あらゆる要素をエポケーして唱えているように思える。
「おまえはアホじゃ、ボケ」ということが平気で言えるし、そんなことが問題にならないような社会こそが理想である。
身分制社会では分をわきまえるという発想が根底としてあり、上のような問題は生じようがなかったと思われる。だからこそ、数十年も前から封建主義実現を目指すと呉智英が述べているわけだが、彼が提唱していた封建主義というのは、文字通りに江戸期とまったく同じ封建主義に戻すということではなく、差別も許容する明るい社会というところにその眼目があったはずだ。そしてまた、分をわきまえるからこそ、多数派が理想とするライフスタイルに合わせようと、好みでもなく、才覚もないのにも関わらず、もがき苦しむこともない。
各々には分を超えたことをするという発想がそもそもないのだから。
封建主義再建という言葉からして、奇矯な冗談を述べていると思っている人が多かったとは思うけれども、要は今の社会へのカウンターであり、ここ最近は呉智英の鋭い指摘と封建主義という言葉に込められた意図に対して大いに共感できる。
では、人間はあくまでその身分に従って生きろといえば、そんなことはなく、江戸期の封建主義と呼ばれる時代においても階層移動はあった。町人身分で士分に取り立てられるということは多々あったし、階層の移動などなくとも、エタ身分の浅草の弾左衛門(世襲名)の職掌範囲はまことに広大であった。

この日はつくば在で徒歩でぶらりと居酒屋に現れる先生と夜にお話をしたのだけれども、結局のところ、絶対にこのクルマがいいという情熱は私にはさほどにはなく、いろいろなクルマに乗りたいという意欲も高い。
例えば、一千万円掛けてもランエボを維持したいというような意欲はない。強い憧れを持つクルマがあるかと言われれば、「まあ、ないでしょう」と答えるほかない。
しかしながら、仮に売却してそれを原資にした額で欲しいクルマがあるかといえば無い。
ま、取り敢えず成り行き任せである。

ところで、人間は直線的な時間を生きようとしている。「過去→現在→未来」である。このベクトルというのは果たして普遍的なものなのだろうか。
過去も未来もある種の幻想ではないか。今現在が思考した妄想の産物ではないか。もっといえば、現在にいるという認識自体が幻想なのかもしれないけれど。
人間が直線的な時間を生きているというのは、実は近代人の特徴だそうで、時間という概念を持たない種族も世界にはあまたいる。
時間は幻想的なものなのだ。心理的なものなのだ。
だから、なすがままにした方が良い場合も多々ある。

なすがままに水戸街道を走ってみたけれど、存外に渋滞しやがったので、少し田舎に行こうということで、柏の布施弁天に詣で、東屋で蕎麦と桃のスイーツを堪能した次第。テラス席ができる前から知っているけれど、ますます植生も豊かになり、実に心地よい空間だ。我が家もベランダは広いので、ここほどではなくとも、模倣できなくもないけれども、そこに面倒さを感じてしまう点で、私には余裕が無いのかもしれない。





































首都圏の喧騒から離れてみようと思ったので、またしても利根川を越えて茨城県に入ってしまった(というか柏の布施からだと茨城はいわば世田谷の東急沿線から川崎に行くくらいに容易)。土浦の温泉(今回は泡風呂探訪が目的ではない)に向かう途上、「結城三百石記念館」なる看板をあちこちで発見。結城?
たしかに、茨城には結城市があるが、ここは結城とはまったく離れている。
私でも作成できそうな程度の案内板で、それがいかなる記念館なのかという説明は見当も付かない。
ともあれ、これは神が導きたもう運命と思い、集落の狭い道を入っていく。

旧い農家があり、北海道から当地にいらしたという初老のMさんからいろいろとご説明を受けたり、雑談をしたりする。
来歴からいえば、今の結城市には結城氏という名族がいたのだけれど(家康の次男も養子に入っている家柄)、そこの某が侍身分を捨てて、当地に移住して、名主として暮らしたという。しかしながら、式台の玄関等は通常の農家では見られないほどに格式の高いものであり、三百石を賜っていたということで、結城三百石と呼称したのだという。もっとも、結城という氏を名乗り始めたのは、明治時代になってからだそうだが。

歴史に関心がなくとも、フクロウの雛が見かけられたりとまことにのんびりとした空間である。
また、歴史や民俗に関心を持つと、ここがいかに物持ちがよい宝の山であるのかがわかる。が、茨城の放置プレイ文化はここにも及んでいるらしく、予算も出ずに、藁葺屋根はついにトタン屋根に変えられてしまった。
つくばエキスプレスという都内まで一時間以内で行ける電車ができたのだから、
誘致したりするなどして資金を稼ぐという手もあるのだけれど、そういうことをしようとしないんだよな。
同じ思いはMさんも抱いているご様子で、茨城の県南地区は気候温暖で災害も少ないがゆえに、何かをしようという意識が極めて緩慢なのではないかという意味のことをおっしゃっておられたが、さもありなん。
が、都会住まいの人間からすると、このある種のずぼらさが羨ましくもあることも確かである。






























東京からのいわば移民で、自動車書籍や雑誌、カタログの販売をされているお店に来訪。
店主さんに難しい質問をされてしまった。
「どうしてSUVが主流なんですかね。燃費がいいというわけではないですよね」
これは私も考えていて、今やほとんどのメーカーがSUVをリリースしているけれども、これほどまでに一分野として支持されて定着した理由が、店主や私にはわからないのだった。クロカン系の人たちが乗っているというわけでもないし、例えば、大容量のバッテリーを積んだりするときには便利だが、それはユーザー側の要請ではない。ミニバンほどに家庭感が剥き出しにされない程度に家庭空間を持ち込めるからだろうか。
SUVに対する好き嫌いではなく、単純素朴な疑問なのだ。
ちなみに、店主は「ハッチバックはまだいけるのではないでしょうか」と仰っていたが、コンパクトカークラスだけでしょうねとそのときに答えてしまった私。今考えれば、コンパクトカークラスのハッチバックはSUVの縮小であるとも見做せなくもない。
「昔のように、ボーイズレーサーが乗るという感じでは無くなりましたけれど」
さすがに鋭いところを付いているけれど、SUV隆盛の謎は未だに解けないでいる。





土浦の一角にひっそりと佇んでいる超音波が発せられている温泉で身体をメンテ。三週連続で泡泡でもよかったけれど、夕食がてらにつくばの居酒屋(アルコール無し)に向かうことにする。東京にもよく行かれている常連さんとお話していると、ふらりと現れたのが件の先生であった。
ガラリと戸を開けたときの常連感が羨ましくもあった。










零時過ぎまで来店して、常磐道から首都高へ。どうも眠気がしてきたので駒形でひと眠りをして帰宅。
日曜日になっていたが、この日はこの日で様々なメイクドラマがあるといえば、あるのだけれど、いったん打ち止めにしておこう。





昨年、イオンで買ったソアラのTシャツを意図せずに着ていた私は、、

(73.5パーセントの確率で続く)











Posted at 2022/07/11 12:38:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日帰り旅 | クルマ
2022年01月24日 イイね!

夜型人間 夕方前に筑波に行き、レヴォーグで都内逍遥

夜型人間 夕方前に筑波に行き、レヴォーグで都内逍遥台湾人の女性と知り合いになった。
ご存知の通り、台湾の親日ぶりは尋常ではない。こちらは、勝手に国交を断絶したというのに、戦前に大日本帝国が整えたインフラについて、いつまでも感謝しているという台湾。彼女もまたその一人であった。
一方で半島のこちらを見る目は厳しい。この差はなんなのだろう。

レヴォーグを借りてきた。個体は目黒にあったので、そこまではスイフトの活躍だ(インプはオイル交換の周期のことを考え、お休み)。
素の素性も良いが、スイフトはリジカラを入れるとかなり変わると思うので、検討中。
なお、目黒の古本屋で司馬の「疾風韃靼録」の単行本が上下巻200円で売っていたので購入。
読む予定ではいるが、アマゾンとかで売ったら、せどりができそうではある。司馬の考え方に違和感を持つ点はあるが、あの文体には魅了せざるを得ない。




夕方近くまで寝過ごしていると、時間という概念に囚われているがために、絶望感が湧いてしまう。
そこで、その思いを払拭するために、土曜日は筑波山行きを敢行。朝日峠展望台手前でちょうど夕日が筑波嶺に隠れていく模様を見ることが出来た。
ドイツ軍の電撃作戦もかくやという動きであるが、
ともあれ、つくば学園都市の居酒屋でみつびんさんと一杯やって(私はノンアル)、ゲマインシャフト社会に東京というモダンが急に押し寄せたような、万博記念公園駅を散策。しかも夜中に。
駅前駐車場の一部が、野菜の無人販売所みたいになっていて、所定のお金を封筒に入れて、賽銭よろしくポストに投函するという仕組みだ。
千葉にもあるが、こちらは秋葉原まで電車で一本の立地である。岡本太郎先生をパロディ化すれば、「私の脳みそは爆発だ!」













































私の車歴にはワゴンはない。荷室はどうでもいい人間なので、先週乗ったS660のようなクルマでも、抵抗は全くないのだが、スバル乗りであり、かのレガシィの後継車に乗らないのはいかがなものかという物言いを自分で付けて、借りてみた次第である。

のっけからいえば、ズバリ欧州、特にドイツ向けのクルマだろうと思った。今回は首都高の西から東まですべて乗ったし、都心部での走行もできたのだが、まずはかく思ったのだ。

和製メルセデスであり、アウディであるとも思った。よって、古典的な発想を恐れずにいえば、この手のワゴンでブンブン乗りたい向きの方々には最適だが、レヴォーグの本領は別のところにあると思う。
たしかに、ターボの加速は刺激的だし、レガシィGT-BのE-tune的な走りもできるやもしれぬ。
私でも狭い路地では少し大きすぎるとは思ったが、それはさておき。
とりわけ、STIバージョンがおそらく今のところは最適なのだろう。
よくできたスポーツワゴンと評していいだろう。

また、当然のことながらフルタイム四駆だけあり、アウディの吸い付くような動きにも似ていた。安定感が抜群であったが、この点はどうしても似てくるのだろうか。
ウィンカーも欧州車のように軽く触れただけで点灯するという点はアウトバーンを走るドイツ車のようであった。

レヴォーグにはノーマルモードとスポーツモードという二つのモードがある。
通常のノーマルモードにするとメルセデスのワゴンのようにしなやかで疲れしらずの快適な乗り心地になり、逆にそれでいいと私は思った。
ちなみに、スポーツモードでもバリカタでは無い。
私は素のメルセデスのような、走っていても疲れずに快適に乗れる乗り心地を評価したい。
ただ、メルセデスのように、世田谷のような狭い裏路地もラクラクに曲がる、とはいかないと思うし(その点はメルセデスの強さ)、車体は相応に大きいので、ベンツのようにスッとフロントが入らない以上は(これは仕方ないと思う)、世田谷人民はメルセデスを支持するのであろう。

加えて、スバルには走りの四駆としてWRX系がある(出る)のだから、普段はコンフォート寄りにして和製メルセデスワゴンとして乗るのが良い、
といいながらも、スポーツモードに入れたままパドルを駆使した走行ばかりしていたので、説得力はまるでなく、そうなると私みたいな人間というのは、コンフォートさも好きだから、インプあたりを乗るということになる(あくまで私の場合)。

ところで、スバル車ゆえにどこよりも各種安全装置があるものの、情報量が私には多すぎることが気になった。かつてのスバルは情報量を制御することで、逆に疲れにくくしていたはずなのだが。
しかしながら、変に視界を良くしてドライバーに入ってくる情報量を増やすことで、却ってドライバーを疲弊させることを避けてきたスバルの思想はまだ生きていた。無論、決して、視界が悪いというわけでは無い。巨大なエアインテークが付いているクルマに乗る人間の意見なので、見切りについてはかなり甘めであると述べておく。
涙目インプのSTiの巨大エアインテークがあると、本当に左前が見えなくなる。参考までに。




中身については一点のみ。
デカいタブレットのようなセンターコンソール部を占拠しているインフォメーションパネル(?)は思ったほど目障りではなかったが、操作しにくい点もあるし、その辺りは改善できるにせよ、パネルにあらゆるものが集約されているので、故障したら怖いなと思う。どうして中央集権化するのだろう。







ともあれ、国産ワゴンとなると、目下、同クラスではライバルは不在だと思われるので、ドイツ製のワゴンはちょっとという方で、高級感もあり、流れをリードできるようなスポーツワゴンを欲しいという方にはおススメ。
残念ながら、マニュアルの設定がありませんが、そういう点でも、かつてのレガシィの偉大さを感じさせてくれる。国内市場のスポーツワゴンはいわばブルーオーシャンなので、欧州仕様でもいいからマニュアル設定があってもいいと思うのだが。
日本仕様はレギュラーガソリン指定なので、簡単には欧州製を持っては来れないとは思うが、日産だって、5ドアのプリメーラを英国から輸入していた。インチネジなのに(笑)
頑張って欲しい。

結局、辰巳第一、第二、駒形を征覇。下道は錦糸町から向島等の東東京から、善福寺、高井戸といった方面を征覇。城南地区も走ったので、数千キロのレヴォーグもこれで慣らしが終わったのかなと(笑)


























久し振りに夜の街に行ってみた。
タフなのが取り柄なので。
インタビューをしてみた。
「私はエナジードリンクを飲んでいるから大丈夫」という台詞を笑えるだろうか。その人は寒さに打ち震えていた。
逞しさもあるだろうが、高所から愚か者であると両断できるだろうか。
両断できるとすれば、それはサイードが批判したオリエンタリズムみたいなもので、夜の帳に生きるほかない人たちのことを、図らずも差別していると思う。差別すること自体は構わないと思うけれども(私は民主主義者ではないし)、お互いの立場を許容したいものである、と思う。

話は逸れたが、来週はハチマル・キューマルなクルマに乗る予定。今回とはまた異なる形ではあるが。
インプレッサは毒キノコの本体もそろそろリフレッシュする予定。スイフトはやはりリジカラを入れたいところだ。
それともう一台あればいいなというクルマがあり、これらと並行して動いているものの、結果はどうなってもいい。たかが、ワルめーらとして生まれてきた人生に過ぎない。存在は永遠なのだから。

そういえば、鰻ってどうなるんだ?(笑)
Posted at 2022/01/24 04:50:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日帰り旅
2021年10月09日 イイね!

焼きそばを求めてちょっくらあきたまで

焼きそばを求めてちょっくらあきたまでスイフトに最新式のレー探を設置したものの、こうなるとインプにも装着したくなるもの。ただ、追加で数万円払うのもなんなので、スイフトとインプとのレー探スワッププレイを執り行うことに決定。

インプに装着されているモデルがたしか四年落ち程度。差し込み口の形状が気になってはいたが(差し込み口の形状を現行機種に合わせるためにすでにアダプターを導入している)、ここ数年、形状変更はされていないらしく、モニターを交換するだけでOK!台座も共通なので両面テープをひっぺかすこともなかった。
互換性は正義ですわ。

その他、インプにはICウォータスプレーという装置があり、インタークーラーに水を噴射させるという面白い装備なのだけれども、タンクが空になったので、水を補給。
そんなあれこれをやっているうちにお腹が空いてしまった。



もう交換してもいいかな。モノは大切にと教わってきた人間なのでございまして。


三菱車の多い作業スペース(笑)


長年、ハイオクばかり入れてきたので、レギュラーガソリンノズルの赤を主張(笑)
蓋の外はまだノーマル(笑)

そこで頭をよぎったのが、みつびんさんが先般訪れたという素朴な雰囲気の焼きそば屋で、屋号を「あきた」という。秋田県ではないけれど、茨城県にあるという。
グーグルで所用時間をざっくり調べたところ、一時間ちょっと。
なら、行くか(笑)




着いた(笑)

懐かしい感じがするものの、焼きそばだけのメニューのお店って入ったことあったかな。たしか、千葉の上総の久留里線の駅前に一軒あったような気がするが、
メニューがシンプル。普通盛りと大盛りのみ。玉子付きは+50円となる。
にんにくの風味が口に伝わる独特の味で、これはアリだな。













水門近くというロケーションもいい。江戸時代に鬼怒川と小貝川とが分離され、さらにそのあとに新たに水門を設けたそうで、堤防の上を散策。
写真にはないけれど、筑波山も見えていた。茨城らしい風致ですな。














すっかり日が暮れるのが早くなり、多摩ニュータウンの駅前みたいなつくばみらい駅前を通ったりしながら、取手駅前へ。旧東急に入り損ねて、いったん利根川を渡って千葉県へ(笑)
天王台駅駅前でUターンして、またまた取手駅前へ。









昭和基準な駐車場(二階以下ならオッケー)






駅前名物であった(?)東急はもうとっくにないらしく、西友を中心とした複合施設に変わっていた。
だがしかしである。やはり昭和臭はぬぐえず、新しいショッピングモール名のフォントや色遣いもオールドファッションな雰囲気なのがいい。
取手は亡き祖父が勤務していたところで、もともとはいわきの人なのだけれども、そのために定年まで利根川を越えた我孫子に住んでいた。










ジオラマが展示されていて、昭和10年代の取手駅前を再現したものだという。
が、そこに母方の祖父の勤めていた会社が表記されており、よほど歴史の古いところなのだということがいまさらながらわかった。
昭和一桁世代でラバウル辺りまで従軍。馬関海峡で座礁し、生還できたというくらいのことしか知らず(それも震災前に不思議なことにふともらしたのであった)、戦後の仕事のこともよくはしらず、建築の設計をやっているということしかわからない。
父方の亡祖父も同様で、満州時代に謎の空白時代があるという(なんだよそれ・笑)。つまりは黙して語りえない歴史があったという解釈も成立しうるだろう。
平和ボケしている現在からは推量できまい。






上野駅の存在感がどんどん減っていくなあ。
例えば、茅ヶ崎駅で勝田駅行きの列車を見る日も近い?現状、千代田線乗り入れの各停が大手町その他都心まで直通運転しているだから、千代田線乗り入れ車輌の快速化を求めたらどうなんだろう。


ミスドは別の場所に移転した模様



国鉄、JRの駅ビルはきれいでまずまずの賑わい。スタバでしばし読書。
日本三大何とかに数え上げれる茨城だけれど、近頃は顔立ちの良い人が目立つ。茨城の隅っこにあるからだろうか。垢ぬけた人が多い。若しくは、関ヶ原の戦い以後、秋田に移った佐竹氏の子孫がごっそり戻ってきたとか(笑)
佐竹氏は関ヶ原の合戦後に転封されたとき、美人だけごっそり連れて行ったというフォークロアもある。秋田県の人ってホントにきれいだものな。
まあ、この辺りの話題は他愛もない俗論ということで。
秋田県女性美人説はかなりの普遍性があるとは思うけれど(私見)。



東名高速の秦野中井から御殿場辺りまで渋滞が発生していたようだ。
もしや、もう移動開始?昔からお伊勢参りなど、なにかにつけて移動する民だなと思う。私のような遊牧民(ノマド)は日常が移動であるから、民族大移動的な動きの機敏がよくわからないのであった。アッチラ王の大遠征を彷彿させるときもあり、少し不気味なような気もする。
Posted at 2021/10/09 08:43:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日帰り旅 | クルマ

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「玉川、江田、西方寺、大黒、本牧と経て、横浜南部市場で🍣食ってます。」
何シテル?   06/13 20:42
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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