すっかりご無沙汰していました。
あの地震から、1カ月が経過しました。
現在でも引き続き大規模な余震が起こり、福島原発の問題は「レベル7」となって悪化する一方。テレビや新聞のメディアは信用できず、かと言ってTwitterなどでは様々な意見が飛び交い、何が本当で何が間違いなのか分からない、いやもしくはそれが否かどうかは自分で判断しなければならない…
政府の不手際、東電の不手際。しかしそんな細かい視点ではなく、もっと根本的な日本を救う打開策を追求すべきでは?と日々悶々とする、今日この頃です。
震災の影響は、現在の就職活動にも思いっきり出ています。
企業は選考を軒並み延期。延期ならまだいいのですが、会社自体の復旧や、また計画停電などの影響もあり、選考中止という状況もチラホラ耳にします。昨年の就職氷河期から、今年は若干持ち直しそう…そんな予測は、あの日以来吹き飛びました。特に自動車業界は。もっとも、実際に被災された就活生や、もしくは就職の内定を取り消されてしまうというような事態に比べれば、全然まだまだ恵まれてしますが。
ということで言い訳もしていられない、とにかく前へ。ということで励んでおります。そろそろちょくちょく最終選考まで進むところが出てきていますが、いやーここまで進んで落ちると凹み具合もより一層増しまして…苦笑 けど頑張るしかないです。予想よりもまだまだ長い闘いは続きます。
地震以来、報道をずっと見ていて、体調を崩しそうになった事もありまして、できるだけ問題を直視しないように日常生活を送っていました。被災地に直接何かできる事もなく、ただ募金を小銭の範囲で続けているだけ。もちろんガソリン不足叫ばれる中、趣味の領域での運転などもご法度です。
しかし、最近では「被災地以外では通常通り、もしくはそれ以上の日常消費生活」が、日本を復活させるべく大切な事…そういう考えも多く出てきています。自分はなかなかそういう気持ちにはなれなかったのですが、震災から1カ月。自分の大好きな「クルマ」という生きがいを、少しずつ楽しみ始めてもいいかな…そう思えるようになってきました。
というわけで長らく更新停止状態でしたが、今回再び始動宣言、というのも大げさですが、ぼちぼち試乗記の方を更新していこうと思っています。多忙ではありますので頻繁とはいきませんが、また以前のように明るく楽しく、クルマに接していく事で自分がまず元気を出そうと…
というわけで次回以降の試乗記予定をアップしておきたいと思います。上3台は震災前、最後の1台は震災後に乗りました。これからボチボチとまた、始めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まずは前回にも日記で少し触れた2台。
1台目はスバルのステラ。
震災の影響で話題にはなりませんでしたが、つい先日生産終了した、純スバル製最後の軽乗用車。そんなこだわりまくりな「ホンモノの」スバルの軽の最終型を試しました。そのこだわりがあるが故の、良さであったり、同時になくなる運命になる事を予感できるような部分も…そのあたり含めて、試乗記にて。
2台目はトヨタの新型ヴィッツ。
まっさらなド新車をお借りして、いつものコースで400km。1Lモデルと1.3Lアイドルストップ付モデルの比較なども。なぜかスッキリ素直に褒めてあげることができない、現在のトヨタの迷いがまさに露骨に表れてしまったモデルかもしれません。…雲行き怪しくなるところも含め、詳細は試乗記にて。
3台目、ここかたは新ネタ披露ですが、
お次に紹介するのは日産フェアレディZ34。
ひょんなきっかけで、久々にスポーツカーのレビュー。しかも1日あらゆるステージでフルコースたっぷり味わえるという幸運に巡り合う事ができました。冬の雨というコンディションは悪い中、貴婦人Zはどんな表情を自分に見せてくれたのか。そのあたりの楽しさを含めて、じっくり紹介したいと思います。
4台目、こちらもクルマ好きには注目度の高い、
新型スイフト。
以前にチョイ乗り試乗記をアップしましたが、その時に感じた仕上がりの良さをさらに確認するべく、今度はベースとなる15インチを履くXGをお借りして、徹底的に約1000kmのロングラン。スイフトの良さを隅から隅まで味わい尽くした結果、たどり着いた結論は…こちらも今後更新予定の試乗記にて。
以上、今後はこの4台の試乗記をお届け予定です。お楽しみにして頂ければ幸いです。
がんばろう、ニッポン!
Posted at 2011/04/13 00:01:23 | |
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