• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ワルめーら@Terryのブログ一覧

2011年09月09日 イイね!

人間万事塞翁が馬と捉えましょうぞ ~愛着のあるテニスラケットから学んだ~

人間万事塞翁が馬と捉えましょうぞ ~愛着のあるテニスラケットから学んだ~人間万事塞翁が馬という中国の格言がある。
災いと思えるようなことでも思わぬ幸運に通ずることもあるし、逆もまたしかりということだ。まあ、幸福や災いなど人間の予想など付かないという喩えで、私は肯定的な意味で使用している。何が幸福であるかを、或いは何が災いであるかを決定するのは、現象そのものではなくて、自分自身の意思であると思うから。

テニス練習場にてショットを楽しんでいるときに、グリップ部先端にちょっとした違和感を感じた。そこで、急いでグリップ部を触ってみたりしたのだが、どうやらグリップ部が亀裂ないしは、折れてしまった様子。
明確にボキッと折れたわけではないけれども、触ってみるとグリップ部が左右に動くのでそう推測した。
推測したというのはグリップテープを巻いたままであったため、自宅に戻ってから検証しようと思ったのだ。

自宅に戻り、グリップテープを外してわかったのだが、グリップエンドが取れてしまったらしい。どのような力学によってそうなるのかはわからないけれども、まあ仕方ないかな。
覆水盆に返らずというし、この機会こそ人間万事塞翁が馬だとも思うのだ。
ラケット各部名称についても学習できたわけだし。

テニスラケット各部の名称について

実はラケットは二本持っているし、何ら支障はないのである。
ただ、今回グリップエンドが取れてしまったラケットは私が独学テニスを始めるときに購入したものであり、思い入れは大きい。
そしてグリップエンドが外れたということはそれだけ強力なインパクトでボールを返せるようになった証左なのかなとも思う。
だから、今は素直に「ありがとう」と言いたい。

むろん、ラケット再生の可能性もあるだろうが、新しいラケットを買い直したほうがいいように思える。ラケットというのは消耗品だから、これも仕方がない。
幸いにも我が街の近くにはテニスショップが揃っているので、自分のフィーリングに合うラケットを探すことにしよう。
そして、今一つ残っているラケットも大切に扱うようにしよう。
人間万事塞翁が馬である。
これからも、テニスを楽しみますよ!

(付記)
グリップエンドというよりは、バッドキャップが外れたという言い方が正しい気がします。
さて、今後はテニスネタについてはごくごく簡単に触れるだけに留めます。
とある場所で書くことになりました。
しかしながら私の執筆意欲はまったく衰えておりませんので、前言撤回ということは
私の場合、特にありがちです(爆)










Posted at 2011/09/09 22:47:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | スポーツ | スポーツ
2011年09月09日 イイね!

司馬遼太郎 関裕二 ~読者目線の文章が好印象~

司馬遼太郎 関裕二 ~読者目線の文章が好印象~久方ぶりに、司馬遼太郎氏の『街道をゆく』を読んでみました(11巻 肥前の諸街道)。数年前からこの『街道をゆく』シリーズを少しづつ集め出しており、早ければ今年中に全巻を揃えられると思います。

司馬さんの文章は何を書いても明るさに満ちあふれているような心持ちがして、非常に気持ちがよくなるのが特徴です。
そして、さすがは作家だけあり、構成が上手ですね。
『街道をゆく』シリーズに特徴的な構成ですが、紀行したときのあらましを述べるのみならず、紀行した土地に関連した歴史的事柄、あるいはもっと逸脱した事柄を余談として述べることでしょうか。
このあらましと余談を行き来しているのが非常に心地よいのです。
翻訳はしにくい作家だと思いますが、幸いにも我々は日本人です。
司馬さんの文章を読んでみることをお勧めします。
私も少なからず彼の文体に影響されています。
今回の11巻を読んでもその感想に変わりはなかったですね。
糸島半島や松浦、西彼杵、長崎等々、、
実際に現地に行って司馬さんが吸っていた空気は如何なるものかを味わいたいなという欲求が滔々と湧いてきます。


続いて今現在は、古代史について独創的でわかりやすい文章表現が好感触な書籍を続々と刊行している、関裕二氏の『「天皇家」誕生の謎 古代史から見た権力と天皇』を読んでいます。
古代史の大家のジムニー魂さんのブログが妙に印象に残っていて、ある日ブックオフに立ち寄ったらすぐに見つけたので購入したという次第です。

ジムニー魂さんのブログ

歴史学者ではない・・・でも、歴博の捏造は更にダメでしょう!
!

まだ途中までしか読んでいないため、内容を知っている方はここに書かないでくださいね(笑)
いま、どういう風に関さんの推理が展開されているのかをワクワクしながら読んでいる最中ですから。
ちょうど、東国の存在に焦点を当てる章まで読み進めました。

関さんは作家というよりは純粋に古代史が好きで書籍をいくつか刊行したという方だと思いますが、評価できるのがわかりやすさと、読者の推理欲をかき立てる構成のうまさですね。文章は適度に平易で、非常に読みやすいです。古語も現代語訳に構成し直してくれますし、古代史を楽しむとっかかりとしては関さんの著書がいいのかもしれません。ただし、通常の歴史観とはかなり異なった説を出しておられるので、学校で習った日本史の基本的な知識を有していたほうがいいですね。
大化の改新(乙巳の変)で、蘇我入鹿が暗殺された程度の知識でいいんです。

さて、上記書で序章で『竹取物語』をとりあげているのが構成の妙ですね。
物語文学には何らかの批評性が込められている場合が多いですが、誰もが内容を知っている『竹取物語』をとっかかりに、物語に隠された批評性を浮き彫りにし、古代史への旅へ誘うという構成は本当に上手ですね。

こうした読者にもやさしい文筆家がいることは本当に幸せなことです。
歴史の分野に限らず、興味のある分野でこうした自分なりにしっくりくる文筆家を見つけられれば非常に幸いでしょう。
書物は家のなかでも戸外でも読むことができます。
それでいて、全世界、否、全宇宙を経験することができる魔法のツールなのですから。
いい文筆家にガイドされて、全宇宙を体験してくださいね。

Posted at 2011/09/09 15:10:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | 書評 | 趣味

プロフィール

「辰巳第二で、匝瑳からお越しになった社長さんと二時間ばかり喋っていました。今日は風も心地よいし、こんな時間を過ごすのもいいなと思いながら、余韻に浸って身います😊」
何シテル?   06/21 18:13
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/9 >>

     1 2 3
4 5 6 78 910
11 12 13 14 15 1617
18 19 20 2122 23 24
25 26 27 2829 30 

リンク・クリップ

トライアルC25さんのスズキ スイフトスポーツ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/16 23:35:54
April 6th,2024 エンジンオイル交換(エレメント○) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/31 22:58:43
子連れ向きの海水浴場 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/23 09:42:28

愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI 涙目だけれど笑顔号 (スバル インプレッサ WRX STI)
36万キロエンジンオーバーホール歴無しの全国周遊マシン👍 黄色くラッピングされた給油口 ...
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2025年5月26日納車🌸 赤黒2トーンのファイナルエディションです。Dオプを付けま ...
スズキ スイフトスポーツ 鈴木の運動車 (スズキ スイフトスポーツ)
ノーマルのスイフトに加えて、二代目のスイフトスポーツを購入。 5速マニュアルのチャンピオ ...
その他 なんでしょ その他 なんでしょ
令和のクルマも手に入れたので、時計の針を戻して、今度は久し振りに昭和を偲ぼうかとも思って ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation