さてさて、ベスモ同窓会レポートの後編です。
尚、集合写真は、正岡局長のブログより拝借させて頂きました(礼
前回は、正岡局長とガンさんへのサプライズプレゼントのところで終了。
残念ながら、ここで鈴鹿へご予定があったガンさんはここまで。その前に、お食事後の時間を利用して、また色々と策略をし…
はい!我が愛用のレーシンググローブにサインを頂きました。(感涙
大変貴重なものである事は認識しつつ、これで飾っておくのももったいない。先ほどのガンさんのドライビング講座から学んだ事をしっかり自らで吸収できるよう、しっかり右手に刻み込む意味で、今後も使用させて頂きます。
思わず
「ありがとうございます、これで1秒速くなります!」
という自分に、ガンさん冷静に
「いや、たぶんそりゃ無理だな(笑)」
と。ごもっともw
でも、今後も精進致します。また是非お会いできます事を!
さて、午後はいよいよ自ら実践の走行会スタートです。
まずは走行前に、今回初サーキットの方も、そして自分含め初中山サーキットの方もいらっしゃったので、大井さんが事前に走行会のレクチャーと中山のポイント解説を。
マジメに、でも時にボケて笑いを取る大井さん。そうそうまさにこの感じ。これが長年ベスモを見てきた、ベスモ育ち20代としては憧れ続けてきた風景そのもの。
さて、ベスモ読者の方なら既にお馴染みのこの中山サーキット。実際に来てみて思ったのは、想像以上にツイスティでアップダウンがあった事。特にパドック前のホームストレートは相当な上り坂で、これにはビックリしました。つまりその分、下りもきつい。2コーナーと最終コーナーのブレーキングは、なかなかシビアで負担も大きい印象です。
さて、先ほどHawk Yamaさんの走り、そして大井さんの解説を頭にイメージしながら、まずは上級Aグループの皆さんに走りを観察。うーん、さすが皆さん上手い。とくにかーくんさんのスイフトスポーツの速さにびっくり!あとでクルマを拝見させて頂きましたが、さすが走りこまれているだけある!という仕上がりでした。改めて、ありがとうございます。
走行は2ヒート制。ちょっと時間短いかな…?と思いつつ、いやいやなんのその、たっぷり走れて、むしろクルマの前に身体がヘトヘト(汗) まず1ヒート目は、何故か突如タネテツGTさんの34スカイラインに乗る局長が目の前に!貴重な黒・後期・超綺麗な個体…もしもの事があってはならぬと、前半は思いっきりビビリモードで慎重に^^;
徐々に身体と感覚が慣れてきたところでペースアップ。徐々に前方のMDiさん、いぬいぬ改さんのビートコンビが見えてきたものの、コーナーがめちゃくちゃ速い!!2.0LVTECに任せっぱなしでなんとか前へ出させて頂きましたが、コーナーへろへろで遅くて申し訳ありません汗
たっぷり楽しんで、クーリングしながらピットへ戻り。うーむ、タイヤが…(汗)
しかしあまり見なかった事にして、2ヒート目に臨みます。
後半は少し前に位置からスタートすると…おっと、1週目から皆さんもう本気モード、また背後に迫るコーナー激速ビート…!これはいかん、とえむしぃ@34さんの覆面パトカー(笑)に譲って頂き、3104KさんのNSXのテールを必死に追いかける!!たまにテールなんかが流れつつ、後半はフェードでストロークが伸び伸びになりつつ(汗)ここでフィニッシュ。あー、無事壊れなくてよかったー。。笑
しかーし!特に負担の大きい左フロントはこのような状況(汗) ミシュランPS3、街乗り+ワインディング程度だと抜群にいいのですが、やはりハイパワーFFでサーキット…となると、少しショルダーが柔らか過ぎですね。けども、あえてタイプRではなくSiR的キャラクターを目指す自分のセットアップ的には、お気に入りである事は間違いありません。もっとも、もっとアンダー出しまくりなドライビングスタイルの修正、も急務ですが…(苦笑
こちらは左リア。リアも若干ショルダーやられているので、やはりちょっと柔らかいですね。でもキチンとリアも使えてるEP3のステアバランスは、結構好き。
さて、中山で試した我がEP3の感想ですが、やはりブレーキングからのRのキツいヘアピンでの頭の入り、旋回性が落ちてしまうABSのクセはここでも出てきました。特に後半ブレーキは厳しくなってくると、それが顕著。今回でほぼパッドは終了しましたので、距離数も考えて、次はブレーキパッド+ローター一式の交換が急務、と相成りました。導入は夏前の、ボーナス時期かな…(笑)
ギアは1コーナーで2速、そこから立ち上がって3速→4速へ入った瞬間フルブレーキで2コーナー。2コーナーは慣れてくるとラインを外側へできるだけ大きく取るようにすると車速が延びますね。ただ、登りながら旋回加速をしていくのは、FFだと難しい。
軽く左に切ってから、次の右3コーナー。ここは大井さんが注意していた通り、簡単そうに見えて結構怖い。慣れればもう少し頑張れそうでしたが、キッチリブレーキングして確実にCPを取るように心がけました。
そして奥の第1ヘアピン。ここも軽く左に切ってから右旋回となるので、手前のヨーが残っている状態でブレーキングをすると姿勢を乱しやすい。できるだけ奥にCPを取る事を念頭に、直線的に減速するよう心がけました。2速へシフトダウンして立ち上がり、次はS字。
ここは1つ目の左は思っていたより緩くて突っ込めそうですが、次の右の切り返しが結構きつい。1度3速で進入を試みたところ、2つ目でリアテールがスパン!と流れておっとっと…となったので、ここも確実にヘアピン立ち上がりから2速、3速ですぐにまた2速へ落として1つ目に入り、2つ目をクリアして3つ目の左、ドブ板(笑)を目印に立ち上がりながら3速へシフトアップすると、上手く自分のレベルに合わせてリズムを取れるようになりました。
そして一気に下って、最終コーナー。ブレーキングポイント地点がかなり路面が荒れており、本来は直線的に減速をバンと済ませ、スローインファーストアウトのようなラインを取るべき…なのでしょうが、目の前に迫りくる壁、蘇る平尾マーチのあの場面(汗) 立ち上がりも目いっぱい外側へ膨らむラインを取るべきところですが、いやー最終は難しい…
エンジンは相変わらず絶好調、不満なし。ギアもきっちり8500rpmまで回せば、1度もハイカムVTECゾーンを外す事なく、クロスレシオの効果を存分に実感できました。もっと乗りこなせるように、鍛錬です。
しかしまぁ、実況しながら、走行中の写真が、今回一切ございません(苦笑) あと、車載映像や撮影の方法も考えなきゃですね。周りの皆さんが、凄かった!
さて、楽しい走行会が無事終了し、お次は豪華な抽選会!毎度お宝が出てきますが、今回は遠征費だけで財布が寒い状況に…(汗) 今回はアテンザのダイギャストモデルと、大井さんから超貴重?非売品!?の、REVスピードならぬ「デブスピード」ステッカーをGET。
早速愛車に装着。自虐ネタが過ぎますかね?苦笑
いずれにしろ、減量はマスト。痩せねば…w
そんなこんなで、最初は皆さんでホームストレート上で記念撮影。えむしぃ@34さんの自家製ベスモナンバー、大活躍!正岡局長のブログより。
そして、大井さんと!(向かい風で、前髪が…おでこ全開^^;)
続いて、局長とも!(こちらも…あぁ、生え際が後退…汗)
そしてこちらは本日の講師陣。とりわけ、今回のまとめ役を指揮してくださった波田さんには、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました!また是非次回も、お話させてください!
夢のような時間はあっという間。
この後、毎度恒例(!?)のファミレス2次会トーク、その後途中で退席させて頂きいざ東京、しかし渋滞に巻き込まれ、車中仮眠含めて、翌朝9:30に都内へ戻ってきました。
購入から1年半。入手した時には走行4.3万kmの低走行個体が、いまや7.7万kmに(苦笑) 都内住み、電車通勤、クルマ所有の条件は厳しさを増すばかりですが、これからも収入をクルマに費やすバカ生活を、もう少し楽しみたいと思います。そして今年車検の我がEP3、実際悩んでいたりもしましたが、もう少しキチンと手を入れてあげて、頑張って所有続けよう!と今回の遠征で気持ちを新たにしました。
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合間の時間で、局長からご指名を頂き、僭越ながら少し話をさせて頂きましたが、物心ついた時からクルマ好きで、それこそ小学生に入る前からVHSのビデオを何度も見返してきて育ってきた自分。憧れ続けたドライビングの世界にやっと飛び込めた瞬間に、あのベスモが無くなった事は、大変にショックでした。
しかし時を経て、現在。あの時の現役のキャスターの方、それを同じように見ていた読者の方とこうしてつながりを持てる事は、まさに自分にとっては夢のような出来事なのです。それこそ、過去の自分に自慢してやりたいくらい。(笑)
と同時に、この感覚、この楽しさを、これから次に伝えていくためにはどうすれば良いのか。若い世代と言いつつ、自分ももう今年で26歳。ベスモはなくなってしまったけれども、でも、クルマへの熱い気持ちを持つ若者って、決して少なくないはずなんです。「若者のクルマ離れ」は事実ではあるかもしれないけども、それが全てじゃない。日本というこの狭い島国でクルマを所有する事が相当に高いハードルであるという事は、紛れもない事実ですが…
今、一サラリーマンとして日々働いていますが、ただただこの楽しみを享受する為だけでなく、これだけベスモに育てて頂いたのだから、それを次に継承していくような、そんな試みも自分に必要では…。そんな事を朧げながらに考えながら、帰宅の途についていました。
毎度ながらに思う事。前回も同じような感想だったかもしれませんが、
あぁ、クルマを好きになれて、本当によかった。
これだけ好きな物に巡り合えて、本当に幸せだ。
次は秋口?また機会ありましたら、皆様ぜひよろしくお願い致します。